グロービス経営大学院 セミナー
「スポーツ×Web3でお金のあり方を変える~琉球アスティーダの奇跡~」
(2022年11月21日/Zoomオンライン)
現在、張本智和選手、吉村真晴選手らのオリンピアンを擁する「琉球アスティーダ」は、初年度最下位からわずか3年で卓球のプロリーグ・Tリーグを制し、日本一を獲得。オーナーである早川氏は「スポーツにお金が集まらない」という常識を変え、スポーツ業界に新たなお金の循環をつくるべく起業を決意。2019年には、株式投資型クラウドファンディングで資金調達を実施。2021年には、琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社が、プロスポーツ運営会社として国内史上初のTOKYO PRO Market への上場を果たし、プロスポーツの世界に革命をもたらした。
昨年には欧州を中心とした海外の主要なプロスポーツチームに幅広く展開されている*クラブトークン「アスティーダトークン」の発行を開始。選手とファンの関係性を強めたスポーツ×Web3の新しい『応援=支援』のカタチを創出し、サステナブルなチーム運営を目指すなど挑戦は続いている。
「弱っている地域を助け、その地域に光を当てる」ことを志し、一貫してお金のあり方を変えてきた早川氏がスポーツ業界にどのような可能性を見出し、いかにしてスポーツにお金が循環する仕組みをつくってきたのか。これからのスポーツビジネスの展望や、実現していきたい世界について伺う。(肩書等は2022年11月21日開催当時のもの)
*クラブトークンとは・・・ ブロックチェーン技術を利用しプロスポーツチームへの応援の「しるし」や「証」の役割を果たす独自通貨。オンライン上でのファンサービス・クラブ応援ツールとして注目されており、欧州を中心とした海外ではFC バルセロナやユヴェントス FC など、主要なプロスポーツチームに既に幅広く展開されている。
00:00-オープニング~会社概要・早川氏の自己紹介
06:41-卓球のプロリーグ「T.League」、琉球アスティーダの紹介
08:26-早川氏が考える、プロスポーツの未来
10:28-トークンとは?スポーツ業界とトークンの親和性の高さは?
15:00-アスティーダトークンとNFTやWeb3を使ったビジネスモデル
20:00-グロービス・西との対談~スポーツビジネス×沖縄×卓球という儲かりにくい業界での戦略
22:35-スポンサー依存しがちなスポーツビジネスでの勝算とは
31:50-クラウドファンディングや上場など、スポーツビジネスに事業会社の経営手法を使い始めた経緯
38:36-スポーツとトークンの親和性とは?トークンを日本以外の地域でも拡げていくには
47:43-早川氏がグロービス経営大学院でMBAを学んだ理由
50:25-(質疑応答)アスティーダの収益に占める、トークンの割合は?
51:31-(質疑応答)マイナー競技がオリンピック以外でも注目され続けるためには?
54:14-(質疑応答)スポーツとWeb3を結びつけるためにやっていたことは?ベンチマークをしている会社は?
59:06--(質疑応答)新しいファンを獲得するときに、トークンがどのように貢献するのか?
01:02:05-(質疑応答)なぜ沖縄で始めたのか?
01:04:45-どのようにリーグのガバナンスを変えたいのか?
01:07:01-視聴者の皆さんへメッセージ