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限界突破のためには、自分を疑い「枠」から離れよう~石川善樹×栗城史多×為末大

投稿日:2017/05/29更新日:2019/04/09

G1サミット2017
第5部分科会E「挑戦するマインド ~限界を超える自分をつくる~」
(2017年3月19日開催/北海道ルスツリゾート)

変革者の道のりとは、果てしない挑戦の連続である。困難を超えて、自分自身の頂に挑み続ける人たちがいる。度重なる困難を超えて、なお山の頂を目指すレジリエンス(しなやかさ)は、どのように育まれるのか。身体性と挑戦するマインドのつくり方を考えるダイアローグ。(肩書きは2017年3月19日登壇当時のもの)

<動画冒頭をテキストでご紹介>
為末氏: こういうふわっとしたタイトルを振られるのはだいたい僕で、「挑戦するマインド ~限界を超える自分をつくる~」と、よく分からないテーマな気がするのですが、4年前に竹中先生がおっしゃったのが「風景を変えましょう」ということです。風景が変わるというのには、2つレイヤーがあると思うんですね。1つは実際の社会が変わるということ、もう1つはそれを見ている私の認識が変わるということだと思います。どちらかというと認識が変わってから風景が変わるのかもしれません。何の認識が変わると風景が変わるかというと、大多数の国民や人々の認識が変われば風景が変わったと言えるのではないかと。
スポーツの世界では認識のことを「マインドセット」という言葉で言って、かなり強いものだとされているんです。振り返ってみると野茂英雄さんがメジャーリーグに行く前と後では、メジャーリーガーの数が全然違うのですが、後の方が野球がうまくなったかどうかはあまり関係ないわけです。「誰かができたら私もできる」と思う、その力が大きかったのではと言われています。また、高校球児の生まれ月を見ると4・5・6月に集中しているんです。どういう理由かというと、小学生くらいの時に野球を始めて、4月生まれと3月生まれての子を比べると、4月生まれの子の体はやっぱり大きいんです。そうするとその子たちは「自分は野球がうまい」という認識を持つ。自分にレッテルを貼るわけです。(この続きは動画でご覧ください)

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