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企業と文化のつき合い方~大原美術館、石川文化振興財団、森美術館に学ぶ

投稿日:2017/02/20更新日:2019/04/09

G1経営者会議2016
第6部分科会D「企業と文化~企業が果たすべき文化への貢献~」

メディチ家がルネサンスの開花に大きな役割を果たしたように、近代以降、企業は文化の発展に寄与してきた。クラボウ中興の祖である大原孫三郎は、岡山県倉敷市に大原美術館を開館。国内外から観光客を集めるとともに、地域に根づいたコミュニティを育み、フィランソロピーの嚆矢となった。10年間で22倍の連結売上1000億円を達成したストライプインターナショナルの石川康晴氏は、石川文化振興財団を立ち上げ、岡山の芸術振興を目指す。豊かな地域文化を形成し、地域と共に生きていくために、企業が果たすべき役割を議論する。(肩書きは2016年11月3日登壇当時のもの)

<動画冒頭をテキストでご紹介>
森氏: 「企業と文化~企業が果たすべき文化への貢献~」というテーマで一時間、皆様とともに色々とディスカッションできればと思っています。私自身も今日は論客・石川さんと美術界の大御所・大原あかねさんとご一緒できるのを大変楽しみにしているわけですが、企業にとって文化活動とはどのようなものか、あるいはそれに対してどのように取り組んでこられたか、お話いただければと思います。
では、レディファーストであかねさんから。大原さんはご存じのように、クラボウ中興の祖、大原孫三郎さんの・・・四代?

大原氏: はい、孫三郎から数えて四代目です。

森氏: まだまだ深い話がありまして、どうぞよろしくお願いします。

大原氏: はじめまして、大原あかねでございます。まず、自己紹介をさせていただきますと、私は今、倉敷に住んでおり、大原家の十代目になります。江戸時代の300年前に大原の先祖が児島という瀬戸内の海の近くから倉敷の美観地区と言われる中心市街地に出てきて、それから十代目となっております。
先ほどご紹介いただきました孫三郎、彼がちょうど明治になって日本が新しく生まれ変わる時に、大原の七代目でした。孫三郎は起業家でもありました。父親の孝四郎が作ったクラボウの二代目の社長であり、今の中国銀行の初代の頭取をしたり、また、ちょうどインフラ整備の時でしたので、電車の駅やトンネルを作ったり、発電所を作ったりということをしました。(この続きは動画でご覧ください)

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