G1カレッジ2016
第4部分科会A「教育・ダイバーシティの抱える問題、克服するためのビジョンと戦略」
テクノロジーが指数関数的な変化を遂げ、世界のボーダーレス化が進む中、多様性こそがイノベーションを生み出す土壌となる。国籍や社会、様々なバックグラウンドを持つ仲間たちと出会い、世界に飛躍するリーダーを輩出するために、日本の教育が取り組むべき課題とは何か。ダイバーシティを実現するビジョンと戦略を議論する。(肩書きは2016年11月23日登壇当時のもの)
<動画冒頭をテキストでご紹介>
藤原氏: それでは「教育×ダイバーシティ」ということですが、結局ダイバーシティの問題って色々あるじゃないですか。男女・ジェンダー・障がい者との共生・国籍・人種・宗教観、等々あるんだけど、あまり関係ない話をしてもアレなんで、まず「男女」というところの話を高濱さんと最初にやっていきたいと思うんです。
僕、中学校の校長をやっていて、すべての先生が気付いてるんだけど、とにかく小学校・中学校までは絶対に女子の方が優秀ですよ。まず、コミュニケーション能力が3歳から5歳くらい上ですよね。
高濱氏: そうですね、あきらかにそうです。
藤原氏: で、今、高校の校長をやってるんだけど、高校では追い抜けてないです、男子が。放っておくとすべての部活の部長と委員長と生徒会長まで、女子になっちゃう。それはまずいんじゃないのということで、先生達が一生懸命、男の子達を立てている。大学に来てもそうなんじゃないかと思うんです。今、女子の方が優勢なんです。
僕、気付いたことがあって、今日来てこれ(G1カレッジのプログラム)を渡されて、バーっと見てたんですが、男子の写真、みんなはっきり言って気を抜いてる(会場笑)。考えてない、全然。(この続きは動画でご覧ください)