G1サミット2024 第6部分科会S
「スポーツ教育・部活動のあり方を考える〜部活動「地域移行」の実態と課題〜」朝日健太郎×五十嵐立青×伊原木隆太×漆紫穂子×為末大
(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)
教員の負担軽減を図るための部活動の地域移行が徐々に進みつつある。2022年12月にガイドラインが策定され、公立中学校の休日の部活動についても、2023年度からの3年間を改革推進期間として段階的に取り組み、可能な限り早期に実現することを目指すとされた。地域移行に死角はないか。学校部活動の現状と課題、あるべき姿を考える。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの)
00:00 オープニング
01:39 日本における部活動とは?(漆氏)
05:45 部活動の地域移行への状況(伊原木氏、五十嵐氏)
13:55 地域クラブには謝礼が発生するが、ここで経済格差とスポーツ経験が分かれてしまうことはないのか(五十嵐氏、伊原木氏、漆氏)
17:12 政府として、どのように考えているのか(朝日氏)
19:18 部活動は思い入れは強く、思想の激突が起きやすいのではないか(朝日氏)
20:33 漆氏の私立校としての取り組み(漆氏)
23:16 岡山・つくば市における具体的な事例と、部活思想への衝突について(伊原木氏、五十嵐氏)
29:23 企業勤めの人が、部活動指導者になる事例について(セイノー・田口氏)
30:44 今後、どのように整理していくべきか(朝日氏)
33:59 子どもたちがスポーツをする理想的な環境とは(朝日氏、五十嵐氏、伊原木氏、漆氏)
44:46 質疑応答①
-もっと国で大きな方向性を示していくべきではないか。
-部活動においては、都道府県の役割が非常に大きいのではないか。
-部活動の素晴らしさを理解しているのに、なぜ学校側が正式なカリキュラムとして採用しないのか。
51:03 質疑応答②
-学内でうまくやりくりできるのではないか。
-スポーツを通して日本人の心を伝えることが重要で、そのためにはエコシステムを作っていくことが重要ではないか。
-日本の学校は、部活動があるから意味を持っているというのが本質。教育の本質を再度考え直すべきではないか。