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民間人が主導する地方創生~岡山県と水戸市の事例から

投稿日:2016/06/27更新日:2019/04/09

G1サミット2016
第8部 分科会D「民間人が主導する地方創生イニシアティブ ~岡山県と水戸市の事例から~」

地方都市の空洞化問題が深刻化する一方で、活性化に向けた民間主動のイニシアティブが各地で生まれている。石川康晴氏は「中山間地域活性化プロジェクト」を提唱し、クールオカヤマフェスやオカヤマアワードを通じて、瀬戸内の地域振興を推進する。グロービス堀義人は「水戸どまんなか再生プロジェクト」を立ち上げ、民間主導による水戸市の中心市街地活性化を進める。民間主動のイニシアティブは地方創生の起爆剤となるのか。企業と自治体の協働による新たなまちづくりの形を、伊原木岡山県知事を交えて議論する(肩書きは2016年3月20日登壇当時のもの)。

<冒頭をテキストでご紹介>

上月氏: 民間人が主導する地方創生イニシアチブ、私も30年間、前の役所に入ってからずっとこれに取り組んできましたけども、なかなかできていない大きな課題だと思っています。ちなみに私は今の仕事の前は、茨城県で副知事をしておりましたので、まさに最前線で関わってきたつもりでございます。今日は堀さんが、セッションのパネラーとして初めて出られるということで、とてもモデレートできないかもしれませんが、アクセラレートするということで、頑張らせていただきたいと思います。早速ですね、石川さんのほうから、今どんなことをやってきたのかやろうとしているのか、そのあたり含めてご紹介と…

石川氏: この分科会ね、隣でロボットやってるんですよ、ロボットが他でやっててこれだけ満席って嬉しいですよね。ありがとうございます。僕はアパレルメーカーやってるんですけども、僕が今岡山でやってる地域貢献っていうのは、まず二つだけ紹介させてもらいたいなと。一つは、僕たちの言い方なんですけど、「一社一村運動」、ひとつの地域のある程度大きな会社が、かなり助成をもらってるような小さな村を応援していこうと。僕が応援しているのは新庄村という900人の村で、ここの農産品をマーケティングの力でブランドにしてあげよう、と。岡山県の中でレストランを経営している人たちを、A級グルメという概念で新庄村に連れて行って、屋台を並べさせるんですね。土日週末にイベントをやって、最大6000人くらい新庄村にお客さんが来てくれるようになったんですけど、「一社一村運動」の農業のブランド化を一生懸命やっていってますね。(この続きは動画でご覧ください)

  • 石川 康晴

    株式会社ストライプインターナショナル オーナー

    1970年12月15日岡山市生まれ。岡山大学経済学部卒。京都大学大学院在学中。
    公益財団法人 石川文化振興財団 理事長。内閣府男女共同参画推進連携会議議員。
    94年創業。95年、クロスカンパニーを設立。
    99年に「earth music&ecology」を立ち上げ、現在売上高はグループで1100億円を超える。
    グループ従業員は約4600名、店舗は国内外合わせて約1300店舗まで拡大。
    2011年9月には中国に進出。宮﨑あおいを起用したテレビCMでも注目を集める一方、女性支援制度の充実、地域貢献活動へも積極的に取り組む。
    2016年3月に、株式会社ストライプインターナショナルに社名を変更。
    2016年7月、企業家大賞受賞。

  • 伊原木 隆太

    岡山県知事

    1990年3月東京大学工学部精密機械工学科を卒業。 3年間のモニターカンパニー(外資系経営コンサルティング会社、本社ボストン)東京オフィス勤務を経て、1995年6月スタンフォード・ビジネススクール経営大学院を修了し、MBA(経営学修士)を取得。その後、1996年4月までル・コルドン・ブルー(パリ本校)にてフランス料理を修業。1998年5月、株式会社天満屋(岡山市)代表取締役社長に就任。2012年10月の岡山県知事選に初当選、現在3期目。 2022年に地元で開催されたマラソン大会で制限時間6時間のところ、5時間55分8秒でフルマラソンを初完走。
  • 堀 義人

    グロービス経営大学院 学長/グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー

    京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事を経て、1992年株式会社グロービス、1996年グロービス・キャピタル設立。2006年グロービス経営大学院を開学。2008年に「G1サミット」を創設。2011年には復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げる。2016年に茨城ロボッツ、2019年に茨城放送オーナー就任。2022年にLuckyFesを立ち上げ、現在総合プロデューサーを務める。2024年よりBARKSオーナー、世界最大のPR会社の米国エデルマン社 社外取締役。

モデレーター

  • 上月 良祐

    参議院議員 経済産業副大臣兼内閣府副大臣

    1987年東京大学法学部卒業。同年自治省入省。青森県庁、本省勤務を経た後、1992年から鹿児島県庁学事文書課長・高齢者対策課長・企画調整課長・財政課長を歴任。1998年内閣官房。中央省庁再編や政治主導・官邸主導のシステムづくりに関わる。2001年総務省自治政策課・地方債課課長補佐。2002年総理官邸内閣官房副長官秘書官。2005年茨城県総務部長。全国初の県住宅供給公社の破産による整理をはじめ徹底した行財政改革に取り組む。2010年同副知事。東日本大震災からの復旧・復興、全国初の外郭団体への市場からの資金調達等に取り組む。2013年参議院議員に茨城県選挙区から初当選。2017年8月、農林水産大臣政務官に就任(~2018年10月迄)。2019年2期目当選。現在は自民党副幹事長、自民党農産物輸出促進対策委員会委員長等を務める。中・高時代は柔道部、大学時代はアーチェリー部に所属し、ともに主将。モットーは「全てのことを全力で」。共著に『高齢社会と地方財政 (分権時代の地方財政運営講座)』(ぎょうせい)がある。

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