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オリンピックのその先、TOKYOをどんな魅力ある都市にすべきか

投稿日:2016/05/19更新日:2019/08/17

G1サミット2016
第4部分科会C「2020&Beyond 〜100年後のTOKYOをつくるイノベーション〜」

2020年に向けて東京のグランド・リ・デザインが急速に進められている。多様な価値観が融合し、異質な文化との出会いが生み出すクリエイティビティが都市競争力に直結する。デジタルアートを通じて都市に住む人々の関係性をデザインする猪子寿之氏、ニューヨークを拠点に活躍する建築家・森俊子氏、弁護士として風営法改正によるクラブ深夜営業の解禁に尽力した齋藤貴弘氏をパネリストに迎え、「NeXTOKYO Project」を主宰する梅澤高明氏と共に議論する(肩書きは2016年3月19日登壇当時のもの)。

<動画冒頭をテキストでご紹介>

梅澤氏: テーマが「2020&Beyond」ということで実は全体のテーマをそのままいただいたような形になってます。なかなかのプレッシャーの中ですが、楽しいメンバーが揃ってるので皆さんとフランクなディスカッションが出来ればなと思っています。前回の東京オリンピックがまさに今の東京と日本の骨格を色んな形で作ってきたわけですけど、次回の2020のオリンピックで我々は何を残すべきか、ということを考えると当然2020、2030、2040、さらにその先ということを見据えて、新しい東京の、何らかの意味でのインフラストラクチャーあるいはレガシーをちゃんと作っていかなければいけないと。そういう意味では、今までの物理的なインフラに大きな投資をするという話よりも、それ以外にどれだけイノベーティブなアイデアを新しい土地づくりの中に盛り込んでいけるか、ということが大事なテーマになってくると思います。これは東京だけの話ではなくて、世界の都市の課題を解決するモデルを示していくひとつのいいきっかけになるので、高齢化・健康増進、あるいは資源・環境問題のような当たり前のテーマに加えて、AIが発達してくる中で産業が飛躍的に変わってきて人の働き方も大きく変わってくると、こんなところも見据えてどういうイノベーションを我々は仕掛けていけるのかということが問われている、というふうに思います。他のセッションと違って、せっかく猪子さんのような方にも来ていただいてるので、それぞれのパネリストから少しだけ、ビジュアルイメージ等も含めて色んな投げかけを皆さんにしたあとで、議論に入りたいなと思います。(この続きは動画でご覧ください)

  • 猪子 寿之

    チームラボ株式会社 代表取締役社長

    77年、徳島市出身。01年東京大学工学部計数工学科卒業と同時にチームラボ創業。大学では確率・統計モデルを、大学院では自然言語処理とアートを研究。ニュースポータル「iza」 (Web of the year 2006 新人賞など)、オモロ検索エンジン「sagool」、だらだら動画検索サイト「サグールテレビ」などのWebの他、アート活動として、08年フランス パリ ルーヴル宮 国立装飾美術館で開催された、日仏国交150周年記念パリ感性展で、映像インスタレーション「花と屍」を発表。同年、アジアデジタルアートアワードにて大橋陽山氏との「水墨空間『然』」が「アジアデジタルアート大賞」「福岡県知事賞」「文部科学大臣奨励賞」の3賞を受賞。同年、「第6回Webクリエーション・アウォード」にて、「Web人賞」を受賞。
  • 齋藤 貴弘

    ニューポート法律事務所 弁護士

  • 森 俊子

    Toshiko Mori Architect PLLC建築事務所 創立者CEO/ハーバード大学大学院 教授

    クーパーユニオン建築科卒業。ハーバード大学院名誉学位。
    1981年 Toshiko Mori Architect PLLC ニューヨーク市で設立、1995年にハーバード大学院デザインスクール教授就任、TENURE取得。2002年より2008年まで同建築学部の学部長。2009年にシンクタンクのVISIONARC創立。
    2013年PARACOUSTICA 音楽を僻地へ届ける目的の非営利団体共同設立。
    最近の作品にはブラウン大学環境リサーチセンター、ブラウン大学ワトソン国際政治公務学部、ニューヨーク大学マスタープラン、ブルックリン公共図書館マスタープラン、NOVARTIS生物医学研究所本社、ハドソンヤード地下鉄7番線駅、メイン州現代美術館、バッファロー植物園マスタープラン、セネガルの芸術村 THREADなど。
    著書に『MMATERIAL ULTRAMATERIAL(GEORGE BRAZILLER)、TOSHIKO MORI ARCHITECT』(MONCACELLI)、『CLOUDLINE』(Hatje Canz)。ベニス建築ビエンナーレ2012年と2014年出展、2015年サラソタ建築財団個展。受賞はアメリカ建築協会ニューヨーク支部 名誉メダル、ジョンヘイダック賞、建築アカデミー賞など。世界経済フォーラムダボス会議 GLOBAL FUTURE COUNCIL ON FUTURE OF CITIES 委員会メンバー。2016年度アメリカ芸術科学アカデミー会員に選出。
    www.tmarch.com www.gsd.harvard.edu www.visionarc.org

モデレーター

  • 梅澤 高明

    A.T.カーニー株式会社 日本法人会長/CIC Japan 会長

    KEARNEYの日米オフィスで25年間、戦略・イノベーション・都市開発関連のコンサルティングを実施。

    日本最大級のスタートアップ集積拠点CIC Tokyoを2020年開設。300社の入居企業とともに、ライフサイエンス、環境・エネルギーなど多様なテーマでイノベーションコミュニティを構築。
    2025年にはCIC Fukuokaを開設予定。

    内閣府「知的財産戦略本部」本部員、観光庁「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり検討委員会」座長などを務める。一社)ナイトタイムエコノミー推進協議会の理事として、観光と文化とまちづくりを繋ぐ活動に注力。

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