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新年度スタートから1カ月。新卒入社、育休・産休から職場復帰、次世代リーダー候補に抜擢、新しい職場でマネジメント――等々、ワーキング・ウーマンにとっても大きな転機の季節ですね。女性管理職比率約30%(2016年当時)のグロービスで活躍している3人の先輩女史が「貴女(あなた)」にエールを贈ります。(企画・構成:水野博泰=GLOBIS知見録「読む」編集長)

仕事に向き合い、早くキャリアを掴もう

[caption id="" align="alignnone" width="571"] グロービス経営大学院 経営研究科 副研究科長 村尾佳子[/caption]

新入女性社員の皆さんにアドバイスしたいことは、仕事の評価は実績がすべてであり、特に女性の場合、早いうちにしっかりした成果を上げなければならないということです。そのために、とにかくベストを尽くしてほしいということです。

仕事に対する向き合い方には、男女の違いはあまり関係ないと思います。自分の人生にとって仕事がとても大切な意味を持つのであれば、実績を上げることがすべてです。企業の一員ならば、その組織の中で必要とされる人材にならなければチャンスは与えられませんし、自分自身がやりたいことを実現することはできません。

女性にとって厳しいのは、女性は男性よりも早くキャリアを掴まなければならないということです。仕事と家庭の両立を望む生き方をしたい場合は、女性には結婚、特に出産で一定期間職場を離れざるを得ない時期がやってきます。それまでに実績を上げておかないと、職場復帰する時にキャリアの道が狭まってしまうかもしれません。極言すると、20代にどれだけ頑張ったかで女性のキャリアは決定づけられてしまうのです。

実際、私がそうでした。20年ほど前、大手旅行代理店の営業担当として支店に配属されました。なんと、女性が窓口業務ではなく、営業に配属されるのは初めてのことでした。「結婚したら辞めるんでしょ」とあからさまに言われ、顧客リストの引き継ぎもありませんでした。酷い女性差別ですが、当時はそれが現実でした。ですから、同期の男性社員が喫茶店で休憩している間にも、私は飛び込み営業を繰り返しました。2倍は働いたと思います。仕事の実績を上げることでしか、仕事人としての私に対する評価を変えることはできなかったからです。

今、私は、どんなにしんどい局面でも必ず乗り越え、何らかの結果を出していけるという自信だけは持っていますが、そのベースとなっているのは、20代の頃に得たものがすべてだと言って良いかもしれません。仕事と人生への向き合い方を考え抜きました。がむしゃらに頑張ったおかげで成果も上がり、大きな自信がつきました。同時に自分の限界を知ることができました。それがきっかけとなってマーケティングやマネジメントを学び始め、現在の職場であるグロービスとのご縁を得ることができました。

最初の1~3年がとても大切です。女性にとっては、その時期の頑張りによって先々のキャリアの大勢がほぼ決まってしまうからです。

本物の女性リーダーを目指してほしい

「女性の活躍」が日本社会の大きな目標に掲げられています。今はまだ過渡期と言ってよいでしょう。女性リーダーと呼ばれる方々の中には、真の実力を発揮されている人たちもいれば、正直言って「今の時代だから担がれた」という方々もいます。同時にそれは女性にとってチャンスが溢れている時代とも言えるため、貴女にはぜひ、新しい時代における本物のリーダーを目指していただきたいと思います。

ベストを尽くして成長し、本当にこれで良いのかと自問し、壁にぶつかって突破して、また研鑽する――。本物の実力は、そうした繰り返しから磨かれていきます。そのことには男女の違いは全くありません。女性だからといって手加減はしてもらえません。

女性がキャリアを積む上での社会的環境は確実に改善しつつある今、貴女には限りないチャンスが開かれています。そのチャンスをしっかりと掴むために、今この瞬間から全力で走り始めましょう。


  • グロービス女性リーダーによる「貴女へのエール」シリーズはこちら
  • リーダーを目指す女性たちが学ぶグロービス経営大学院のウェブサイトはこちら

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