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海猿・海上保安庁の能力の抜本的な拡充を!~100の行動65

投稿日:2016/05/04更新日:2019/04/09

<100の行動65>
海猿・海上保安庁の能力の抜本的な拡充を!

日本の海を守る海上保安庁の機能を強化するための4つの提言。

1. 海上保安庁の体制・予算・人員・装備の抜本的強化を!
2010年に発生した中国による尖閣諸島漁船衝突事件以来、私たちは海洋国家の現実を目の当たりにしている。しかしながら保有する約450隻の巡視船艇などは1970年代に配備されたものが多く、老朽化、速力不足が深刻な状態。予算を増強し、国境の最前線で日本の海を守る海上保安庁の人員・装備を抜本的に強化する必要がある

2. 海上保安庁による国際協力の拡充を!
海上保安庁と諸外国の沿岸警備隊との協力は重要。フィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナムなど、中国と領有権で共通の脅威を感じている東南アジアやミクロネシアに対して、海上保安庁の専門家を派遣し、知見を途上国に対して提供し続け、信頼関係を維持・構築していく必要がある

3. 海上保安庁「航空警備隊」の創設を!
東シナ海、南西諸島方面では中国船籍の漁船による航行が常態化している。広い海を効率的に警備するには、空からの監視能力を強化する必要がある。しかし現在、海上保安庁には約30機の航空機、約40機のヘリコプターしかない。航空機と航空機搭載船の拡充を進め、海上保安庁航空警備隊を創設すべき

4. 領海警備法・領海侵犯罪の制定を!
海上保安庁が不審船を取り締まる際、現状では「領海侵犯罪」がないため、「漁業法」や「入管難民法」などで対処している。非軍事の枠組みで海上保安庁が法律上、十分に権限を行使できる制度にするために、領海警備法を制定し、海上自衛隊とも連携して捜査権・警察権の執行権限を拡大する必要がある

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  • 堀 義人

    グロービス経営大学院 学長/グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー

    京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事を経て、1992年株式会社グロービス、1996年グロービス・キャピタル設立。2006年グロービス経営大学院を開学。2008年に「G1サミット」を創設。2011年には復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げる。2016年に茨城ロボッツ、2019年に茨城放送オーナー就任。2022年にLuckyFesを立ち上げ、現在総合プロデューサーを務める。2024年よりBARKSオーナー、世界最大のPR会社の米国エデルマン社 社外取締役。

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