世界を変えるデジタルマーケティング~収益貢献につながるコミュニケーション戦略とは~ Part2
デジタルマーケティングが企業活動にもたらす影響はどのようなものか。広報業務との連携、顧客との対話など、重要なポイントについてアドビ システムズ代表取締役社長の佐分利氏がグロービス経営大学院の川上慎市郎と語る(視聴時間25分14秒)。
スピーカー
佐分利 ユージン氏
アドビ システムズ 株式会社 代表取締役社長
川上 慎市郎
グロービス経営大学院 教員
【ポイント】
・日本企業がアメリカの企業に追いかない理由の一つに、アピールする傾向にないという文化的な要因もある。さらに、会社横断的なマーケティングの発想や、IT設備の横断的な完備がないと難しい
・どのような宣伝がどういった形で、どのオーディエンスに届くかをマーケティングして企画しなければならない。エンジニアとマーケティングの関係はさらに密になる
・80年代と比べてホワイトカラーが得ている情報は400倍。あまりにも情報量が多く、従来の手法では効果が低下する。今のワークスタイルにみあったアプローチが必須
・デジタルマーケティングがもたらすいちばん大きなインパクトは、「1 to many」の関係が維持できること
・広報は日本企業では社長室直轄が多いが、マーケティングチャネルの一つととらえるべき
・マーケティングを戦略的資産と考えている企業は、考えていない企業と比べ業績に明確な差が出る
(肩書きは2015年3月20日登壇当時のもの)