G1経営者会議2014
第5部 分科会B 「日本の資本市場とコーポレートガバナンス」
従来、海外の投資家から弱いと批判を受けることの多かった日本のコーポレートガバナンス。今年に入り、金融庁が策定した日本版スチュワードシップ・コードにより、機関投資家側にも株主としての責任があることが確認され、また2014年6月に成立した会社法改正法を受けて、日本版コーポレートガバナンス・コードの整備が進むなど、コーポレートガバナンスをめぐる動きが活発になっている。リスクマネーの供給を促進し、企業価値の向上を実現し、日本企業と資本市場が国際的な信用を高めるには、どのようなガバナンス体制を構築していくべきか。また今後、投資家と企業の役割は、どのように変わっていくのか。日本版スチュワードシップ・コードの受け入れをいち早く表明し、明確な実施方針を提示した第一生命の川島貴志常務、弁護士としてコーポレートガバナンスに造詣の深い塩崎彰久氏、経済同友会でコーポレートガバナンス強化の議論に加わってきたS&P日本代表の三宅伊智朗氏をパネリストに迎え、コラーキャピタルのパートナーで、GPIF運用委員会委員/アドバイザーを務める水野弘道氏と共に議論する。(肩書は2014年11月3日登壇当時のもの)
川島 貴志氏
第一生命保険株式会社 取締役常務執行役員
塩崎 彰久氏
長島・大野・常松法律事務所 パートナー・弁護士
三宅 伊智朗氏
スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社 代表取締役社長
水野 弘道氏(モデレーター)
コラーキャピタル パートナー 兼 アジア統括責任者
年金積立金管理運用独立法人(GPIF) 運用委員会委員同アドバイザー