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五十嵐敬喜氏 「当面の日本経済の展望〜企業の海外シフト、国内産業空洞化とその影響」(後編)

投稿日:2012/05/23更新日:2019/04/09

空前の円高に直面して、今まさに日本の経済界は為替の動向に注視せざるを得ない状況にある。三菱UFJリサーチ&コンサルティングでマクロ経済分析を統括してきた五十嵐氏は、円の為替を対ドルレートのみだけでなく、他の主要な通貨との総合的な比較、物価の変動も加味した指標で見ること、合わせて、震災の影響、借金漬けになった日本の財政や増税問題など多様な要素を踏まえて、企業活動を考える必要性を説く。経済ニュースの表面的な現象にとどまらず深い分析をもとに世界経済を把握する視座を五十嵐氏が提供する。後編では、「日本の財政問題」についての考察を掲載。(視聴時間:41分42秒。肩書は2012年3月23日登壇当時のもの)

スピーカー:五十嵐敬喜氏三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社執行役員調査本部長

みどころ:

・日本国債が現状売られない理由は、増税余地が大きいため(OECD34カ国で国民の税負担が最少)(10:04)

・税率アップでも財政赤字が減らない場合、日本国債暴落の可能性も(15:08)

・ハイパーインフレを回避する方法——GDPを増やす(21:10)

・現役人口減と国内市場の売上げ(内需)停滞が、GDPが増えない原因(27:00)

・日本企業はマーケティング不足、製品供給と現地ニーズにズレがある(33:30)

・「品質」は大事だが、作り手満足でスペックを付加しても売れない(39:29)

前編はこちら

中編はこちら

講演者

  • 五十嵐 敬喜

    三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 執行役員 調査本部長

    1976年 京都大学経済学部卒、三和銀行入行。 2年間支店業務を経験した後、調査部勤務。89年までの10年余、マクロ経済分析を担当。この間、81〜83年に経済企画庁に出向し、経済白書の作成に従事。 また86〜89年は、バンカーストラスト銀行(ニューヨーク)に客員エコノミストとして出向。米国経済の分析に携わる一方、日本経済の動向を紹介。 89年に帰国し、三和銀行の初代マーケットエコノミスト。2001年までの13年近く、行内外向けに経済、相場の分析・予測情報を提供。この間、94年〜2001年の6年半にわたりニューヨークに2度目の駐在(米国には通算9年間駐在)。 2002年6月からUFJ総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)調査部長。内外のマクロ経済の分析を統括。 2009年6月より同執行役員。2011年6月より同調査本部長。 日経新聞夕刊の「十字路」に定期寄稿。また、テレビ東京系の「ワールドビジネスサテライト」(平日23:00〜24:00)のレギュラーコメンテーターを務めている。その他、テレビ、新聞、経済雑誌への出演、寄稿なども多い。

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