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元サムスン電子常務 吉川良三氏 「今世界で何が起きているか〜何もしないと日本からものづくり産業が消えてなくなる?」(後編)

投稿日:2011/10/07更新日:2019/04/09

グローバル化、そしてデジタル化の大きな波によって産業構造と市場が大きく変わる中、日本のものづくり産業はいかにして世界市場で存在感を保つことができるのか。このまま何もしなければ、日本のものづくりは衰退しかねない、と吉川氏は警鐘を鳴らす。日本企業が“茹でガエル”となって沈没しないためにこれから何をすべきなのか。後編では、日本企業が今後対応すべき具体的課題を提示する(視聴時間:47分16秒。肩書は2011年2月登壇当時のもの)。

・日本を“茹でガエル”にした3つの傲慢
・日本は各産業でプレーヤーが多すぎる
・日本では「リーグ戦」をしているが、世界では「トーナメント」を勝たねばならない
・独禁法に縛られていると、世界で勝てない
・ものづくりの「もの」は、顧客にとっての付加価値を生み出すこと

・サムスンと松下幸之助の考え方は、驚くほどよく似ている
・グローバルの人材育成は、「現地・現材・現人」が鉄則
・デジタル時代、在庫は「悪」ではない
・日本には「頭才」が育っているだけで「人材」が育っていない
・グローバル化の時代、市場に拠点を置き、現地文化に合ったものをつくれ
・社会の変化に伴い起こること、その支配則にいち早く気づくこと
・製造業とサービス業の垣根をこえ、社会課題のニーズに対応すべき
・日本企業が持つ、レシピに書けない「秘伝のタレ」を生かせ

講演者

  • 吉川 良三

    元サムスン電子常務/東京大学大学院経済学研究科ものづくり経営研究センター特任研究員

    1940年生まれ。1964年日立製作所に入社後、ソフトウェア開発に従事。CAD/CAMに関する論文を多数発表し、日本能率協会専任講師を務めるなど日本のCAD/CAMの普及に貢献した。1989年に日本鋼管(現JFEホールディングス)エレクトロニクス本部開発部長として次世代CAD/CAMシステムを開発。1994年から韓国三星(サムスン)電子常務としてCAD/CAMを中心とした開発革新業務を推進。帰国後、2004年より東京大学大学院経済学研究科ものづくり経営研究センターにて日本のものづくりの方向性について研究。著書に『神風がわく韓国〜なるほど!日常・ビジネス文化の日韓比較』(白日社)、『サムスンの決定はなぜ世界一速いのか』(角川書店)がある。

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