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「3C分析」の正しい使い方と活用例

投稿日:2015/04/25更新日:2025/05/09

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ビジネス書などでよく目にする「3C分析」。3CはCustomer(市場・顧客)、Competitor(競合)、そしてCompany(自社)の頭文字で、経営戦略を考える際などに使われるフレームワークです。

ですがこの3C分析、使い方を間違えると穴だらけの分析になってしまうクセモノでもあります。本来どうやって使うべきなのか、家庭教師派遣会社で働く島根さんの例を見ながら考えてみましょう。

>>3C分析で読み解く -家庭教師派遣会社の営業リーダー・島根の悩み

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島根さんは、地方A県に拠点を置く家庭教師派遣会社で営業リーダーを務めています。ここ1年くらい営業成績が芳しくないため、思い切って教育熱心なD県に参入した方がいいんじゃないかと考えています。そこで、部長を説得するためにまずは3C分析をしてみました。

市場・顧客については有名私立高校が多いなどD県が教育熱心であることがわかるデータと市場規模予測、競合については強みと弱みの洗い出しとシェアのデータ、自社については業績と今後の見込み、今後のあるべき方向性をまとめました。一見十分にも見えるこの分析、実は穴だらけだったのです。その理由とは……?

>>3C分析で読み解く -家庭教師派遣会社の営業リーダー・島根の悩み

島根さんのような失敗は、3Cをちょっと勉強した方にありがちなのだとか。3Cを使うと一見美しい分析ができるがゆえに、使い方を間違えると危険だということを肝に銘じておいた方が良さそうですね。

  • 荒木 博行

    株式会社学びデザイン 代表取締役社長/株式会社フライヤー アドバイザー兼エバンジェリスト/株式会社ニューズピックス NewsPicksエバンジェリスト/武蔵野大学アントレプレナーシップ研究所 客員研究員/株式会社絵本ナビ 社外監査役

    慶應義塾大学法学部卒業、スイスIMD BOTコース修了
    グロービス経営大学院にてクリティカル・シンキングや経営戦略といった領域を教える。著書に『見るだけでわかる!ビジネス書図鑑』『ストーリーで学ぶ戦略思考入門』『新版MBA経営戦略』など。
    株式会社フライヤー社外アドバイザー。Voicyにて『荒木博行のbook cafe』というチャンネルを持ち、毎朝書籍の内容を紹介する。

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