グロービスのマネジメントチーム・メンバーが選ぶ2015年の1字。(書: 藤井亜希子)
2014年11月10日、世界第2位と第3位の経済大国である中国と日本は2年ぶりに首脳会談を行った。冷え切った日中関係を大きく前進させる出来事だった。2015年はまずはアジア・太平洋の協力の「輪」が広がり、世界の人々が平「和」と繁栄の1年になってほしいと願っている。
GLOBIS CHINAは日中の架け橋としてこれまで多くの日系企業のグローバル化のサポートをしてきた。中国におけるビジネスを推進するには、立ち上がって間もない自分たちだけのアセットではなく、別の専門性を持つ多くの異業種を含むパートナーとの協業を図ることが必要。コラボレーションの「輪」を大切にし、かつその「輪」のハブとなってパートナーにパワーを与えられるだけの専門性、独自性を高めたい。
PDCAの「輪」を回し、常に改善を図り、個々のメンバーの成長を続けることが、ハブになるための道だと考える。その道は決して平坦ではないだろう。しかし工夫と努力の両輪が、乗り越えることを支えてくれるだろう。そして、大きな成果という大輪の麗しい華を咲かせたい。