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「AI、どこまで何を知っていればいい?」疑問に答えるハンドブック――『ビジネススクールで教えている武器としてのAI×TECHスキル』

投稿日:2024/02/27更新日:2024/03/14

生成AIの出現によりほぼ全てのビジネスパーソンにとってAIやテクノロジーは関係のないもの、とは言えなくなった。これまではテクノロジーは専門の部署やエンジニアに任せておけば良かったかもしれないが、もはやそんな状況ではない。まさに全てのビジネスパーソンがAIを使いこなす時代がやってきたのだ。

ただ、実際に生成AIを使ったことがある方はどの程度だろうか。いや、「毎日」活用しているという方はどの程度だろうか。

本書は生成AIから始まり、AIとテクノロジーに関してビジネスパーソンが押さえるべき点について幅広く網羅的な解説をしている。AIやテクノロジーに直接的に関わるテーマだけではない。クリティカル・シンキングに代表される思考力も、コミュニケーションのあり方も、チームマネジメントもAIの発展と共に進化をしている中、こういった点に関しても触れられている。

本書を読まれることでAI×TECHのスキルを身につけ、皆さんがより高い付加価値を出せるようになってほしい。

我々はテクノロジーについてどこまでを知るべきか

本書で特徴的なのは、どこまでがMustで、どこまでがNice to haveかのラインを明確に提示してくれるという点だろう。AIやテクノロジーは、追求すればどこまでも深みに行ける。我々は一体どこまでを知るべきなのだろうか。そして知らなくても良いのだろうか。その答えを導いてくれる。

構成は大きく3つに分かれる。Part1がベーシックスキル。Part2でアドバンストスキル。パート3がAI×TECHの領域における重要キーワードがピックアップされている。Part1とPart3を読むだけでもAI×TECHの時代に何を備えるべきかを掴むことができるだろう。AI×TECHで新しい社会価値を創出したいという方はぜひPart2を読み、自ら価値創造のアクションを取ってほしい。

少数精鋭の時代が来る

本書は「生成AIを使いこなす人とそうでない人の二極化が進む」と警笛を鳴らす。これまで資料作成や分析作業、ブレインストーミングなどの時間をかけていた仕事が、1/10の時間で終わる時代がやってきている。企業や個人の中に蓄積されてきたノウハウやデータをAIが吸収するのだ。

テクノロジーを活用できる人材ほどそういったものに頼り、少数で結果を出すことができてしまう。生成AIに簡単な意思決定は任せ、より高度な意思決定をリードする。テクノロジー知識を活用してエンジニアやデータサイエンティストとより高度な課題解決をチームにて行っていく。その方法論についても本書では触れられている。

これから先は皆が同じスキルを持つべき時代ではない。汎用的なスキルはAIに取って変わられ、その人個人が持つ個性が大きな価値を持つ時代になる。
我々はまさに新しい時代の転換点にいる。皆さんはその準備ができているだろうか。

  • 末永 昌也

    株式会社グロービス CTO

    東京工業大学 工学部卒、東京工業大学大学院 情報理工学研究科修了。グロービス経営大学院 経営学修士課程(英語MBA Program) 修了。
    Startup Weekend世界大会入賞を機にEdTechサービスを手がける株式会社LOUPE(現ARROWS)を共同創業。CTOとしてプロダクトの新規立ち上げ、技術リードを行う。グロービスに入社後はグロービス学び放題等の立ち上げに関わり、現在はグロービス・デジタル・プラットフォームにおける開発統括を行う。

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