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「社会貢献は儲からない」はもう古い。Social Goodで稼ぐ新しいビジネスのカタチ

投稿日:2025/09/03タイマーのアイコン 読了時間 58分15秒

日本の社会課題は、今まさに大きな変革期を迎えています。政府が掲げる「新しい資本主義」のグランドデザインに「インパクトスタートアップ」が定義され、社会課題の解決が成長戦略の柱として位置づけられました。
本セッションでは、この国家戦略の最前線にいる、リディラバ代表の安部敏樹氏、認定NPO法人Homedoor理事長の川口加奈氏、taliki代表の中村多伽氏、KIBOW社会投資ファンド代表の山中礼二氏を迎え、「社会課題をビジネス化する方法」の現状と未来を深掘りします。非営利(NPO)や営利(株式会社)、投資家といった多様な立場から、日本の社会課題がさらなる解決へ向け飛躍を遂げるための課題、戦略、そして必要な投資について熱く議論を交わします。

G1ベンチャー2025 第2部 分科会【対外コミュニケーション】
「社会課題をビジネス化する方法〜Social Goodは日本の強みとなるか〜」安部敏樹×川口加奈×中村多伽×山中礼二×出雲充
(2025年6月8日開催/グロービス経営大学院 東京校)

トランプ政権の再登場により、米国をはじめとする各国で社会的包摂や環境配慮の視座が後退しつつある今、ソーシャル分野は民間主導の価値創出がますます求められるようになった。グローバルで揺らぐ"Social Good"の軸に対し、日本発スタートアップはいかにして持続可能なモデルを築けるのか。最前線で挑戦する社会起業家たちとその可能性を探る。(肩書は登壇当時のもの)

※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。

00:00 G1ベンチャーと社会課題

社会課題をビジネスで解決するベンチャーの重要性を語る。

02:13 社会的事業の歴史と変遷

NPOと株式会社を基盤としたソーシャルビジネスの歴史的経緯を解説。

04:27 インパクトスタートアップと新しい資本主義

インパクトスタートアップが政府の新しい資本主義に定義された経緯を説明。

05:38 社会課題をビジネス化する自己認識

社会課題をビジネス化することに対する自己認識について語る。

06:53 「社会課題」という言葉の力

社会問題を「社会課題」とリフレーミングしたことで、多くの企業家が関心を持った経緯を解説。

09:40 川口氏が社会課題に取り組む理由

なぜホームレス問題に15年間も取り組み続けるのか、その動機と経験を語る。

12:00 ハブチャリ事業とハイブリッドモデル

事業収入と寄付で運営するユニークなハイブリッドモデルを説明。

16:00 投資家から見た社会課題トレンド

投資家である中村氏と山中氏が、インパクト投資のトレンドや重点領域を語る。

22:25 インパクト投資のリターン

インパクト投資における経済的リターンと社会的リターンの関係性について議論。

25:24 資本主義の仕組みと社会課題

既存の資本主義の枠組みで社会課題を解決するアプローチについて解説。

30:00 NPOの効率性とKPI

非営利セクターにおける活動の効率性を高めるためのKPI設定について議論。

36:20 起業家がNPOか株式会社を選ぶ基準

社会課題に取り組む若者が、NPOと株式会社どちらを選ぶべきか、その基準とメリット・デメリットを語る。

42:02 インパクト投資家の役割とガバナンス

投資家が、投資先の社会的インパクトとガバナンスをどのように管理しているかについて説明。

45:20 官民連携の現状と課題

官民連携の推進と、それに伴う寄付税制や地方自治体の課題について議論。

51:15 諦めないで続けることのメッセージ

登壇者たちが、社会課題解決に情熱を持って取り組むことの重要性を説く。

  • 安部 敏樹

    株式会社Ridilover 代表取締役/一般社団法人リディラバ 代表理事

    1987年生まれ。2009年、東京大学在学中に、社会問題をツアーにして発信・共有するプラットフォーム『リディラバ』を開始。2012年に一般社団法人、翌年に株式会社Ridiloverを設立。2012-2015年度東京大学教養学部にて、1・2年生向けに社会起業の授業を持つ。特技はマグロを素手で取ること。
    2017年、米誌「Forbes(フォーブス)」が選ぶアジアを代表するU-30に選出。
    2024年、世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダーズ」に社会起業家として選出。
    近著『みんながんばってるのになんで世の中「問題だらけ」なの?:知識ゼロからの社会課題入門』(NewsPicksパブリッシング)

  • 川口 加奈

    認定NPO法人Homedoor 理事長

    14歳でホームレス問題に出会い、19歳でHomedoorを設立。路上から脱出したいと思ったら、誰もが脱出できる「選択肢」がある社会を目指し、シェアサイクルHUBchari事業を開始。また、宿泊施設「アンドセンター」やカフェ「おかえりキッチン」の運営も行う。2023年には、新たにホテルを購入して宿泊施設「アンドベース」を開始。現在、年間1000名近くが新規で相談に訪れ、就労・生活支援を提供する。

    Googleインパクトチャレンジ グランプリ、内閣総理大臣賞等を受賞。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」出演。株式会社リブセンス社外取締役。

  • 中村 多伽

    株式会社taliki 代表取締役CEO/talikiファンド 代表パートナー

    1995年生まれ、京都大学卒。大学在学中に国際協力団体の代表としてカンボジアに2校の学校建設を行う。その後、ニューヨークのビジネススクールへ留学。現地報道局に勤務し、アシスタントプロデューサーとして2016年大統領選や国連総会の取材に携わる。様々な経験を通して「社会課題を解決するプレイヤーの支援」の必要性を感じ、帰国後に株式会社talikiを設立。300以上の社会起業家のインキュベーションや上場企業の事業開発・オープンイノベーション推進を行いながら、2020年には国内最年少の女性代表として社会課題解決VCを設立し投資活動にも従事。Forbes JAPAN2023「世界を変える30歳未満」選出。

  • 山中 礼二

    KIBOW社会投資ファンド 代表パートナー/グロービス経営大学院 教員

    キヤノン株式会社で新規事業の企画・戦略的提携に携わった後、2000年にグロービスに参加。 グロービス・キャピタル・パートナーズでサービス分野、メディア・コンテンツ分野、及びヘルスケア分野の投資を担当。

    その後、医療ベンチャーのヘルス・ソリューション(専務取締役COO)、エス・エム・エス(事業開発)を経て、グロービスに帰任。社会課題を解決に導くスタートアップに投資をするKIBOW社会投資ファンドを2015年に設立。

    認定NPO法人STORIA理事。

モデレーター

  • 出雲 充

    株式会社ユーグレナ 代表取締役社長

    駒場東邦中・高等学校、東京大学農学部卒業後、2002年東京三菱銀行入行。

    2005年株式会社ユーグレナを創業。世界初の微細藻ミドリムシ(学名:ユーグレナ)食用屋外大量培養に成功。

    世界経済フォーラム(ダボス会議)ヤンググローバルリーダー、第一回日本ベンチャー大賞「内閣総理大臣賞」、第五回日本SDGs大賞「内閣総理大臣賞」受賞。

    著書に『僕はミドリムシで世界を救うことに決めた。』(小学館新書)『サステナブルビジネス』(PHP研究所)

    経団連スタートアップ委員長、経済同友会スタートアップ推進総合委員長、内閣官房知的財産戦略本部員、文部科学省起業家教育推進大使、東京大学農学部運営諮問委員、ビル&メリンダ・ゲイツ財団SDGs Goalkeeper

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