G1ベンチャー2025 第3部 分科会【テクノロジー】
「B2B×AIの未来」伊藤嘉盛×奥西亮賀×本間拓也×稲田武夫
(2025年6月8日開催/グロービス経営大学院 東京校)
企業間取引に革新をもたらすAI活用。業務効率化、営業支援、データ解析から意思決定まで、B2Bビジネスのあらゆる領域でAIが果たす役割は急速に拡大している。B2B×AIが創出する新たな価値とスタートアップ経営者が注目すべきトレンドを議論し、未来のビジネスモデルの可能性を探る。(肩書は登壇当時のもの)
※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。
01:31 Ivry社のAI活用事例
電話応対をAIで自動化し、対話ログから顧客の感情やクレームを検知する。
03:51 対話型AIのハルシネーション対策
サービス初期からハルシネーション(AIの誤情報)を制御する技術を導入。
05:41 不動産テックのAI活用
土地解析と建物図面生成AI。「ルールアズコード」で建築法規を数式化する。
09:55 建築基準法実装の難しさとM&A
困難な法規制の実装を、技術を持つ会社のM&Aによって乗り越えた経緯を語る。
12:00 教育分野でのAI活用事例
AIチューターや動画での実技採点により、学習サイクルを高速化させる。
15:53 教育AIはBtoBtoCが本命
生徒の利用状況を先生が管理・活用することで、AIの教育効果を最大化する。
21:03 AI時代のプライシング戦略
従来のシート課金から、成果に基づく「アウトカムベース課金」への移行を議論。
26:55 SaaS企業が持つ競争優位性
既存の顧客基盤と深いドメイン知識が、AIネイティブ企業に対する強みとなる。
30:25 不動産業界の特殊なビジネスモデル
取引が少なくSaaSが馴染まない業界で、トランザクションでの収益化を目指す。
34:50 AI時代に求められるチームとは
ビジネスを深く理解する「スーパーなAIエンジニア」の採用が成功の鍵となる。
40:42 AI開発チームのユニークな採用戦略
未知の問題解決能力を持つ博士人材(理論物理学、数学等)を積極採用する。
45:22 【Q&A】SaaStrの学びと実践
海外の危機感を持ち帰り、即座にプロダクトロードマップを見直した具体策。
47:21 【Q&A】日本におけるバーティカルAIの優位性
独自の法律や教育カリキュラムへの深い理解が、海外勢への参入障壁となる。
56:23 【結論】AI時代のスタートアップの戦い方
既存アセットを活かしつつ、過去の負債を整理しAIに全振りする覚悟が必要。