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堀義人の海外出張報告2025~ドバイでWorld Governments Summitに初参加!

投稿日:2025/02/13

本日まで2泊4日のドバイ出張!目的は、World Governments Summitに登壇するため。この会議は2013年から開催され、世界の著名な起業家や政府要人が参加するサミットへと発展した。僕は、初参加だ。

行きのフライトで、新浪さん、慶應の伊藤塾長、自然電力の磯野さんやDBJの増田さんに遭遇。三木谷さんも来ているらしい。

WGSでは、バイラテラル(プライベートのミーティング)でギャラップの社長(写真)に会うなど活発に動き回った。

僕が、参加したセッションは、教育のラウンドテーブルだ。コーネル、フレッチャー、スペインのIESEや、オックスフォード、IMDなど世界屈指のビジネススクールのDean(学部長)や慶應大学の伊藤学長が出席していた。隣は、アリゾナ州立大学の学長(写真)の隣となった。

1時間15分の会議中に自己紹介を合わせて3回も発言できた。かなり過激な発言内容だったので、インパクトは最大級だったと思う。

(発言要旨)

  • 教育への投資も必要だけど、教育の現場での起業家精神がもっと重要だ。ちなみにグロービスは、創業以来一度も政府の資金を受けていないし、民間からの投資も受けていない。にもかかわらず日本最大のビジネススクールへと発展できた。起業家精神を発揮して、ユニークな発想でテクノロジーを駆使して経営をすれば、結果的に教育への投資無しで社会に良い貢献を与えられる。
  • 教育の認証はむしろ不要になる。認証制度は、教育機関を画一化する方向に向かわせ、イノベーションを阻害し、多様性がある豊かな教育機会を奪う。さらに、認証機関はテクノロジーの進化のスピードには追いついていけない。認証は、政府や機関が実施するよりも、ユーザーや社会が実質的に行っているのが良い。トヨタにしてもChatGPTにしても全てユーザーが「認証」して成長している。教育もユーザーに「認証」してもらうのが良い。

僕がドバイに来るのは、今回で5回目だ。初回が1996年。その当時から比べるとドバイの発展は凄まじい。会議後に世界一高いブルジュ・ハリファやドバイモールを視察した(写真)。

ホテルでミーティング中に音がしたので、外に出ると花火が上がっていた。ブルジュ・アル・アラブの横から打ち上がる花火が圧巻だった。

グロービスには中東拠点が無い。ゆくゆくは、ドバイかサウジかオマーンのどこかに中東の拠点を出すことを真剣に考えたい。

2025年2月13日
空港のラウンジにて
堀義人


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  • 堀 義人

    グロービス経営大学院 学長/グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー

    京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事を経て、1992年株式会社グロービス、1996年グロービス・キャピタル設立。2006年グロービス経営大学院を開学。2008年に「G1サミット」を創設。2011年には復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げる。2016年に茨城ロボッツ、2019年に茨城放送オーナー就任。2022年にLuckyFesを立ち上げ、現在総合プロデューサーを務める。2024年よりBARKSオーナー、世界最大のPR会社の米国エデルマン社 社外取締役。

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