社会起業家にオススメの書籍5選

グロービスで社会投資を行うKIBOWのメンバーが社会起業家にオススメの書籍を5冊を紹介します。

*社会投資とは:社会的リターンと経済的リターンの両立を目指す投資のこと。

社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門

推薦者:山中礼二

病児保育を行う認定NPO法人「フローレンス」を2004年に立ち上げた駒崎さんが、ソーシャルビジネスを「立ち上げ」「拡大し」「社会に広げる」までのプロセスをまとめています。この全てのプロセスを実体験した駒崎さんならではの実務的な一冊です。ソーシャルビジネスの教科書と言って良い本だと思います。

著者:駒崎弘樹 発行日:2015/12/16 価格:902円 発行元:PHP研究所

 

いつか、すべての子供たちに――「ティーチ・フォー・アメリカ」とそこで私が学んだこと

推薦者:山中礼二

アメリカの教育を改革するためのアイデアを考え、卒業論文にまとめた大学生が、非営利組織を立ち上げ、大変な苦難を乗り越えながら事業を軌道に乗せるまでのリアル・ストーリーです。

執筆者のウェンディ・コップ氏が設立したTeach for Americaは、現在アメリカの大学生の就職人気ランキングでトップ10に常時入るほどの団体となっています。世界中の社会起業家に勇気を与え続けている一冊です。

著者:ウェンディ・コップ 発行日:2009/4/7 価格:1760円 発行元:英治出版

 

社会学入門―人間と社会の未来

推薦者:高原康次

社会起業家が向き合う現代日本社会の位置づけを教えてくれます。 ウェーバー以降、社会の背骨となってきた近代合理主義の限界がいくつかの形で見えてきた中で、次の時代をどう作っていくか――この問題を考えるための補助線を与えてくれます。

コミュニティとして愛や創造性という前向きな不確実性と、経営管理や正義という再現性をどうバランスをとればよいのか、示唆深いです。

著者:見田宗介 発行日:2006/4/20 価格:902円 発行元:岩波書店

 

ゼロのちから――成功する非営利組織に学ぶビジネスの知恵11

推薦者:五十嵐剛志

「NPOは企業から学ぶべき」という発想が一般的かもしれませんが、本書はその逆。お金も人も経験もノウハウもない……そんなNPOだからこそのイノベーションがあるんだと気づかせてくれた一冊です。社会起業家に限らず、ベンチャー起業家にとっても学びや気づきが得られると思います。大企業の人にとっても目からうろこで、NPOから学べる11の知恵が紹介されています。 

著者:ナンシー・ルブリン 発行日:2011/3/8 価格:1980円 発行元:英治出版

 

世界を変える偉大なNPOの条件

推薦者:松井孝憲

ビジネスを通じて社会課題を解決しようとする時、収益を上げて成長する以上に、社会的なインパクトを実現することが社会起業家には必要になります。そんな、社会を変えるインパクトはなかなか単体の組織だけでは起こすことが難しいもの。途方も無く大きな社会課題に向けて、どうやってインパクトを実現し得るのか?

本書は、世界中で並外れたインパクトを実現した組織を丹念に研究し、そのエッセンスを凝縮した方法論です。一つの組織が、 どのように、市民や政府、そして社会全体を変え得るのか。「社会に良い事業をする」のではなく、「本気で社会を変える事業を成す」ことを目指す社会起業家に恰好の指南書となります。

著者:レスリー・R・クラッチフィールド、ヘザー・マクラウド・グラント 発行日:2012/7/13 価格:—— 発行元:ダイヤモンド社  *現在絶版のため古本でご購入ください

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