第10回G1サミット 初日-本気で国会改革を! 

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第10回G1サミットが2月9日から12日にかけて沖縄で開催されました。初回のG1サミットのクロージング・セッションで「10年は続ける」と宣言した本カンファレンスですが、規模も質もパワーアップし、約500名(ご家族を含む)の仲間が結集して、無事10回目を迎えることができました。

今回の目玉は3つです。1つ目は「G1がつくる日本の未来~100の行動2.0~」というテーマ。今回のG1サミットでは、4日間の期間を通して「100の行動」について徹底的に議論しました。最終セッションでは30のグループの代表から「100の行動2.0」を発表頂きました。多くのG1メンバーが「行動」をコミットしてくれました。ここから、新たな「100の行動2.0」を書き上げ、そしてどんどん日本を良くしていきたいと思います。 

2つ目は2つのフェスです。「G1 Sports Festival」では、おそろいのG1Tシャツを着て12のチームに分かれ、卓球、ビーチサッカー、ビーチバレー、アクアスロンの4つの競技で真剣勝負しました。「G1 Okinawa Festival」では、新進気鋭のPrecious Jさんのダンスパフォーマンスやディアマンテスさんの楽曲、そして園田青年会のエイサーで大いに盛り上がりました。

3つ目の目玉は「10周年」。10年連続でG1サミットにご参加いただいた皆さまには、「G1かりゆしナイト」で記念バッグを贈呈しました。「G1 Okinawa Festival」では、花火で10周年を祝いました。飲んで、歌って、踊って、とても楽しかったです!

そんな、最高に充実した4日間を写真で振り返ります。

<2月9日>

●沖縄の太陽が眩しいです。いよいよ明日から記念すべき第10回G1サミットが始まります。(^^)

●レセプションが22時から始まりました。G1はいつも体力勝負です。今晩は早く寝ないとね。まだ始まってもいないしね。(笑)

<2月10日>

G1サミットの朝は、ダボス会議より早い。朝7時からG1首長ネットワークの会合でした。そして、朝8時から朝食会。夜も遅いです。深夜までナイトセッションとアフターアワーがあります。「日本を良くする」という使命に則り、仲間を集めて、議論して、行動します。

●午前中は3つのオプショナルプログラムを開催しました。1つ目はOKINAWA FORUMです。テーマは「G1 OKINAWA FORUMが実現する100の行動~日本・アジアへ貢献するために~」。沖縄のリーダー達と大学生・高校生、県外からの参加者が議論しました。

●2つ目はConnected Industries Workshopです。残念ながら内容は非公開です。

●3つ目はNature Walkです。塩沼亮潤・大阿闍梨に指導いただき、講和の後、浜辺を歩きながらの内省を実践しました。

●いよいよ第10回G1サミットの開始です。僕がオープニングの挨拶をしました。

●第1部全体会は「G1がつくる日本の未来~100の行動2.0~」です。パネリストは経済産業大臣の世耕弘成氏、慶應義塾大学名誉教授の竹中平蔵氏、モデレーターは衆議院議員の小泉進次郎氏です。

●第2部全体会は「世界の中の日本~外交・金融・国際機関から見た課題と可能性~」です。パネリストは慶応義塾大学の神保謙氏、多数国間投資保証機関の本田桂子氏、GPIFの水野弘道氏、 モデレーターは僕がしました。

●特別セッション「ホンネの特別討論~国益を考えた国会運営とは~」です。急きょ進行を変更して、今回のG1にご参加の国会議員の方々全員がご登壇。国会改革に関して、与野党の枠を超えた熱い議論が交わされました!

●第3部分科会Aは「AbemaTVが切り開く動画配信の未来~テレビ業界の戦略は~」です。パネリストはBS-TBSの丹羽多聞アンドリウ氏、サイバーエージェントの藤田晋氏、モデレーターはC Channelの森川亮氏です。

●第3部分科会Bは「宇宙のフロンティア~民間の宇宙ビジネスシステムの構築と国際秩序~」です。ご登壇はALEの岡島礼奈氏、衆議院議員の平将明氏、産業革新機構の土田誠行氏、ispaceの袴田武史氏、モデレーターはForbes JAPANの高野真氏です。

●第3部分科会Cは「林業を通じた地方創生~ドイツに勝てる世界最強の林業を育てるには~」です。パネリストは衆議院議員の階猛氏、自伐型林業推進協会の中嶋健造氏、浜松市長の鈴木康友氏、モデレーターは衆議院議員の古川康氏です。

●第3部分科会Dは「コミュニケーションのアートとサイエンス」です。パネリストはKEN OKUYAMA DESIGNの奥山清行氏、衆議院議員の小泉進次郎氏、臨済宗 大本山妙心寺退蔵院の松山大耕氏、モデレーターは教育コミュニケーション協会の木暮太一氏です。

●第4部分科会Aは「観光立国2.0~世界が訪れたくなる日本にするために~」です。パネリストは森トラストの伊達美和子氏、別府市長の長野恭紘氏、沖縄ツーリストの東良和氏、参議院議員の堀井巌氏、モデレーターはアソビューの山野智久氏です。

●第4部分科会Bは「シェアリングエコノミーが変える社会~日本のとるべき戦略とは~」です。パネリストはガイアックスの上田祐司氏、メルカリの小泉文明氏、衆議院議員の鈴木隼人氏、モデレーターはヤフーの川邊健太郎氏です。

●第4部分科会Cは「日本の安全保障政策2.0~北朝鮮・中国と日米同盟のあり方を語る~」です。パネリストは笹川平和財団の小原凡司氏、参議院議員の風間直樹氏、同志社大学の村田晃嗣氏、モデレーターは在中華人民共和国日本国大使館の四方敬之氏です。

●第4部分科会Dは「フェイクニュースとメディアリテラシー」です。パネリストは、衆議院議員の鈴木馨祐氏、ジャーナリストの津田大介氏、法政大学の藤代裕之氏、ヤフーの宮澤弦氏、モデレーターは講談社の瀬尾傑氏です。

●G1かりゆしナイトが始まりました!冒頭に、10周年を記念して過去10回のG1サミット皆勤のメンバーが表彰されました!

●喜納昌吉さんとチャンプルーズの皆様によるミニライブ。大迫力の沖縄民謡と名曲「花」を演奏いただきました。

●ナイトセッションのテーマは「100の行動2.0」です。政治、経済、社会、文化など30のテーマに分かれ、日本を良くする「100の行動」を討議しました。

●最後はG1囲碁とG1サロンです。

 

初日に強く認識したのが、国会改革の必要性です。初日の全体会で、G1サミットにご参加頂いた全国会議員23名が登壇して、特別セッションを実施しました。現在総理の国会出席日数が100日を超えて、諸外国と比べても突出して多いです。財務・外務大臣はさらに多いです。英国では首相出席日数が30日前後、独仏は11-12日で、米国は大統領が議会に出席するのはたった1日です。

「ダボス会議でもG7全ての国のトップリーダーが集っていたのに、欠席したのは日本だけだ。日本は、総理大臣ばかりか大臣が1人も来られなかった。これで本気で外交をやる意思があるのか」と竹中平蔵さんは仰っていました。世耕経産大臣も参加できない状況をとても残念がっていました。

柴山さんが指摘されていましたが、憲法63条に国務大臣の議院出席の権利義務として、「答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない」と記載されています。だからと言って、100日以上、国会に朝9時から夕方5時まで出席が必要なのでしょうか?しかも出席しても答弁することがほとんど無いことも多いのが実情です。

大臣は日々やるべき意思決定や会議、外交などが多いのに、国会会期中に国会に縛られていては、日本国を良くするための行動がとれないです。つまり、国会に縛り付けても誰の得にもならないです。損するのは日本人で、損なわれるのは日本の国益です。

国民が声をあげて、メディアに発信してもらい、与野党の国会議員を動かして、この「誰のためにもならない」国会の悪習を解決して欲しい。そう強く思った初日でした。

2018年2月15日
自宅にてツイッターや写真をもとにコラムにまとめました
堀義人

京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事株式会社を経て、1992年株式会社グロービス設立。1996年グロービス・キャピタル、1999年 エイパックス・グロービス・パートナーズ(現グロービス・キャピタル・パートナーズ)設立。2006年4月、グロービス経営大学院を開学。学長に就任する。若手起業家が集うYEO(Young Entrepreneur's Organization 現EO)日本初代会長、YEOアジア初代代表、世界経済フォーラム(WEF)が選んだNew Asian Leaders日本代表、米国ハーバード大学経営大学院アルムナイ・ボード(卒業生理事)等を歴任。現在、経済同友会幹事等を務める。2008年に日本版ダボス会議である「G1サミット」を創設。2011年3月大震災後に、復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げ、翌年一般財団法人KIBOWを組成し、理事長を務める。2013年6月より公益財団法人日本棋院理事。いばらき大使、水戸大使。著書に、『創造と変革の志士たちへ』(PHP研究所)、『吾人(ごじん)の任務』 (東洋経済新報社)、『人生の座標軸』(講談社)等がある。

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