G1九州2017
第3部分科会「革新の情熱、伝える責任~文化の意義を再定義する~」
(2017年10月14日開催/ハウステンボス)
昨年、ユネスコの無形文化遺産にも登録された九州を代表する祭り「博多祇園山笠」は今、伝統を受け継ぐ若き変革者たちに主役の座が移ろうとしている。1100年以上の歴史を有する太宰府天満宮では、気鋭の芸術家の制作活動を支援し、地域の財産として収蔵する新たな取り組みが始まっている。大樋焼十一代による金沢での取り組みなど、本物の伝統や文化に裏打ちされた活動が、各地域で持続的に価値を生み出しつつある。経済的合理性が重視され、長きに渡り受け継がれてきた全国の多様な伝統や文化が存続の危機にある中、担い手たちの奮闘から文化の意義を再定義する。(肩書きは2017年10月14日登壇当時のもの)。
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