あすか会議2016
第1部全体会「次世代を担うリーダーを目指す君たちへ ~浜松発世界に飛躍するグローバルカンパニーを築いた“オサムイズム”とは~」
1978 年の社長就任時に3232 億円だった売上は30 年で3 兆円を超え、インド市場でシェアNo.1 を獲得し、自動車メーカー世界第10 位にランクイン。鈴木修会長の経営者としての40 年は、すなわち挑戦の軌跡であった。浜松の「中小企業」は、なぜGM やVW と比肩するグローバル企業となったのか。この地で生まれ、世界を席巻する小さな巨人・スズキのDNA とは何か。鈴木修会長がグロービス生に贈る不屈のリーダーシップ論。(肩書きは2016年7月2日登壇当時のもの)。
<動画冒頭をテキストでご紹介>
鈴木氏: 皆さん、浜松へようこそいらっしゃいました。もう、圧倒されましたよ。こんなことだったらお約束をしなければ良かったと思っております(会場笑)。
代表の方と、浜松市の市長さんと、三重県知事さんとおいでになられましたのは、実は、あのことが起きる前だったのです。そういうことでご迷惑をおかけしました。
まさか、法律に違反することをやっているとは知らなかった。そういう点で、知っている、知っていないにかかわらず、責任を負わなければならない。お詫びを申し上げると同時に、二度と起こさないような再発防止をやっておかなければいけない。
実は6月29日に株主総会がありまして、だいぶお叱りを受けるのではと思っていたのですが、激励が大変多くて、やってしまったことはしょうがないから、これから二度と起こさないように再発防止を考えてくれと、こういう激励がございました。それで喜んでおりました、内心ね。顔には出すわけにはいかない。そうしたら最後の質問をご指名申し上げた方が、30年くらい毎回ご出席いただいて最前列に座っていらっしゃる方でございました。(この続きは動画でご覧ください)