G1サミット2013
第8部全体会 国をつくる礎とは何か~世界で果たすべき役割と国家観~
国際社会において担うべき未来像を考える時、我々は自ずと、日本のアイデンティティと国のありようを自問する。何を国の礎とし、どのような国づくりを目指すのか。歴史や美徳、公を重んじる価値観――連綿と育んできた文化を、普遍的な価値に昇華し、世界に貢献していく国をつくるために、取るべき行動を議論する(文中敬称略。肩書きは2013年2月10日登壇当時のもの)。
櫻井よしこ 氏 ジャーナリスト
田口義隆 氏 セイノーホールディングス株式会社 代表取締役社長
原 丈人 氏 DEFTA PARTNERS グループ会長 アライアンス・フォーラム財団 代表理事
西村康稔 氏(モデレーター) 衆議院議員 内閣府副大臣
・日本はアジアの価値観にたち、アジアの立場から中国を抑えることを期待されている(櫻井)(9:00)
・日本人の統治の基本は高い倫理観にあった(櫻井)(11:00)
・国家は一家の主、自主独立で家族を守らなければならない(櫻井)
(26:00)
・環境整備、礼節を守る、全員参加、労使協調体制、自己責任は日本独特の価値(田口)(30:35)
・日本はインフラに投資し、途上国の発展に寄与している(西村)(46:00)
・国家としての発信力を戦略的に考えないと、ODAなどの支援も埋もれてしまう(櫻井)(51:30)
・価値観の違う人には、因数分解してメリットを説明する(田口)(57:20)
・TPPは経済の問題ではなく、西側諸国の中国の封じ込めの意味がある(原)(58:00)
・いま、日本は自主独立するチャンス(櫻井)(1:03:00)