アサヒビール名誉顧問中條高徳氏「次世代を担うリーダーに望むこと」~あすか会議2011レポート~
後数十年間、世界を支配してきた枠組みが、大きく変わろうとしている。技術革新や新興国の台頭がもたらす新たなパラダイムは、「創造と変革」の機会を生み出し、無限の可能性を我々に示している。変化の中に真理を見つめ、確かな価値観と行動原則を養い、自らの手で新たな時代をつくっていくために、我々は何をするべきだろうか。陸軍士官学校在学時に終戦を迎え、「アサヒスーパードライ」の仕掛人として、アサヒビール躍進を指揮した中條高徳氏が語る、次世代を担うリーダーへのメッセージ(視聴時間:1時間17分33秒)。
2011年7月3日於浜松
中條高徳 アサヒビール株式会社名誉顧問
堀義人 グロービス経営大学院学長
第1部講演(00:00:00~)
・地位で人を率いるな、あの人のためなら何でもすると思わせる人間力を磨け
・人が見てないところでこそ、きちんとするべき
・会社が傾いて初めて社員や取引先は社長の顔を見る。顔面蒼白なら皆去っていく
・森信三氏曰く、「苦難は神々が与えてくれる恩寵的試練だ」
・大挫折を体験していたから、こんな私でも指揮をとれた
・"ピンチをチャンスと置き換えることができる明るい資質"の無きものは指揮の座を去れ
・ベンチャーで苦労した人が働きやすい国をつくろう
・志無くは舵なき船、轡なき馬のごとし
第2部対談(00:43:40~)
・政治が弱くなるとき、国難が来る
・日本には恥の文化があり、法律なしでもおかしな方向には行かない
・大企業のトップは素質はある、しかし「開き直りの概念」がない
・アサヒビールは"開き直り"で復活した
第3部質疑応答(00:59:05~)
・自立するのに一番必要なことは
・魅力的だと思う歴史的人物とその理由は
・生まれた国に誇りを持って生きるためにはどうすればよいか
・中條さんの「吾人の任務」とは