ビッグデータ(Bigdata)
既存のパソコンやサーバーなどでは取り扱いきれないくらいの巨大なデータやそのストックを指す言葉。2010年代に入って広く知られるようになった。ビッグデータが注目されるようになった背景には、クラウド化の進展や、超並列データベース、データマイニング、分散ファイルシステムといった技術の進化や、大規模記憶装置の高度化に加え、データ収集に関わるセンサーなどのデバイスや技術の進化などがあるとされる。
こうしたビッグデータから、ビジネスに役に立つ傾向を見出し、それをアクション提言につなげる仕事がデータサイエンティストであり、ビッグデータを扱う業界では、彼らの採用・育成が成長のカギとされる。
データサイエンティストに必要な素養としては、統計学に代表される基本的な数学や、オペレーションズ・リサーチやマーケティングといったビジネスの専門分野が挙げられる。
▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約800語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。