将来リーダーを目指す人や、ミドル・マネジメントとして企業を支える立場の人は、常に自社の経営戦略を意識し、主体的に考えておきたいもの。その際に役立つ基本のフレームワーク(確認すべき項目を漏れなくチェックするためのツール)を3つご紹介します。
3C
KSF(Key Success Factor)を見つけて自社の戦略を立てるための最も一般的なフレームワーク。市場(customer)、競合(competitor)、自社(company)の3つの頭文字をとったもの。
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5つの力(5F)
業界の収益構造や、参入した場合に自社の強みを生かせるかどうかといった点を分析するもの。「競合他社」「新規参入」「買い手」「売り手」「代替品」の5つの力に分解して判断する。
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バリューチェーン
事業活動を機能ごとに分類し、どの部分で付加価値が生み出されているか、競合と比較してどの部分に強みや弱みがあるかを分析すること。それによって、自社の強みを活かした戦略を考えたり改善すべき点を見つける。