外国人労働者と共に歩む組織のあり方とは~小林史明×田口義隆×伊達美和子×山脇康嗣×藤沢久美
G1経営者会議2018 第3部分科会C「外国人材によるゲームチェンジ~日本企業をグローバル化する組織改革論~」 (2018年11月25日開催/グロービス経営大学院 東京校) 日本の外国人労働者政策が、変革期を迎えている。2018年6月に公表された「経済財政運営と改革の基本方針2018(骨太の方針)」では、必要な分野において、非高度外国人材の就労を目的とした在留資格の創設が明記され、政府は、日本社会では人口減少や労働力不足への対策として外国人の受入れを行うというスタンスに転換した。企業は、外国人材を単なる労働力としてとらえるのではなく、ともに未来を作っていく人材として迎え入れ、いかにして戦力となるべく組織作りをしていくのか、その課題と展望を議論する。(肩書きは2018年11月25日登壇当時のもの) 小林 史明 衆議院議員 田口 義隆 セイノーホールディングス株式会社 代表取締役社長 伊達 美和子 森トラスト株式会社 代表取締役社長 山脇 康嗣 さくら共同法律事務所パートナー弁護士 藤沢 久美 シンクタンク・ソフィアバンク 代表
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37人の振り返り
norinorichan
その他
地方自治体職員で,移民国家と称されるオーストラリアに留学生として2年半滞在し,公式とは言えないものの法務省告示で日本語教師の資格を有するという3つのバックグランドもあり,このセッションを興味深く拝聴いたしました。
1990年代初頭から,出入国管理政策上「単純労働者は入れない」という原則を貫く一方,産業界の要請を受けて,主に3K職場の労働力不足解消のための「定住者ビザ」の新設以降,技能実習生や留学生の資格外活動など,低賃金で雇える外国人の期限付きで受け入れることを裁量的に認めてきた所謂「サイドドア政策」を講じる一方,鈴木市長が極論したように,この間日本政府は,「いったん入国を認めた外国人をいかに日本社会にインクルーシブさせる」ための社会統合施策は全く行わず,これらの施策の実施については、外国人が集中し始めた(浜松市を含む)を中心とした一部の市町村が手探りで行ってきた状況といえるでしょう。
今回の特定技能制度創設により実質的に単純労働者を「フロントドア」から受け入れることになると思っていますが,鈴木市長が再三強調されたように,「社会統合政策」とりわけ日本語教育の普及は極めて重要なものだと思いますし,労働法に違反するような労働条件を技能実習生に強いることを抑制するということの重要性と重ねる形で,ドイツ証券 柳沢氏の「(『性別』以外の)雇用機会均等を担保する制度が現在ないまま、民間に任せると基準の後退につながる」旨の発言が,技能実習生を受け入れている一部企業等による労働法違反事例が後を絶たないことを側聞していたせいもあって,印象に残りました。
具体的施策は「地方自治体に丸投げ」という構図は変わらないようですし,財政状況や交通の便等の自治体間格差がある中で,「生活者としての外国人」(とりわけ技能実習生を中心に公共交通インフラすら十分に行き届いていない地方在住の外国人)について,いかに日本社会でスムースに受け入れる仕組みを整えることが今後の課題と認識していますので,社会統合政策の推進するため,「テクノベート」や「新たなビジネスモデル」の構築に貢献できればと思います。
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vegitaberu
人事・労務・法務
日本人の仕事が奪われていないか、という議論がありましたが、日本であるからには、やはり、「日本人」を守る必要があるのでしょうか?やや疑問を感じました。日本人も、外国人も、同じ条件、もちろん、税金などの義務負担の問題はあろうかと思いますが、そこをスタートに考えるのは、ないものかと感じました。対等な競争が、活力を生むとも思うのですが…。
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mac-cam
クリエイティブ
外国人を単なる労働力として捉えるのではなく、より良い社会を作っていくためのパートナーとして受け入れられる社会を作っていく必要を感じた。
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toshibon
営業
外国人労働者、長年の課題です。
やはり日本は島国であり、なかなか諸外国のようにはいかないと思います。
メディアでも外国人が事件を起こせば大々的に報じるので日本人特有の嫌悪感も出てしまう。
しかし、世界は共存共栄ではないが受け入れる⇒受け入れるという言葉が出る時点でだめかもしれませんが、少しづつ広げていると思います。
ただ、懸念は来日される海外の方が固まって住んでコミュニティを作ってしまうこと。
これでは、交流もできないし互いに疎遠になってしまう。
まだまだ課題は多いが少しづつ変えていけたらいいと思います。焦らずに。
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aya39
その他
多国籍化される際の気をつけるべきことが理解できました。
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monta
営業
あまり知りませんでしたが、日本はもう開国してたんですね。まだまだ鎖国の状態かと思っていました。労働市場の話しですが。
日本は社会統合にぜひ成功してほしいですね。
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kenyakobayashi
販売・サービス・事務
移民第一世代の教育の重要性に共感しました。やはり大人がしっかりと職に就ける環境でないと生活そのものが成り立たず、子供の教育にも影響がでますので。
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touto
営業
今年特別技能士を採用しました。とても優秀で勤労意欲も高いです。仕事に対する意識低下が見られる日本人よりはるかに良い戦力となりそうです。
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akio226
建設・土木 関連職
外国人を尊重しつつ、日本人の良いところも取り入れて総合的な効率化に繋げることが必要。
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tomo-ota
メーカー技術・研究・開発
今後に必要なことだとは思うが、それを自分の会社にどのように適用していくかが非常に重要だと考えた
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tadashiokamoto
専門職
大変わかりやすかったです
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kumazawan
メーカー技術・研究・開発
ダイバシティの取組の一端を知る事ができた
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suidoyu
販売・サービス・事務
外国の方が日本の中で独自のネットワークを作り〜といえ事実を受け止めたなかで、その上で負ではなく正としてパートナーシップを結んでいくことが重要だと思います
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yukiomakabe
販売・サービス・事務
現在私の住んで地域いるは難民申請をしている外国人が多くいます。そういった人の中には日本の習慣や生活ルールになじめず孤立したり経済的な理由で子供に教育を受けさせる事の出来ない人もいます。こういった外国人が地域住民との共生をする事のできる問題解決型のビジネスプランを10個作って下さい。
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aaa-0421
経営・経営企画
外国人労働者の雇用という点で言語や文化含め、様々な問題や課題があるのだと感じた。メンタルの面でも確かにもし我々が反対の立場で海外で労働すると考えたとき様々な不安や悩み、困ることがあると思います。そういった面を企業側も考えフォローできる体制を組む必要があると思った。LGBTに関しても、外国人労働者に関しても分からないから、その立場に立っていないから知らない。普通はこうという考え方は一掃していくべきだと思った。
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massapy
経営・経営企画
当社でも外国人社員なしでは事業継続が出来ないほど、外国人財に依存しており、しかしなかなか日本語の面など、彼らのキャリア支援が難しい中で、彼らが重要なアセットだと捉えると、受入れのみならず彼らをきっちりサポートする専門部門が必要だな、と感じました。
特に、浜松市の取組の外国人支援センターは参考になるな、と思い、研究してみようと思います。
今は技能実習制度も育成就労に変わり、特定技能制度も不明瞭さが多く、混とんとしていますが、今できる事に最善を尽くし、外国人財の活躍支援を会社の重要戦略に捉えて頑張っていこうと思いました。
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inu2024
経理・財務
外国人労働者との共生について深く考える切っ掛けになりました。長期的な視点で対応するのが良いと思うようになりました。
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masako_124
人事・労務・法務
レベルが高いお話でした
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yasunori-arai
建設・土木 関連職
労働力が足りないから外国人材の受入れという安易な考えはヨーロッパ等での失敗事例を見ても上手くいかないことを再認識した。
日本人は単一民族で認識されていない排他的な一面もあると思うが、一神教が多い欧州、中東などと比較して異質な文化を受け入れて統合する懐の深さはあると思う。このような観点から外国人材を労働力としてではなく、日本人として統合する施策を企業としても考えながら多様な価値観を有する人材の受入れが出来れば更なる発展が期待出来ると感じた。
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sagtaiken
営業
マクロ視点での広い意見(見解)を伺うことができました。これまで、自社への外国人雇用をあまり考えたことがない中、実際に本人たちはどのようなかんがえを持っているのか?しっかりと把握し、コミュニケーションが取れる環境が必要であると学びました。社内での議論においてもマクロ視点や制度のことだけでなく、本人目線で議論していきたいと思います。
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higashizawa
建設・土木 関連職
外国人が独自のコミュニケーションを作り、孤立してしまうことが、文化の対立を生み、不和を生じさせていルのだと感じた。浜松市の実例からダイバーシティに配慮したまちっくりをすれば、犯罪が少なくなるというのは、とても勉強になった。
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my12
マーケティング
多文化共生は今後日本社会において大きな課題となると考えているので、様々な知見を伺え、さらに視座高くアクションをとられていることに学んだ。
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ryo_0520
経営・経営企画
移民受け入れは計画的に行えば問題を減らすことができることがわかった。
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bintang
マーケティング
外国人との共生について考えさせられました。あらゆる人の人権は尊重されねばならないと思いました。
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shirai_kazuhiro
販売・サービス・事務
私は現在外国人労働者を雇う役職でも、経営者でもないが、いざその立場になった時に積極的に異文化経験者をチームへ入れ、革新的なシステムを作り上げようと思わされた。現段階では国がサポートできることは限られており、現場での問題、懸念される事を提起して現状を変えていかなければならない。
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ick-sato
人事・労務・法務
参考にさせていただきます。
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masarukanno
マーケティング
日本なではのダイバーシティになればいいと思います。選ばれる日本、選ばれ続ける日本でありたいと感じました。
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kkk007
その他
高い役職から外国人に来てもらって、組織を改革してからより多くの外国人労働者を雇い入れるのは効果が高そうだと思いました
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metona
その他
同質から革新は生まれないという言葉が印象に残った。
多様性を受け入れると課題も多いだろうが、それらに向き合い、成功体験を重ねていくことでチャンスも広がるのだと感じた。
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takeda_da
IT・WEB・エンジニア
情報が偏っていてフェイク情報的な要素がありまっした。フェイクニュースなどを見破る鍛錬になりそうです。
浜松では外国人より日本人の犯罪が多い
→日本人の絶対数が違う、外国人は全体の3%ちょっとなので日本人の犯罪数が多いのは当たり前
浜松市人口約 790,000人
外国人約25,000人
比較するのであれば、1万人当たりの犯罪数や凶悪犯罪数などでっ見るべき
浜松市が労働人口が不足していることが分かったが市という自治体で扱うには大きすぎるテーマ、県や国で実施対策すべきテーマとしてとらえたて今後行動する。
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hiro_shindo
メーカー技術・研究・開発
D&Iを進める理由は、「同質からは革新は生まれない」という考え。
D&Iが進んでしまえば、コンフリクトは生まれない。
ただし、進めるまでに壁がある。
アクション無くして前には進まない。
しかしアクションを取るためには、その意思(D&Iが重要であり、それを前に進めようという全体の意思)が大事だと感じた。
日本は人口減少社会に突入し、労働力人口が足らなくなる。こういった点を「機会」としてとらえるというのは、確かにそうだと感じた。
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pixy
販売・サービス・事務
最終的には国単位の考えがなくなるのが理想なのかなと思いました。
いろいろな民族、人種が差別なく働ける環境が望ましいです。
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sphsph
メーカー技術・研究・開発
まずは、現状を知るところから。スローガンも大切ですが現場がどうなっているのか何が問題なのかを知らないといけないと感じました。
異文化の価値、これを活かさないと社会が成長しない。その事例をいっぱい共有したい。
治安の話しとかも、日本人でも色々います。外国人同士のいざこざは難しいと感じます。が、これも世の中当たりまえ。普通のこと。そう考えると報道は結構しっかりしないといけない。
当事者及び周辺の方々とのコミュニケーションが一番大切。
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kuta_41
IT・WEB・エンジニア
大変参考になった動画であった。
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meguro2020
マーケティング
外国人を単なる労働力として捉えるのではなく、より良い社会を作っていくためのパートナーとして受け入れられる社会を作っていく必要を感じた。
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kfujimu_0630
マーケティング
企業も日本もダイバーシティなくして今後生き残っていくのは難しいと思う。先進国の中で日本がダントツで遅れており、世界的に見れば孤立している東洋の島国に見えてもおかしくない。島国であることは言い訳にならない。
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nama-0330
建設・土木 関連職
30数年前では考えてもいませんでしたが、今では外国人労働者に頼らずして建設現場は成り立たない現実を真摯に受け止め、外国人労働者が分け隔てなく働ける環境を提案していかなければならないと感じました。
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