浮き彫りになった、医療の課題と今後~菊池亮×熊谷俊人×宋美玄×古川俊治×麻生巖
G1サミット2022 第6部分科会T「ポストコロナのグランドデザイン-コロナ危機の経験から医療体制を考える-」 (2022年3月20日開催/沖縄万国津梁館) コロナ禍は日本が医療提供体制の「病巣」を放置してきた現実を浮き彫りにした。乱立する病院の統合再編は進まず、人口当たりの病床数が世界一多くても、1床当たりの医師や看護師が少ないため、有事の対応が脆弱となった。このため、昨年のコロナ禍では、医療ひっ迫により、搬送先が見つからず救急車が立ち往生する事態が相次いだ。医療界のガバナンス、医療資源の効率的・最適な活用、デジタル化など、これまで聖域だった課題にいかにしてメスをいれていけば、国民の命を守ることができるのか。コロナ危機で露呈した医療の課題の解決に向けた課題と展望を議論する。(肩書きは2022年3月20日登壇当時のもの) 菊池 亮 ファストドクター株式会社 代表取締役(医師) 熊谷 俊人 千葉県知事 宋 美玄 丸の内の森レディースクリニック 産婦人科医・医学博士 古川 俊治 参議院議員/慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)教授/医学部外科 教授(兼担)/弁護士 麻生 巖 株式会社麻生 代表取締役社長
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23人の振り返り
norinorichan
その他
医療法で都道府県知事が策定を義務付けられている「(地域医療構想を含む)保健医療計画」とDXについて、コメントさせていただきます。
地域医療構想では、都道府県域及びそれらの圏域(都道府県にもよるが、殆どはの都道府県の保健所単位)の両方で全体の病床数及びカテゴリー(急性期、回復期、慢性期、介護)別の病床数の上限が決められており、これを超えて新たな病床を作ろうとすると病院名を公表されるといったことがあるというのは古川先生がおっしゃるとおりで、これがためにコロナ感染対応の病床が増えない(厚労省が減らそうと躍起になっている急性期病床の増加だから)のではないでしょうか?
また、3年後の次期保健医療計画では感染症について新たに計画を立てることになることから、都道府県をはじめとする自治体に丸投げする項目が増える結果となることで厚労省の通知行政が増幅されることが危惧されるところです、さらに、呼吸器、循環器といった診療科別の病院再編や統合等が進むことによる、いわゆる「サイロ化」が進まないよう、患者の病状についてどこが悪いのかを的確に把握できる「プライマリー機能」を持つ病院は必要だと思いますし、合併症を併発している患者を救えなくなる可能性が高くなるなら、それは患者の都合を無視或いは軽視した単なる病院経営という医療供給側の論理にすぎないでしょう。
DXについては、今回はバックヤードとオンライン診療に関して主に言及されていましたが、母子手帳、お薬手帳、診察履歴などの紙で個別に記録されている健康に関する詳細履歴を健康保険証のデジタル化により管理し、個人情報の漏洩に留意しながら医療施設間で利活用ができれば、オンライン診療が円滑に進むのではないかと思いました。
[追記]
都道府県及び県内の地域(或いは圏域)で開催される地域医療構想会議は一般にも公開されており、医薬品業界、福祉業界などの方々に留まらず会議を傍聴することができますので、身近な場所で開催される会議に参加されてみてはいかがでしょうか。
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monta
営業
医療制度は制度疲労を起こしている感じがしますね。河野さんに首相になってほしかった。
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yurika0822
金融・不動産 関連職
医療の分野でもオンライン診療などDX が始まっているとのことで、どこでもDXは進めていかないといけない分野と感じた。また保険会社としても健康に対する指導を医師に求めるなど、確かに健康な人が増えたら給付金は減るので、会社と顧客双方に利益のある話だと感じた。
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kfujimu_0630
マーケティング
人口動態の変化、平均寿命の伸長、未知のウイルスの脅威等を見据えて、日本の医療体制はもっと改善できると思いました。そして実際に行動していらっしゃる方も多くいることが知れてよかったです。新たな気付きをありがとうございました。
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oka7712230
営業
医療体制も国県市レベルで、連携が取れる仕組みが構築されると、有事に対応がスムーズに行くと感じました。また、医療従事者が、多くなりすぎると、受ける側のメリットに追加し、黒字化の為の、不必要な、医療キャンペーンが、起きそうで、こちらも怖い。人口が、増える様な、政府政策にも、注目したい。
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takei
営業
興味本位で拝聴させて頂きましたが、難しい内容でした。
・総合病院ではなく専門化
・地域によって入院日数が違う
・予防が出来る医療(医者)
・生活習慣病予防で気をつけない方の改善の難しさ
等、ところどころ興味深く勉強になりました。
人生100年時代、医療費を増やさず病気を予防できるよう、出来ることを考えたいです。
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touto
営業
医療の合理化は中々進まない気がした。
本来の医療は国民の生命と健康を守ることが目的であるはず。となると病気になってもらった方が儲かる仕組みだと持続可能性と目的に矛盾が生じる。特に歯医者はワザと悪化さしてるんじゅないか?と思う事がある。
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nari-pon
メディカル 関連職
昔と比べれば日本の医療も良い方向へ変革していると思います。これからも新しい技術などを積極的に取り入れて、拝聴した先生方が考えているようなこれからの日本の医療体制に期待したいです。
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ma2022
営業
DXの前に、デジタル化を推進することで解決できる問題が山積しているように思うので、このコロナを契機にどんどん医療の変革が進んでいくことを期待したいと感じる内容のお話でした。
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sai-3448
人事・労務・法務
今回学んだことを参考にしたいと思います。
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sphsph
メーカー技術・研究・開発
進むべき道は、分かっているのではないかと思いました。
行動へ!
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sena17
その他
・病院が専門化
→循環器内科、外科、産婦人科など
・入院期間の短縮
・予防医療に注力
→健康無関心層にどう働きかけるか
・2040年には医師が過剰になる
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shusuke-yamada
その他
総合病院から専門別という形は医療において、連携することに広域で融通できる体制にする必要があります(現に動物園の動物で見られます)。
やはり、健康で生きていたいものです。
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yoshi_tanaka
メーカー技術・研究・開発
コロナの影響で、変わってきたこと、デジタル化は一つの方向性だと思われるが、どこまでどのように進むのかは制度の問題、行政側の問題等あるように思ます。処方せんがデジタルになり、アマゾンが薬を配達してくる日も近いのではないかと思います。
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ysumida
メディカル 関連職
医療経営には今月発刊された「戦略医療マネジメント」(中外医学社)がお勧めです!
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yokokubo70
営業
在宅で母を看取りました。
コロナで面会がままならないゆえにやむなくではありましたが、ケアマネ統括のもと、訪問介護、在宅医、訪問看護、訪問入浴、レンタルベット等、あらゆる支援を活用した結果、経済的には入院と比較して圧倒的に負担を抑制できました。
一方で長年加入を続けていた民間終身医療保険からの給付はありませんでした。
高齢者医療においては、専門分科より、総合的医療が効果的と考えます。
老化現象の最たる症状であるがんも全身へ転移していきます。
地域に、看取りまで並走いただける覚悟を持った在宅医と訪問看護師を多数配置できれば、医療費は抑制できると考えます。
ただし、介護を女性が担うことが多く、女性活躍の後退に懸念があります。
厚生労働省は医療、介護、労働をトータルでみて政策を遂行していただきたい。
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hayashi_desu
営業
ぶっちゃけトークもあり、よってもいい企画でした。
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gomamisozui
営業
患者さんのための医療連携が急務です
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takumi_1453
経営・経営企画
医療機関再編の考え方と医師の働き方改革が接続したテーマであると実感しました。医師の育成への公費投入方針を早めに転換する必要がありますね。
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fj86
営業
コロナ感染社会における医療システム社会の
現状を理解することでこれからの医療ICTテクノロジーの役割を考える機会になったfj86
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esraa_y0604
販売・サービス・事務
This course has helped me developing skills and characteristics, which are required and useful in future
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ot-take
メーカー技術・研究・開発
診療報酬の誘導だけでなく、統廃合や予備的な医療や院内効率化を上手く進める仕組みがないと医療費は増えるばかりだと思った。
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minato-shunichi
経理・財務
他の病院の実態を聞く事が出来、大変参考になりました。
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