社会的断絶を阻止し調和を生み出すための「ソーシャルインクルージョン」を議論する~有森裕子×杉山文野×高原豪久×藤沢久美
G1経営者会議2020 第8部全体会「ソーシャルインクルージョン~社会的断絶を阻止し社会的調和を生み出すために民間ができること~」 (2020年11月23日開催/グロービス経営大学院 東京校) ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)とは、「全ての人々を孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、健康で文化的な生活の実現につなげるよう、社会の構成員として包み支え合う」理念をさす。この理念の実現に向けては、社会的弱者の存在や、格差の問題を解決しなくてならず、社会的断絶を阻止し社会的調和を生み出していくことが、民間にも求められているのではないか。知的障害のある人たちに継続的にスポーツトレーニングをする機会をつくる「スペシャルオリンピックス日本」の活動を行う有森裕子氏、日本最大のLGBTプライドパレードである「東京レインボープライド」の活動を行う杉山文野氏、女性の地位向上などの社会課題の解決にグローバルに取り組まれているユニ・チャーム代表取締役社長高原豪久氏のG1・KIBOWソーシャルアワードの受賞者3名とともに「社会的断絶を阻止し社会的調和を生み出すために民間ができること」を討議する。(肩書きは2020年11月23日登壇当時のもの) 有森 裕子 株式会社アニモ/元女子マラソン選手 杉山 文野 特定非営利活動法人東京レインボープライド 共同代表理事/株式会社ニューキャンバス 代表取締役 高原 豪久 ユニ・チャーム株式会社 代表取締役 社長執行役員 藤沢 久美 シンクタンク・ソフィアバンク 代表
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52人の振り返り
akusan0123
営業
成田さんの話にイライラした人は、それが真理であるからではないのかな。個人的には貴重な話だと思いました。
分断なんて会社の中でも当てはまる話だし、そこに目を向けないといけないで理想語っていても仕方ないし、どこかで変えなきゃいけないってときは、覚悟を持つわけだし、保身が入れば絶対変わらないのは一緒。
ある意味、革命で血が流れるように会社だって覚悟を持てば去ることや排除することもあるわけだし、その生々しさに目をつぶっては何も変わらないんだろうと思います。
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ochanoco3131
人事・労務・法務
対話自体よりも、対話する相手(の種類)が小さなコミュニティの中で限定されているという自分をどう乗り越えるかが重要という言葉に、頭を殴られた思い。視野を広く、人をラベリングせず、多くの多種多様な出会いを得続けることが人生で如何に難しいことか。日々、与えられる機会を断ることも増えたが、まずはもらえる機会に重い腰を上げてでも参加してみることを心がけたい。
曖昧さの中にロマンを感じる、可能性を信じ続けることの重要性にも強く共感した。絶望する社会を乗り越え、血の流れない希望を如何に社会に実現するか。愛情を渇望し、理解を求めて得られないことに人は傷つくのだと思う。人は分かり合えないことを前提にして、どうやって強過ぎない結びつきを得て、共助して社会をつくっていくか。
また、少子化の中で児童虐待が増えているという日本社会のジレンマに寒気がした。養子縁組のハードルを下げることが今後求められると思う。
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tar
その他
お話を伺って、・対話.
・価値観が違う相手とも粘り強く対話をしていくこと。
が大事と感じた。
個人的には意見が合えば奇跡的なことで、嬉しいし、合わなければそれは普通なことで、何が相違を生むのかを興味深く探る事が粘り強さを生む(てか、楽しめるかも)と考えている。
分断を作り、そこを人殺しなどのブラックパワーで超えていくことには反対。動物らしいといえばそれまでだが、ブラックパワーは長続きしないし、結局軍事産業を盛り上げるだけで。ループ間があり、面白くない。
ここは、人間の進化を見せる意味でも、対話のみで解決を図りたいところ。
最近読んでいる「嫌われる勇気」という本が対話に関してどハマりなので、おすすめしたい。
参議院議員選挙の政見放送を聴いていると、分断をはかり自分の国は武力で守るという論理展開が多いが、前述のブラックパワーから始まるループにハマりそう。
人は基本的には幸せになり、楽しく生きていれば死にたくないとう共通点があると思うため、そこをお互いに少し我慢することで持続可能性がある、ホワイトパワーを産むと信じたい。
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yuta-fukui
人事・労務・法務
かなり意見の違う人たちが、建設的な議論をしていてとても素晴らしいと思いました。
もちろん、ファシリテーターが素晴らしいということはありますが、一人一人が他人に対して意見は違えどリスペクトをし合っているということが、このような素晴らしい議論の要因なのだと感じました。
自分の会社において、このようなリスペクトし合える関係性をどう作り出し、議論を実りあるものしていくのかということを一から考えたいなと感じました。
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vegitaberu
人事・労務・法務
自分自身の迷いに大きなヒントとなる、すごくいい気づきをいただき、ありがとうおございました。
日々、自分の中で、煮え切らない迷い、不幸感をいただいていましたが、それが、「ロマン」という言葉で、解消された気がしました。自分の根本は、ロマンを求めているんだなと気づいて、楽になりました。
また、データで、どう生きている、生きたと、結果で見るよりも、その人が、自分が、どういう「つもり」で生きていたか?が重要という点に、ものすごい共感を覚え、議論の中で、感情がこみ上げることもありました。
願わくば、U40 だけでなく、Over40にも、こういう波があればと思ってしまいます。微力でも、できると信じて、やってみるべきかな、それが、ロマンかなと感じました。
ありがとうございました。
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koji888
経営・経営企画
深淵なテーマであり、考えさせられました。その人がいるコミニュティや、価値観により、異なると思いますが、やはりサステナビリティの観点で、できることからやって行こうと思いました
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monta
営業
社会的な分断が起きるイシューが憲法改正ですか。確かに分断は起きそうな気はしますが。。。
あと、子供の貧困はとても悲しい。
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kosyakanasan
専門職
成田祐輔氏、もっとコメントプラスにも登場してほしいです。
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0380
メーカー技術・研究・開発
考え方の多様化に触れました。
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my_key
メーカー技術・研究・開発
組織の分断。業務の分断を考えるとき、組織の中の管理職といわれる人間の固有の思考や意思決定により、精神的な貧困と物質的な貧困を受けてしまい、各個人が会社で実現したかったことに距離ができてしまうとき。そこまで今の組織の中に何かを求めるのはあまり意味がないんだろう。という気がしてくる。ということを考えると、どう活用するか?というよりもどうやって自分らしく生きて行けるのか?という感じがする。
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sphsph
メーカー技術・研究・開発
生まれながら・・・
自分で選択できないのは、つらいですネ。
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tao_1
資材・購買・物流
日本の未来は明るくないと多くの若者が感じる中で、なぜ希望が見いだせないのか、それは犠牲を払ってまで今の状況を変えたいという強い意志を以て行動する人がいないから、また、出る杭を打つ日本社会では振り切った行動をすることが賞賛される雰囲気ではないからなのではと感じた。
成田さんの社会の大きな進化は排除される側が行き過ぎた分断を感じ、命の危険を冒してまで変えたいと思ったときに革命が起こる、という点はとても納得した。先日の2024年都知事選では第3勢力の台頭に期待した人も多く、注目度の高い選挙となったが、結局は現状維持の結果となったので、みんなの希望を担いで行動する人が現れ、より多くの人がもっと主体的に社会問題について議論するようになることで、血を流さず少しずついい方向に進んでいくのではと感じた。
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takusam
その他
どうも成功者が上から目線でものを言っているようで好きになれなかったです。。
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yo-alap
営業
Habit
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coyuki
その他
U-40世代の各界リーダーの議論はいろんな生き方、視座からの提言がありとても刺激的でした。業務や日常において、身近な人を大切に、ロマンを持って生活し、できる範囲で寄付をしようと思いました。
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yumaka
販売・サービス・事務
そもそも分断について、再配分でならすのか、いっそ加速させて歴史の転換点に倣って劇的にぶち壊すのか。分断する側、される側のレッテル。「こういう人達」だとアンチ認定して一括りにして分断するのか、個々と関わってみるのか。
どちらかと言うと自分は分断を悪だと思い、視座を上げてカテゴライズの範囲を広くして分断を見ないようにして来たと思う。それが正しいのかを考えさせられる機会だった。
正直職場においては分断を加速させて革命を起こすのはリスクが高いので、その選択はしないが、分断を100%悪にせず愚かなマジョリティが持つリスクについても考えていきたい。
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nishi0024
経営・経営企画
「この秋は 雨か風かは 知らねども 今日のつとめに 田草取るなり」
より主体的によりロマンティックに生きてゆきたいと思う。
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kusuti
人事・労務・法務
とても納得できる内容でした
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hideo0429
建設・土木 関連職
貴重なお話しありがとうございました。
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tokatiobihiro
マーケティング
難しい内容?複雑?
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takatsuki7548
営業
社会全体の大きな課題に向き合い発展に寄与することが人間の使命である事、そして事業領域を理論的に絞り、そこに徹底的に貢献することの必要性が理解できた。
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mikamij
IT・WEB・エンジニア
社会の分断・断絶を緩和・解消する方法として、革命・再配分機能の強化・個別の支援の3つの方法についての議論された。希望やロマンという観点からの個別の支援の重要性について理解が深まった。また、歴史的には分断が強化される結果でそれが革命として解消されるという話が興味深かった。
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sai-3448
人事・労務・法務
社会的分断・断絶の議論を聞くことができ、大変参考になりました。
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monkey_p2001
専門職
自社内でもやっとみたいです
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athoca01_tsuta
専門職
価値観が違う相手とも粘り強く対話をしていくことが大事と再認識した。
意見が合えば安心するのだが、合わなければ労力はかかるが、何が相違を生むのかを探る事が粘り強さを生むと思います。
ただ、分断を作り、負の力で超えることには猛反対。
これから先宇宙に出ることになる可能性を考えればいい方は変だが、自分の家の中でずっともめ事をしているのは馬鹿らしい。
楽しく生きられれば死ぬという点に無理には進まないので、お互いに少し我慢することでさらなる進化に進んでほしい。
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morisho711
IT・WEB・エンジニア
自分が携わっている仕事が社会課題にどのようにかかわっているのかを考えながら仕事をしたり、ニュースや物事を受け取る際に多面的な切り口で考えるようにする。
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taku_0318
コンサルタント
文壇は生まれてしまうものだと思うが、その中で前を向いて明るく楽しく幸せに生きていくにあたり、「浪漫」が重要なのだと思った。
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andy2024
メーカー技術・研究・開発
成田悠輔の妄想には頭がくらくらした(同調して笑う参加者も気持ち悪い)が、若新さんと安部さんが一応回収しているのが流石だと思った。
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watoson0323
IT・WEB・エンジニア
日本国内の社会的分断について、考える機会がほとんどない状況にいることに気づき自分の視野の狭さに愕然としました
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sbt84
その他
社会的分断・断絶の新ためて考える機会であった。
その上で、分断・断絶は今の社会、経済、政治において切り離せない状況であることを踏まえた企業体制が必要
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mk-tkezawa
営業
めちゃくちゃ深い議論で聞き入ってしまいました。皆さんそれぞれの切り口で切り込んで発言されており、思考の幅の広さに驚きました。
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h-koji
その他
対話の中で、特に曖昧なロマンチックさを持つと言う点に凄く惹かれた。評価、点数など管理する側にとって必要な事は数多くあると思うが、そうではない事にも重きをおきたいと感じる。継続して考えていきたい。
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morimotoa
営業
夫々の視点から出来る事は多く有り、諦めない事は一つ重要と感じる。
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naho-w22
営業
業務上、分断するコミュニティの間を行き来する機会が多く、今回の話は思い当たる節が多かった。分断の必要有無は置いておくとしても、異なるコミュニティを行き来して話を聞くことは国際交流と似ていて、学びが大きい。それぞれに見ている景色や見える箇所が異なるので、双方の話を聞いて見て、実は課題が単なるボタンのかけ違いのような単純なものであったことにも気づいたりする
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ojisann
販売・サービス・事務
お
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chita8746
営業
^ ^
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cozy_eikan
営業
ある意味で成田さんの話は本質を突いた話だと思う。人生の中で袖触れ合う人は沢山いても、死ぬ時点で心通い合った人ってどれほどいるのかと考えるとひょっとしたら1人か2人ではないか。
そもそも人は生まれた時からひとりで生まれてきて、ひとりで死んでゆくわけで、ネガティブな発言と思われるかもしれないが、最初から分断・断絶されている存在が人なのでは。
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t_miyamaru
マーケティング
人間の能力の限界が分断を生んでいるのではないかと思った。すべての人のことを理解することは、個人のリソースが無限大にない限り無理で、人間が合理的に情報処理するためには、ラベリングやバイアスという仕組みが働いてしまう。歴史を見ると、分断が新しい時代を作るという側面もあり、分断・断絶は人の宿命なのかもしれない。
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takumi_1453
経営・経営企画
格差や貧困をテーマにするなら成田さん、NPOの方、僧籍の方に加え政治家の方を呼ぶべきでした。ワカシンさん呼ぶから話がワイドショー化するし更に被せるようにして自身も饒舌に喋りまくったモデレーターが一番酷い。
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mirokun
その他
社会的分断を目の前にして既に飼いならされ、何も動かないであろう日本人。
その意識を子供の教育から見直し次の世代に繋げたいところだが、それも許されないのであろう。
自分を、自分の周りを大切にし思いやり、惜しみなく分け与え、自分なりの幸せを築いていく先に希望みたい。
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hiro0226
メーカー技術・研究・開発
支援を受けることを暴力と思う人もいるし、ラッキーと思う人もいる。結局自分と同じヒトなんていないよね。
自分の子供にはなんとかしたいなー。
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touto
営業
分断?
だから寄付?支援?
よくわからなかった。
聞こえの良い具体例に引っ張られすぎかと思う。
お金の仕組みがある以上格差はできる。
社会主義は歴史がダメだと証明した。
アメリカやイギリスは分断されているのか?
ただ意見が違うだけ。
今回のイシューは結局なんだったのかと思う。
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ryo_murakami
メーカー技術・研究・開発
エッセンスまで削ぎ落とした数値化は確かに不幸。ただし、曖昧、阿吽、東洋的思想というのは単一国家という井戸の中での話
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kfujimu_0630
マーケティング
めちゃくちゃ深い議論で聞き入ってしまいました。皆さんそれぞれの切り口で切り込んで発言されており、思考の幅の広さに驚いた次第です。引き続き注目していきたいテーマだと思いました。次回も楽しみにしています。
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t_tsuboi
メーカー技術・研究・開発
世の中、会社の複雑性がわかった。
活かし方としては、関係者への情報共有を行い、その中で意思決定をしていきたいと思った。
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tamu415819
メーカー技術・研究・開発
考えることの重要性を実感しました。
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uyuki
建設・土木 関連職
議論がかみ合わなくてつまらなかった。 茶々を入れる人もいて前向きな議論には思えなかった。
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t-suguro
資材・購買・物流
社会は分断ありきで、生きていかなければならないと感じた。無理に融和をしてもいずれ歪が出て分断は繰り返す。すべての人が謙虚で寛容であれば争いは起きないだろうが、これだけ情報化され効率化を求められる社会で、綺麗ごとは成り立たない。むしろ本当に人のためになるのなら、分断を恐れず信念を貫く覚悟が必要なのだと思う。
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kenichiro_2021
営業
非常に難しい問題でしたが、助けられる人が求めている人に施すことが大切で自分自身でもできる範囲でできることを実践していきたい。
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taro0705
販売・サービス・事務
成功している人だから言えること、
また、苦労や経験があるからこその発言だなと感じられた。
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tatsu-nakamura
営業
成田さんの〆が秀逸で参考になりました
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biri
営業
・対社内、対社外問わず、みえていないもの見なければならないものを自覚することが普段に業務で役立つと思いました。
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