今年から、次の通り、メディア・ポリシーが変更となった。
「ツイッターおよびブログへの掲載に関しましては、G1のオフレコ精神に則り、登壇者の発言内容に関しては、掲載不可としたいと思います。ただし、開催内容(G1、トマム、“日本版ダボス会議”など)や自らが感じたことは、OKとします。良識の範囲でのつぶやきでお願いします。なお、引き続きマスメディアへの掲載は、現時点ではご遠慮頂けたらと思っています」。
つまり、ツイッター中継が可能になったのだ。そこで次のとおり、会期中につぶやき続けた。
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<サミット1日目のつぶやき>前原さんも竹中さんも到着。三木谷さんを含むビジネス界の旗手も登場。高橋(はるみ)北海道知事の挨拶があり、いよいよ「サミット」が始まった。テーマは、「日はまた昇る〜僕らの世代にできること」、だ。
第1部は、前原誠司大臣のスピーチ。第2部は、竹中平蔵氏のスピーチ。そして、第3部は、世耕(弘成・参議院議員)さんのモデレートによる前原さん・竹中さんの本音対談で、休憩に入った。日本を変える方法論を議論した。
そして本日の午後後半は、「日本企業が世界で勝つためには」、というテーマで、第4部は、三木谷浩史氏によるスピーチ(今始まったばかり)、で、続いて第5部は、三木谷さんと夏野剛(元NTTドコモ執行役員)等によるパネルディスカッションである。
iPS細胞の京大・山中(伸弥)教授、自民党河野太郎氏、文科副大臣鈴木寛さんも来られた。他にも多数集まっている。皆同世代の親しい友達だ。明日早朝から、政治、科学技術、教育、スポーツなどのセッションを行う予定。今からシャワーを浴びて、明日に備える予定。議論を終えた部屋は、もう寝静まっていた。
<サミット2日目のつぶやき>サミット二日目の朝を迎えた。ダボス会議同様、サミットの朝は、早い。朝6時45分から教育に携わる参加者によるプライベートセッションが始まる。鈴木寛さんを始め、品川女子学院の漆(紫穂子)さん、(元・杉並区立和田中学校校長の)藤原和博氏などである。さあ、本日も大いに学び、議論しよう。
二日目の天候は、嵐だ。強風でタワーホテルが揺れているのが感じとれる。飛行機の欠便が相次いでいるらしい。本日来る予定の方が、トマムまで来られるかが心配だ。
本日朝8時からセッションが始まった。午前中3セッション(教育、世界発信、NPO,、企業再生、コンプライアンス、科学技術)。ランチの伝統文化(華道・茶道)、芸術・建築のセッションを挟み、午後3セッションだ。
午後の最初のセッションを今、行っている最中だ。「地方・地域」と「スポーツ」の分科会を実施中。スポーツは、陸上の為末大選手が参加。地方・地域のセッションには、内閣総理大臣補佐官の逢坂(誠二)さん等が登壇中。
外は吹雪だ。嵐のため、参加者の遅延が相次ぐ。スポーツのセッションで(柔道選手の)吉田秀彦さんが遅れながらも駆けつけ登場し、大いに盛り上がる。政治のセッションでは、松井孝治・内閣官房副長官と(衆議院議員の)浅尾慶一郎氏が、やっとトマム市内に入ったとの連絡あり。もうそろそろ会場に到着予定。待ち遠しい。
本日最後のセッションは、平田オリザ内閣官房参与プロデュースによる「ヤルタ会談」だ。G1サミットでは、次代のリーダーの学び・成長とともに、参加者が自らの役割で実施すべきことを認識し、行動に移すことを目的とする。「僕らに何ができるのか」が皆の主題になる。
お二人登場!!河野太郎氏とのパネルにジョイン。松井官房副長官、浅尾慶一郎代議士と政治のセッション。※筆者注:河野太郎氏が登壇中に呟いたものに返信し、つぶやいた。
逢坂さん>G1ご参加感謝です。
トマムでの会議、私の出番が終了。本当はもっと多くの方々と話をしたかったのですが、今日はニセコでどうしても外せない用務があり、後ろ髪を引かれるおもいで、猛吹雪のトマムをあとにします。※筆者注:地域セッションに参加された逢坂誠二補佐官のつぶやきへの返信。
ダボスの良さは、遠隔地にある場所でカジュアルな雰囲気で交流するところ。G1も同様。非常に興味深い企画なのだけど、素朴な疑問としては、何故にトマムで開催なのだろう。各界の猛烈に働くリーダーを集めるのだからもう少しアクセスの良い場所もあったのでは。※筆者注:ツイッターのフォロワーからの質問への返信。
ヤルタ会談後のトークはボクがモデレータで、パネリストは平田オリザ氏、世耕弘成議員、フライシュマン ヒラードの田中慎一社長。フロアからの質問は(同志社大学法学部教授の)村田晃嗣氏、(シンクタンク・ソフィアバンク代表の)田坂広志氏、浅尾慶一郎議員など。※筆者注:松井孝治氏のつぶやきをリツイート。
どういたしまして。(^^)今回のG1サミットは「ヤルタ会談」をはじめ素晴らしいプログラムが目白押し。ネットワーキングもファミリーサポートも充実しています。堀さんに感謝。※筆者注:ケンコーコム(代表取締役)の後藤玄利氏への返信
今、交流会を終えて部屋に戻る。本日の討議を通して、日本のために、僕がやるべきことが明確に見えた。「日はまた昇る〜僕らの世代にできること」への、僕なりの答えが出た。収穫多し。未来は明るい。一方やるべきことは、多い。
明朝(22日)は、分科会2×2と全体会だ。朝8時から環境問題に関して、朝まで生テレビの再現バトルが始まる。外務副大臣の福山哲郎氏と(21世紀政策研究所研究主幹の)澤昭裕氏の議論は、見逃せない。その次は、金融セッションと農業セッションで、最後は、僕がモデレータのリーダーシップをテーマにした全体会。そして、フィナーレを迎える。
<サミット3日目のつぶやき>
40代後半は、学力世界一世代だという。鈴木寛副大臣に確認すると、学力ばかりでなく、体力も世界一だという。確かに、思い当たる節がある。ハーバードに行っても、優秀な人たちが多くいたとは、認識していない。ダボスでも同世代の世界のリーダーに全く臆することは無かった。
G1参加者の中心は、40代後半である。政界、ビジネス界、学界を含めて、この参加者達は、群を抜いて凄い。尊敬できる人も多い。この仲間であれば、日本を良い方向に持っていける気がする。その仲間達と、多くの人々が有機的に結合して、僕らの役割をしっかりと全うしたい。
G1トマムご参加頂き感謝です。一緒に日本を良い方向に持っていきましょう。雪の北海道から逗子に戻るべく、駅に向かう。元気のある人が多い会は活力がある。有難うございました。※筆者注:浅尾慶一郎氏への返信。
松井さんわざわざ吹雪の中G1トマムご参加感謝です。一緒に日本を良い方向に持っていきましょう。それにしてもG1サミット主催の堀さん(グロービス経営大学院学長)はタフ。ラストまで付き合って朝一番にはロビーに。2、3時間しか寝てないのでは?しかも爽やか。※筆者注:松井孝治氏への返信。
環境の議論はとても興味深かった。G1では中身は書いてはいけないが、自分が感じたことは自由に書ける。別途自分の考えをつぶやきます。勉強会。環境のセッションに参加中です。福山外務副大臣と澤昭裕21世紀政策研究所研究主幹らが議論中。※筆者注.世耕弘成氏への返信。
今、金融のセッションで、財務省出身の大串博志・財務大臣政務官や日本GEのトップの安渕聖司さん、コラーキャピタル、パートナーの水野弘道さん、日本総合研究所理事の翁百合さんが登壇中。この後にリーダーシップ・セッションでフィナーレへ。僕がモデレータで、田坂広志さん、(経営共創基盤代表取締役CEOの)冨山和彦さんが、ご登壇予定。とても楽しみだ。
〜その4に続く
2010年3月23日 堀義人