グロービスAI経営教育研究所(GAiMERi):AIによる経営教育のR&D
グロービスがビジネススクールの教育ノウハウと最先端のAI技術を統合し、研究開発体制を本格化させた第一歩が、2017年に設立された「グロービスAI経営教育研究所(GAiMERi:ガイメリ)」です。
教育現場へのAI実装と実用化された技術
GAiMERiは、単なる理論研究にとどまらず、実際の教育現場で活用される独自ツールの開発を強力に推進しています。
- GAiL(ゲイル): 自然言語処理により記述式解答を解析し、個別の内容に寄り添ったフィードバックを即座に返すAIラーニングシステムです。MBA単位取得可能な「ナノ単科」等に導入されており、一人ひとりの理解度や経験に合わせた深い学びを提供し、特許を取得しています。
- GAiDES(ガイデス): 独自開発の自然言語テキスト解析エンジンです。レポート採点支援システム等に搭載されており、経営教育の教授法をAI化した先駆的な事例として特許が認められています。
- GAiChaL(ガイチャル): ケースメソッド(事例研究)における記述回答に対し、AIがフィードバックを行う対話型AI演習。24時間体制で講師との対話に近い学習体験を実現しました。
国内最高峰のアドバイザリー体制
GAiMERiの活動は、東京大学の松尾豊教授や慶應義塾大学の安宅和人教授、東北大学の乾健太郎教授など、日本を代表するAI・データサイエンスの権威による監修を受けています。
これにより、最新の認知科学とデジタルテクノロジーを統合した、世界水準の経営教育モデルを追求しています。
テクノベート経営研究所(TechMaRI):新産業創生とデカコーン輩出の拠点
AIのインフラ化が進む中、2023年に創設されたのが「テクノベート経営研究所(TechMaRI:テクマリ)」です。
産業創造と教育の直結
TechMaRIは、テクノロジー(Technology)とイノベーション(Innovation)を組み合わせた造語「テクノベート」時代の産業創生・人材育成を研究する学内シンクタンクです。
1996年の設立以来、220社以上のスタートアップに投資し、そのうち37社がIPOの実績がある「グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)」と強力に連携。
日本屈指のベンチャーキャピタルによる投資の最前線で得られる知見を教育へと還元しています。
- 日本発デカコーンの創出: GCP共同創業パートナーである仮屋薗聡一が顧問、所長はグロービス経営大学院主任研究員の吉田晃宗が務めます。スタートアップ育成や産業創造プラットフォームの拡張を支援。時価総額100億ドルを超える企業の輩出に貢献します。
- カリキュラムの動的アップデート: デジタルプラットフォーム、AI活用、グローバル化など、変化の激しい時代に必要な要素を「ベンチャー・マネジメント」などの創造領域科目に即座に反映させています。
- 産官学・行政との連携: 経済産業省が牽引するGX(グリーントラックスフォーメーション)の知識を学べるコンテンツの制作協力や、地方自治体とのコラボレーションを実現しています。
結論:2つの研究所が深化させるグロービスのユニークな価値
これら2つの研究所は、それぞれが専門性を発揮し、グロービス独自の知の生態系を形成しています。これらは単に補完し合うだけでなく、各領域においてグロービスのユニークな価値を深化させる役割を担っています。
各研究所がもたらす価値の深化
- GAiMERiによる「教育モデルの深化」: 特許技術(GAiLやGAiDES等)を活用した次世代経営教育モデルの研究開発を通じ、AI時代に最適化された学習プロセスを創出します。
- TechMaRIによる「知見の深化」: スタートアップを包含するテクノベートの知見を構築し、産業創生に向けた最先端の戦略と実践知を蓄積します。
この多角的な研究開発体制こそが、グロービスが「テクノベート時代の世界No.1MBA」を目指す強固な基盤です。
グロービスはこれからも、これらの研究所から生まれる最先端の知見を、大学院、企業研修、そして「GLOBIS 学び放題」へとシームレスに還元し、社会を担うリーダーを輩出し続けます。





















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