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第4回G1サミット~3)サミット二日目の風景

投稿日:2012/02/12更新日:2024/11/26

(Twitterをもとにコラム化しています。その時の気持ちや思いをそのまま伝えるために、加筆修正は、最小限に留めています)。

G1サミット二日目の朝を迎える。ダボス会議同様、窓の外は雪景色。ダボスと違うのは、全てが日本語環境で、日本のリーダーと日本再創造のビジョンと行動を議論する点だ。G1に来ているメンバーと交流していると、「日本は良くなる」と強く思える。「ではどうするか?」を本日も議論できたらと思う。

昨日G1の仲間と議論してわかったことは、「多くの人が、あの逆風の中、孫さんと原発に関してトコトン議論したことを評価している」、という点だ。信念に従い発言することが、時と場合によっては、批判を受ける結果になる。だが、批判をおそれては、何も生まれない。今こそ信念を持った行動が必要だと確信した。

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今、前原さんから電話があった。羽田を出られるところだ。これからまた多くの方が来られる。主催者として、一人一人を心を込めてお迎えしたい。さぁて、G1サミットの二日目がスタートする。

G1サミットの二日目がスタート。僕が今座っているのが、医療のセッションだ。パネリストが、河北病院の河北先生、医師でもある古川俊治参議院議員、ノバルティスファーマのトップの三谷さん。モデレーターが、若手のホープのミナケアの山本雄士氏だ。 山本氏は、医師でありながらも、ハーバードのMBAを持っている(<a href="http://www.globis.jp/2061">セッション記録はこちらから</a>)。

今、VーCUBE配信しているのは、「日本の製造業の国際化」だ。モデレーターが、アクセンチュアの程社長。パネリストが、村田機械の村田社長、産業機械ベンチャー起業家の秋山咲恵さん、カリスマアナリストの佐藤文昭さんという豪華メンバーだ(<a href="http://www.globis.jp/1975">動画のアーカイブはこちらから</a>)。

G1サミットは、第一回目は、完全オフレコで存在すら呟いてはいけない、というステルスで始まり。2回目が、内容は完全オフレコでそれ以外はOK。3回目は、原則全てOK。そして今回は、動画配信をスタート、とどんどん開かれて行っている。なお、過去のG1サミットの議論も殆どが(<a href="http://www.globis.jp/">GLOBIS.JP</a>)で記録されている。

最初ステルスで始まった理由は、コアのコミュニティを創りたいと思ったから。コミュニティを創るためには、雑音が入らないようにすることが重要だ。コアの仲間集団ができれば、後はオープンにしても問題無いのだ。

昨晩、遅くまで飲んだのに皆元気だ。ほぼ全員が朝から来ている。僕は、ちょっと胃に違和感が残る。青森屋は、定期的にゴーと言う地響きの後に振動が来る。「わっ地震か?」と思うが、すぐ隣を走る鉄道の影響だと後から理解する。

今、座っているのは、政治家のセッション「『ねじれ』国会にどう対応すべきか」だ。パネリストは、自民党の平さん、民主党、タムケンこと田村謙治さん、風間直樹さん、みんなの党から中西健治さん。皆、人間的にも信頼できる政治家だ。モデレーターが、竹中治堅氏だ(<a href="http://www.globis.jp/2017">セッション記録はこちらから</a>)。

本日の第二部(全体の第5部)は、全員参加のワークショップ「日本を良くするG1サミット発のイニシアティブ~“100の行動”が日本を変える」です。ちょうどみんな語り合いたい時だと思う。

G1サミットのセッションで面白いのは、会場を巻き込んだ議論になった時だ。参加者の質が高いから、視点が変わり現場感覚が加わり盛り上がる。次回からは早めに会場とインタラクションをする様に、推奨することにします。

今、僕の横を三原じゅん子さんが、通り過ぎた。昔から知っている三原順子さんのまま、お美しい。(G1サミットの一場面から)

前原さん、國領さん、夏野さん、竹中平蔵さんを含め、続々とG1青森に到着されている。今は、10の小グループに分かれたワークショップだ。各分野を引っ張って行く方々に、何が必要かを議論してもらい、日本を良くする行動を少しでも多く起こしたいという思いで、つくったセッションだ。

50分のグループ討議の後に、各グループ3分の発表だ。どんなイニシアティブが生まれるのか楽しみだ。

細野豪志大臣が到着。原発のセッションは、オープンでやることを確認した。動画配信OK。ただし、原発の良し悪しの議論は、既にG1グローバルで議論をしたので、今回は行なわずに、「原発の再稼働と避難民帰還への道筋」に絞り込むことにした。

午後1時より青森県知事の三村氏をお招きした「開会式」だ。G1サミットでは、ダボス会議にならい、皆が揃うタイミングで、「開会式」を行う形式をとっている。

「開会式」の後、午後1時15分より、民主党前原さん、自民党石破さんがパネリストで、モデレーターが、竹中平蔵さんによる全体会だ。このセッションは、Twitter等禁止の完全オフレコにすることにした。本音トークで、自民・民主など党派を超えた建設的な議論を期待したい。

G1サミットの開会式を経て、キーノートパネルが始まった。完全オフレコですので、ツイートは、控えます。日本をよくする話ができることを期待しています。

エキサイティングな、前原さん、石破さん、竹中平蔵さんのセッションが終わった。とても面白かった。続けて、経済の部。古川元久経済担当大臣、長谷川経済同友会代表幹事、坂根コマツ会長がパネリスト。モデレーターは、BCG御立さんだ。これもとても豪華なセッションだ。

これから、分科会がスタートだ。僕は、今は「原発再稼働と避難民帰還への道筋」に座っている。細野大臣、管野飯館村長、遠藤川内村長がパネリスト。そして、経産省政務官として、福島に駐在した田嶋要議員がモデレーターを務める。

原発に関する問題は、非常に重要だ。G1の中でも様々な意見がある。会場には、河野太郎氏、田坂広志氏、古川佐賀県知事、郷原信郎氏、澤昭裕氏等の当事者や論客の顔がある。こういう難しい問題は、オープンに議論するのが良いと思う(<a href="http://www.globis.jp/1961">動画のアーカイブはこちらから</a>)。

隣の会場では、「TPP~産業改革と農業改革の二兎を追う」だ。モデレーターが、竹中平蔵さん。パネリストは、農業組合法人和郷園の木内博一氏、民主党の近藤洋介氏、自民党の林芳正氏、WTOの早藤昌浩氏だ(<a href="http://www.globis.jp/2047">セッション記録はこちらから</a>)。

第9部 分科会「COP17後の日本の環境戦略」。細野豪志大臣、坂根コマツ会長、澤昭裕さん、JFEスチールの手塚宏之氏、そしてモデレーターが藤沢久美さんだ。全員が、先のCOP17に参加したダーバンに滞在した当事者だ。

夜の部は、「祭りや」で東北の民謡・祭りを堪能した後、夜9時半から11時までナイトセッションだ。G1のパワーエリートは、朝8時から夜遅くまで、学び、交流し、意識を高めている。その後、お風呂に入って、3次会へ。そして、その晩は、朝3時半まで飲み続けてしまった。。。

2012年2月のTwitterをもとに執筆

堀義人

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