夏休みに読みたいビジネス書おすすめ5選 

グロービス経営大学院教員が選ぶ
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まとまった時間がとれる夏休み。ビジネスパーソンとして一皮剥けるような本を読みませんか?グロービス経営大学院の教員が、この夏じっくり読んで欲しいおすすめ本を5冊ご紹介します! 2017年版はこちら>>

新規事業に取り組む前に読むべき本

失敗の科学  失敗から学習する組織、学習できない組織
推薦:山口英彦

仕事で新事業開発に取り組む際、必ず関係者に読んでもらう本の中の1冊。「失敗から学ぶ」がイノベーションの成功に不可欠だと、頭では理解していても、実行できる人は5%もいません。「わかる」と「できる」の差がどこにあるか、本書がその構造を解き明かしてくれます。「自分は経験から学んできた」というプロ意識の高い人や、「自社は失敗を認められる健全な組織だ」と自負する経営者ほど、本書を読んで自己正当化の恐ろしさに気づいて欲しいと思います。タイトルに「科学」とあるので身構えそうですが、科学的な根拠に触れつつも、休みの日にさくっと読めてしまう(でも浅くない)内容なのも嬉しい。

プレゼンで自分の考えが上手く伝えられない方へ

大人のための国語ゼミ​
推薦:金子浩明

みなさんには、自分の考えを人に伝えようとした際に、うまく伝わらなかった経験はないでしょうか。例えば、会議やプレゼンテーション、レポート作成などの場面です。それは、あなたの「国語力」に課題があるからかもしれません。著者の野矢茂樹氏は「国語力はいくら解説を読んでも鍛えられない。泳ぎ方の解説を読むだけでは泳げるようにならないのと同じである」と言います。この本は例題と約70の問題をに取り組むことで、効率的に国語力を鍛えることができます。さらに例文も平易なので、小学校高学年以上のお子さんをお持ちの方であれば、親子で取り組むこともできます。おすすめです。 

学びを深めるための6つの要素とは?

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ​
推薦: 嶋田毅

2017年のAmazon ベスト・サイエンス書に選ばれた1冊です。学問に限らず、スポーツ、芸術など、さまざまな知識やその体系を効果的に身につける上で何が必要かを、数多くのエビデンスを基に紹介したものであり、教育本にありがちな数多の「個人の体験本」とは一線を画します。本書で紹介している6つの学びが深まる要素は、順に「価値を見出す」「目標を決める」「能力を伸ばす」「発展させる」「関係づける」「再考する」であり、それがそのまま章のタイトルにもなっています。詳細は本書に譲りますが、自分の予想と異なっていた事実なども多数紹介されており、それだけでも参考になります。ビジネスパーソンは常に学びの連続です。その学びを効果的なものにするためにも、読んでおきたい1冊と言えるでしょう。

コミュニティ作りからビジネスの本質を考える

WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 
推薦:荒木博行

最近「コミュニティ作り」に関する相談を受ける機会が増えてきました。よいコミュニティの条件とは何なのか?そういうものを人為的に作るためにはどうしたらよいのか? 等々。おそらくこのような問いに答えられれば、それだけで、業種を問わず多くのビジネス課題は解決するでしょう。本書には「コミュニティは昔からあり、ビジネスの基本である」という一節があります。本屋だろうが百貨店だろうが自動車だろうがビジネススクールだろうが、業種は違えど一皮むけば「コミュニティ」という本質にたどり着くということです。この書籍を通じて、異なる視点から自らのビジネスの本質を眺めてみてはどうでしょうか?

経営に必要な「美意識」とは?

​人はなぜ「美しい」がわかるのか
推薦:難波美帆
世界のエリートは美意識を鍛えているらしい(参考:世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?)。VUCAの時代には、経営に「美意識」が重要とのこと。「美意識」ってなんだ? その問いに答えてくれるのが本書です。著者は「美しい」とは、「合理的な出来上がり方をしているものを見たり聞いたりした時に生まれる感動」と規定しており、「美しい」という個々人が持つ意識について、しょっぱなからロジカルに解いていきます。合理性が美しさを感じさせる。つまり感動を呼ぶことが合理的に説明されています。「美しい」は共感できるものなのです。「デザイン」思考が「共感」からスタートする理由も、そこにあります。

 

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