まとまった時間がとれる夏休み。ビジネスパーソンとして一皮剥けるような本を読みませんか?グロービス経営大学院の教員が、この夏じっくり読んで欲しいおすすめ本を5冊ご紹介します! 2017年版はこちら>>
新規事業に取り組む前に読むべき本
失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
推薦:山口英彦
仕事で新事業開発に取り組む際、
プレゼンで自分の考えが上手く伝えられない方へ
大人のための国語ゼミ
推薦:金子浩明
みなさんには、自分の考えを人に伝えようとした際に、うまく伝わらなかった経験はないでしょうか。例えば、会議やプレゼンテーション、レポート作成などの場面です。それは、あなたの「国語力」に課題があるからかもしれません。著者の野矢茂樹氏は「国語力はいくら解説を読んでも鍛えられない。泳ぎ方の解説を読むだけでは泳げるようにならないのと同じである」と言います。この本は例題と約70の問題をに取り組むことで、効率的に国語力を鍛えることができます。さらに例文も平易なので、小学校高学年以上のお子さんをお持ちの方であれば、親子で取り組むこともできます。おすすめです。
学びを深めるための6つの要素とは?
Learn Better――頭の使い方が変わり、
推薦: 嶋田毅
2017年のAmazon ベスト・サイエンス書に選ばれた1冊です。学問に限らず、
コミュニティ作りからビジネスの本質を考える
WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜
推薦:荒木博行
最近「コミュニティ作り」
経営に必要な「美意識」とは?
人はなぜ「美しい」がわかるのか
推薦:難波美帆
世界のエリートは美意識を鍛えているらしい(参考:世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?)。VUCAの時代には、経営に「美意識」が重要とのこと。「美意識」ってなんだ? その問いに答えてくれるのが本書です。著者は「美しい」とは、「合理的な出来上がり方をしているものを見たり聞いたりした時に生まれる感動」と規定しており、「美しい」という個々人が持つ意識について、しょっぱなからロジカルに解いていきます。合理性が美しさを感じさせる。つまり感動を呼ぶことが合理的に説明されています。「美しい」は共感できるものなのです。「デザイン」思考が「共感」からスタートする理由も、そこにあります。