(番外編)震災後のエネルギー・原発に関するツイート 

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僕の原発関係のツイートを以下の通り分類しました。これだけ多くのツイートをまとめて頂いた方に先ずは敬意を表します。ただし、僕の言葉でないものや、前後の文脈が無いと意味が通らないもの、またその当時は正しくてもその後の状況が変わったものなどが混在しています。また140字の制限があるので、かなり説明不足のところがあると思います。その点は、「トコトン議論」で補いたいと思っています。僕なりの分類は、以下の通りです。

1.今の主張と変わらないもの

■なぜ25%電力削減を要請するのか。足りないからです。(今は、15%削減ですが)。
■僕は原発施設の近くで育ったので、(原発施設を)何とも思わないです。風力の方が近くにいるのが嫌です。低周波は、恐ろしい。(僕は、電磁波過敏症なので。携帯の電波も怖い。これ本当です)。
■単純な死傷者での比較では、原子力が圧倒的に安全
■(菅直人政権は)無能なのだから、何もして欲しくない。(特にもう既に辞めると明言されていますので)。
■原子力損害賠償法には、異常に巨大な天災地変の場合には、1200億円超分は、国の責任と記載があります。今回は、千年に一回の天災なので、法治国家である日本としてはこれを適用するのが妥当でしょう。
■官邸が日本不信の風評被害の震源地だ。

■科学的に100mSv以下の放射線ではガンになる関連性が証明されていない
■どうも僕には、(自然エネ懇談会は)辞職したくない菅総理が、人気とりのために行っているイベントにしか見えない(出演者には恐縮ですが、本当にそう思っています)。
■反原発論者には、目を醒まして欲しい。その言動により、報道や政策が歪められ、日本から電力を奪い、空洞化を招き、雇用を喪失させている事を。結果的に被害を受けるのは、一般市民や就職を控える学生、そして復興に向け努力している被災者だと言う事を。何よりも困るのは、国の負債を受け継ぐ子供達だ。
■被災地復興のために、原発を再稼働し、経済をしっかりとまわし、雇用を生み出す
■ 再生可能エネルギーで、脱原発できると言うのは幻想(ベースロードになりえないので。残りの80%は?)
■リーダーは、幻想ではなく現実直視を。

2.その時点では正しいツイート。だが、その後状況が変化したので不適切になったものもある

■福島原発3号機の爆発は、原子炉格納容器に異常が無いようだ。(3月12日時点では問題無し)。
■(原研、動燃に勤務していた)親父曰く、「格納容器は、頑丈にできている。飛行機が突っ込んでも大丈夫にできている。これが壊れない限りは、大事に至らない」(翌日発言撤回。但し、ツイートは残したままです)。
■どうやらホウレンソウ等の福島・茨城の農産物も人体に問題無いようだ。基準値を低く設定し過ぎているから、こうなるのだ。風評被害が心配だ。誰か、科学的には全く問題無いという論文を書いてくれないかな~。
■いわきは、1~3マイクロシーベルト。野菜を食べても問題無いレベル。
■この放射能の放出レベルは、チェルノブイリとは100倍以上の差があると言う。(その時点ではその報道だった)。
■チェルノブイリと同じ「レベル7」になると、海外に不必要な誤解を与える恐れがある。

3.前後の文脈が無いと意味が無い抜粋

■被曝は、レントゲン一回分程度(そもそもどの程度の被曝か明記が無い)
■ここぞとばかりに、「原子力反対」を叫ぶ人には、バランス感覚が欠けているとしか思えない(これからの経済の行く末は?)。
■代替案無く原発反対を叫ぶ人は、代替案無く沖縄米軍基地反対と訴えた人と同じ。
■これからの国の舵取りは、経済第一で考えないと、立ちゆかなくなる(日本が置かれている状況は厳しい)
■最近「だだっ子」が増えて来たのでしょうか?(これ記憶なし)
■中部電力には何としても抵抗して欲しい。
■結局、「脱原発」の叫びも、「最低でも県外」の叫びも、質は同じだと思う。
■知性が足りないのだと思います。フリーターが格好いいと思っていたのと同じ分類でしょう。(反原発を格好いいと思っている人に対しての発言)。
■「反原発の5分類」に対する反響が凄い。反論者のプロフィールを見ていると一定の姿が浮かんでくる。(1)圧倒的に多いのが、匿名・写真無し、低フォロワー。即刻ブロック、(2)次に学生、自由業(フリーターに近い?)、(3)数は多く無いが主婦、60歳を越した年配組、(4)後は自称ジャーナリスト、評論家等だ。


4.間違っているかもしれないツイート

■日本の避難基準が一年間で20ミリシーベルトだが、IAEAのスタンダードは、100ミリシーベルト(IAEAスタンダードは誤認識かも)。
■避難基準も日本基準の20mSVから、国際基準の100mSVに合わせて、出荷停止措置の基準も再考すべきだ(あくまでも強制的な避難基準です。自宅に帰る自由を担保すべきと思っています)。
■成田-NY便で既に100μシーベルト放射線を浴び、今回の出張合計で400μSv浴びる計算になる。僕は、もう100回以上長距離往復しているから既に20ミリSv以上だ。これは、20KM圏内で今の放射線量を毎日3時間浴びても数年~10数年分の計算になる。でも、僕には全く異常が無い(20Km圏内でも場所によって違うので、誤解を招くかもしれないですね)。
■福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの山下俊一教授のことを僕は今まで知らなかったが、とても立派な方に思えてきた。「100mSvまで放射線を浴びても大丈夫。今まで通り子供を外に出して下さい」と発言。「一貫して科学的に正しい発言をしているのが山下教授」と科学者が支持。立派な姿勢だ。(御本人を知らずに褒めすぎているかもしれない)。

5.僕の言葉でないと思われるもの(RTや引用か?)

■今こそ原子力の時代を復活させるべきだ(FT社説引用)。
■フクシマの事故で思う事がある。車が事故して、危険が見つかったからと言って、車を造るのをやめるのだろうか。
■情報弱者が反政府デモで自分の首を絞めるのはよくあること。
■貧しくなる日本で、電力不足を激化させて雇用を減らす「反原発」運動は犯罪的。
■首相や河野太郎氏も含めて「自然エネルギー」に補助金を投入して電気代を上げ、製造業を日本から追い出そうとしている人々。
■菅総理は、人格障害になりつつある(これは、自民党政治家の言葉を引用しました)。
■損失余命、死亡率、雇用、負債、経済衰退、すべての面で反原発はマイナス。
■福島県民が苦しんでいる原因は、原発の放射能漏れにあるのではなく、危険でもないのに危険だとわめきたてる菅総理や佐藤知事にある。福島から放射能による死者が出る可能性はゼロ。
■無数の反論が来たかと思いますが、質が低く呆れてしまいますね(記憶ないです。ツイートではなく特定者に対するリプライでは)。
■どうりで反原発論者にビジネスパーソンが少ないわけです(同上)。

6.原子力関係とは無関係のツイート

■国が滅んでいくときは、こうやって頭から腐っていき、内部崩壊していくんですよね

7.僕の生まれ・育ち

■僕は、東海村に育ち、親父は、原子力研究員。兄貴は、今ウィーンのIAEAにいる。原子力家族だ。
■僕は、東海村・水戸育ちだから、十数年間原発5km~20km圏内に住んできた。だからか、全然怖いと思わないのだ。
■東海村生まれで、親父が原研、動燃に勤務していたので、日本の原子力の技術に、絶大な信頼を置いている。
■僕の兄は、IAEAから唯一の日本人として日本に帰国して、今福島にいる。僕の父は、エンジニアとしての生涯を、原子力の安全性を確保するために捧げてきた。
■生まれてから小6まで、東海村育ちで、父親も兄きも原子力関係者です
■僕は、東海村で原子力とともに育ってきた
(僕にとっては、ふるさと東海村で大自然と過ごした幼少期は、日経夕刊の連載の「こころの玉手箱」に記載した通り、とても良い思い出です。当然僕にとって家族は、かけがえのないものです。絶対的な信頼を置いています。原子力関係施設の近くで過ごした経験があるので、今回の福島第一原発の事故でふるさとを追われた方々を思うと「自分にできることはしたたい」という強い気持ちに強く突き動かされます。4月12日にKIBOWで20Km圏内に行くと共に、いわき市のリーダーと意見交換しました。(KIBOWいわき(1)~原発訪問そしていわきのリーダーとの討議 参照。福島県の皆さまには心よりお見舞い申し上げます)。

なお、孫さん関係のツイートは、削除しました。直接対話ができるので、それを再度ツイートしても生産的ではありませんので。

では、孫さんとの「トコトン議論」を楽しみにしています。

2011年7月3日
堀義人

 

京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事株式会社を経て、1992年株式会社グロービス設立。1996年グロービス・キャピタル、1999年 エイパックス・グロービス・パートナーズ(現グロービス・キャピタル・パートナーズ)設立。2006年4月、グロービス経営大学院を開学。学長に就任する。若手起業家が集うYEO(Young Entrepreneur's Organization 現EO)日本初代会長、YEOアジア初代代表、世界経済フォーラム(WEF)が選んだNew Asian Leaders日本代表、米国ハーバード大学経営大学院アルムナイ・ボード(卒業生理事)等を歴任。現在、経済同友会幹事等を務める。2008年に日本版ダボス会議である「G1サミット」を創設。2011年3月大震災後に、復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げ、翌年一般財団法人KIBOWを組成し、理事長を務める。2013年6月より公益財団法人日本棋院理事。いばらき大使、水戸大使。著書に、『創造と変革の志士たちへ』(PHP研究所)、『吾人(ごじん)の任務』 (東洋経済新報社)、『人生の座標軸』(講談社)等がある。

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