幻と消えた「政治家比較ドットコム構想」

(昨日、YESプロジェクト開設にあたり、投稿した記事をこのブログに再掲します)

YESプロジェクトのブログ開設おめでとうございます。
最初の投稿をします。(^^)

今回は、ブログとSNSが普及して初めての国政選挙である。ブログが選挙に与える影響が注視されている。

事実、自民党25日19:00からブロガーを集めて、党の政策の説明会と質疑応答を予定しているという。武部幹事長、安部晋三幹事長代理、世耕幹事長補佐が対応するらしい。僕もパソコンを持参して、行ってこようかと思って いる。

YESプロジェクトの構想は、民主党にも同じ時期にインプットしているが、現時点では動きが見えてこない。ちょっと動きが遅いので、YESプロジェクトは自民党寄りではないか、と思われてしまうが、そんなことはない。ぜひ民主党もブロガーを集めた会合をしてもよいのではと思っている。
自民党がこれだけ動きが早いのは、コミュニケーションを統括している世耕氏が元NTT出身で自らブログを書いているからだ。だからこそ、ブログの重要性を認識しているのであろう。ちなみに、世耕氏にブログを薦めたのは、何を隠そうこの僕である。

本年4月19日に「中国と韓国の友達へ。Dear Friends in Korea and China」を書き、世耕氏と連名でファイナンシャルタイムズに投稿した際に、ブログでトラックバックしようとしたけど、彼がブログをやっていなかったので、ブログを始めることを強行に薦めたのである(世耕日記)。

話を戻そう。いずれにせよ、今後、ブログやSNSなどの草の根ネットワークが日本の選挙を動かすことになりそうだが、大きな問題がひとつ残っている。それは、公職選挙法の壁である。

YESプロジェクトでは、本当は政治家比較をやりたかったのだ。政治家比較ドットコム=seijikahikaku.comのURLまで取得して準備していたのだが、公職選挙法に抵触する恐れがあるということで断念したのだ。最後の最後まで悩み、ドットジェイピーのメンバーともかなりぶつかった。結局、政治家比較はせずに、ブログのみということになった。
当初の構想は以下であった。

トップ画面に日本地図が出てくる。その地図をクリックすると各都道府県の選挙区が出てくる。そこをクリックすると、各立候補者のリストが載っている。そこには、各政治家が自由に政策、抱負や公約を書けるようにしてある。それを有権者の読者が見て、質問をしたり、自らの意見を表明できるようにする。

そのプロセスを通すことによって、有権者は候補者に関してももっと多くの情報が得られることになる。テレビでは、ホリエモンと、亀井静香氏しか映らない。当然、300選挙区全部を追えるわけが無い。そこで、インターネットの登場である。これができるとさらに各選挙区事情に精通し、親近感を持ち、選挙に行き、改革を進めて、もっと発言する、というYESプロジェクトの3つ呼びかけが前進する筈であった。

残念ながら、片肺のままYESプロジェクトが進行し始めている。明日、機会があれば、この公職選挙法の改正を自民党幹部に主張してみようと思う(8月26日付け「YESプロジェクト発足第一日目の風景〜自民党とブロガーとの懇談会にも参加」参照)。

2005年8月24日
堀義人

 

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