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AlphaGoの対局で考えさせられるAIと人類が共存する道

投稿日:2016/03/14更新日:2019/04/09

2016年3月11日~13日に堀義人がピックアップしたニュースです。

人工知能、無敗で勝ち越し 囲碁トップ棋士を圧倒(産経フォト)

[堀コメント]AlphaGoの3勝により、「人類は囲碁の楽しみを人工知能によってさらに増幅された」と思う。今回の3戦を全てライブで観ていたが、人間では考えられない発想の着手が多く、学びが多く、囲碁の新たな楽しみを切り開いたと思う。

今後は、人類とAIが共存しながら、人類がAIを進化させ、AIが人類を新たな境地に到達させてくれると思う。今回のAlphaGoはその機会を与えてくれたと思う。

唯一残念なのは、この対局が韓国で行われて、日本ではテレビ中継が一切無かったことだ。中国・韓国では当然テレビ中継されていた。

なぜ残念かと言うと、日本国民がAIに対して衝撃を受けるチャンスを逸したからだ。これからは、衝撃を受けた韓国・中国のAIが進展すると思う。残念ながら日本は取り残されている。「え、何それ」的な反応が多く、この意味を理解できていないことに、失望すら覚える。

意味がわかっていない方には、ぜひ以下を読んでほしい。囲碁で人工知能が勝つと言うことは、人工知能がCEOになる日も近いと言うことだ。

AIが取締役会で発言する未来 深層学習で大局観 

だからこそ、次回は日本でAlphaGo対井山6冠を実現させたいと思う。

そうすることにより、AIの可能性と囲碁の奥深さを多くの日本人に知ってもらえると思うからだ。(日本棋院理事より)

ちなみに、G1サミットでは、茂木健一郎さんとドワンゴの川上量生さんによる「人工知能と囲碁」との対談を行う予定です。後日配信します。

囲碁AIにプロ棋士が初勝利 1勝3敗に(日本経済新聞)

[堀コメント]囲碁関係者を含め多くの人々が喜んでいるが、僕は複雑な気分だ。僕は、この第四局を「幽玄の間」をiPadで開き、youTubeの中継をiPhoneでイヤホンをしながら視ていた。

「イセドル氏が勝った」とは言っても、アルファ碁が突然乱れるまではアルファ碁が優勢であった。そして、僕でもわかる間違った手をAIが打った。「バグったのか?」と言うのが最初に思ったことだ。

アルファ碁が終始優勢であったことには変わりは無い。最後の第5局、同様の意味不明な乱れが出るかが、勝敗の鍵になると思う。

再度中継を観ながら、楽しみたい。これを契機に多くの人に囲碁の奥深さや楽しさがわかってもらえると、とても嬉しい(日本棋院理事より)。

ちなみに、もうそろそろグロービス杯世界囲碁U20の日本予選が始まる。予想クイズを実施しているので、ぜひご参加ください。

http://www.nihonkiin.or.jp/news/etc/3u-20_6.html

アマゾン、銀行の常識を破壊…わずか審査1日で融資、金融機関の独占崩れる(ビジネスジャーナル)

[堀コメント]これから世の中は、戦国時代に突入ですね。全く関係ない企業が、ライバルとして現れます。

戦国時代では、鉄砲が鍵となりました。今の戦国時代を制する武器は、テクノロジーです。テクノロジーを駆使して、新たな破壊的なビジネスモデルを駆使した企業が、勝つでしょう。まさに、「テクノベート」の時代ですね。

既存企業は、うかうかしていると、新たな敵に平定されてしまうでしょうね。

都心に高層ビル続々、東京五輪までに51件予定(読売新聞)

[堀コメント]東京は、常に躍動し、進化していますよね。刺激的で面白い街です。東京オリパラ後も、進化し続けさせたいですね。世界の中で東京が輝き、水戸などの地方都市が違う形で輝く日本にしたいですね。

さて、皆さんはどう思われますか? 堀義人への質問はこちら>>

※この記事は、NewsPicksの堀義人のコメントを再編集したものです。

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