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MBA経営辞書「ミッション」

投稿日:2010/10/05更新日:2019/04/09

ミッション(Mission)

チームとして責任を持って成し遂げるべきと考える任務のこと。「チームマネジメントの7M」の構成要素の1つ。なお、ミッションという用語は、チームレベルで用いられることもあれば、企業レベルで、経営理念や経営ビジョンと同時に語られることもある。また、個人にも個人なりのパーソナル・ミッションがある。ミッションという言葉を使う際には、どの次元の話をしているのかを意識することが重要である。

チームとしてミッションを実行するには、各メンバーがそれを共有することが前提となる。そして、その核になるのがコミュニケーションである。特にリーダーは、チームミーティングなどのメンバー全員によるコミュニケーションの場と、各メンバーとの1対1のミーティングのバランスをとりながら、コミュニケーションの質を高めなければならない。

たとえば、インテル社の元社長アンディ・グローブ氏は、この1対1のミーティングを「ワン・オン・ワン・ミーティング」として重視した。彼は、その目的は相互教育と情報交換であると断言している。1対1のミーティングでは、リーダーが一方的に話すのではなく、むしろ聞き役に回るぐらいの心構えが大切だ。その中で各メンバーのミッションの理解度が確認できるからである。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

  • 嶋田 毅

    グロービス経営大学院 教員/グロービス 出版局長

    東京大学理学部卒、同大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社。累計150万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」の著者、プロデューサーも務める。著書に『グロービスMBAビジネス・ライティング』『グロービスMBAキーワード 図解 基本ビジネス思考法45』『グロービスMBAキーワード 図解 基本フレームワーク50』『ビジネス仮説力の磨き方』(以上ダイヤモンド社)、『MBA 100の基本』(東洋経済新報社)、『[実況]ロジカルシンキング教室』『[実況』アカウンティング教室』『競争優位としての経営理念』(以上PHP研究所)、『ロジカルシンキングの落とし穴』『バイアス』『KSFとは』(以上グロービス電子出版)、共著書に『グロービスMBAマネジメント・ブック』『グロービスMBAマネジメント・ブックⅡ』『MBA定量分析と意思決定』『グロービスMBAビジネスプラン』『ストーリーで学ぶマーケティング戦略の基本』(以上ダイヤモンド社)など。その他にも多数の単著、共著書、共訳書がある。
    グロービス経営大学院や企業研修において経営戦略、マーケティング、事業革新、管理会計、自社課題(アクションラーニング)などの講師を務める。グロービスのナレッジライブラリ「GLOBIS知見録」に定期的にコラムを連載するとともに、さまざまなテーマで講演なども行っている。

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