スタンフォード大学で旧ソ連圏における国家・統治システムの構築を研究、1994年に博士号を取得、同大学のフーバー研究所(Hoover Institution)にスタッフ入りし、弱冠25歳で同研究所史上最年少のナショナル・フェローに就任。その後は、現在講座を持つNY大学のほか、東西研究所(East West Institute)、およびローレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory)を経て、ワールド・ポリシー研究所(World Policy Institute) の上級研究員を務める(1997年~現在)。新聞、雑誌等に多数の記事・論説を寄せているほか、CNN, FoxNews およびCNBC の政治コメンテーターも務める。著書に「自由市場主義の終焉」(2010年)と「Gゼロ後の世界:主導者なき時代の勝者はだれか」(2012年)がある。最新著は、2015年5月に発表した「Superpower: Three Choices for America's Role in the World (Portfolio Penguin)」で、邦訳版は2015年12月「スーパーパワー ―Gゼロ時代のアメリカの選択」(日本経済新聞出版社)。