ステークホルダーの幸せを実現するウェルビーイング経営の実践~石川善樹×小島玲子×轟麻衣子×矢野和男×小林正忠
G1経営者会議2021 第4部分科会S「ステークホルダーの幸せを実現するウェルビーイング(Well-being)経営の実践」 (2021年11月23日開催/グロービス経営大学院 東京校) 日本企業で様々な組織課題(若手のリテンションやエンゲージメントの低下、メンタルヘルス面でのリスクなど)を抱える現代において、生産的で前向きな組織をどう作り上げるかは経営の重要なイシューであり、ウェルビーイング(Well-being)経営の価値は一層高まっている。また、働く人が幸せであれば生産性や創造性が向上するというWell-beingの研究成果も出ている。Well-beingにとって何より大事な要素である”仕事をする意味の重要性”を高めるために、経営者が取り組むべきことは何か。事業モデルの正当性や社会的な利益相反をどう解決していくかなど「企業のWell-being」そして「働く人のWell-being」について議論する。(肩書きは2021年11月23日登壇当時のもの) 石川 善樹 公益財団法人 Well-being for Planet Earth 代表理事/株式会社Campus for H 共同創業者 小島 玲子 株式会社丸井グループ 執行役員 健康推進部長 統括産業医 轟 麻衣子 株式会社ポピンズホールディングス 代表取締役社長 矢野 和男 株式会社ハピネスプラネット 代表取締役 CEO/株式会社日立製作所 フェロー 小林 正忠 楽天グループ株式会社 常務執行役員 Chief Well-being Officer
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54人の振り返り
cozyhayakawa
営業
・企業の存続という概念について、1企業として永続するという目標ではなく、部分を売却・吸収しながらよりよいサービスに展開していくという流れが本流になるべきと感じた。
・競争力のないプレーヤーが生き残り、価格競争に持ち込んで生き続けることについて適切な評価がなされるような制度にしていく。
・結果、賃金が上がりサービスを享受でき生産性があがるサイクルを作る。
・経営者のマインドで生産性は向上する。
・生産性改革・DX推進と経営改革は両軸。
・特に管理会計を変えることは経営改革でもハードルが高い。
※経営を変えようとするなら社内の管理会計体系を変える必要がある。
・三悪=慮る、発言しない、抱え込む
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test_
メーカー技術・研究・開発
値段を変えない、中小企業が生き残りやすい、といった美談としても語られてしまいそうなところが生産性を落としている原因となっているというお話が強く印象に残りました。通常ならば起こりえないからこそ美談となり、それ自体は必ずしも否定されるべきものではないように感じます。一方で他国との競争という意味では美談を優先すると、自国の産業が衰退していくということもあります。美談の中には日本の産業にとって良いものもあり、ひとくくりにして考えるのは難しいですが、広い視野で日本の発展を目指したかたちを模索していくことが重要なように感じました。
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kamoshika55
その他
20年以上もモノの値段が変わっていない。給与水準も20年以上も変わっていない。貧富の差が広がっている。ワーキングプアの増加。退出すべき会社が残ってしまっているのも事実だが、やめることができない状況に追い込まれているのを何ともできていないのも問題。
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k-man
営業
中小企業の生産性が低いのは今の日本の風土では正しいことのように感じた。知恵をしぼれば生産性は上げられるということはわかっているが、なぜかできない企業が多い。経営者の能力や情熱がその企業を左右するというコメントがありましたが、まさにそう思います。そのような企業を探し、支援したり、パートナーとする企業になることが、結果的に自分たちも成長できると感じた。
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noriko-w
販売・サービス・事務
日本の生産性が低いのは感じていましたが、実際そうなんだと、やっぱりそうなんだ、と思いながらお聞きしました。弱者を守ることの意味の取り違えなのか、生産性が悪くても守られるし、上げたところでさほど給料も変わらない、ならば頑張ったら損をする、という、ばかばかしくて良くない風潮があるように感じます。変えようと思います。
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hiroshilv
販売・サービス・事務
ソフト、ハード、デジタル、アナログが混雑する現代において、個々の考えをぶつけ合う事が重要であると感じました。かつ、小さな枠に囚われる事なく、日本という国まで意識を広げていくことで、見方やアクションが変わってゆくのだなと感じました。
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hiroki1202
営業
経営者によって生産性はまだまだ上がる事がラクスルの実績で良く分かりました。経営能力の不断の向上と異文化の受け入れに積極的になる事と何よりもチームのやる気を引き出す経営が必要と感じました。
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yui-chi
コンサルタント
業界の常識にとらわれずに、柔軟な発想で考えることの重要性が理解できた。
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inu2024
経理・財務
対価に対する価値の認識が必要と思いました。無償や当たり前の考えの行き過ぎな気がしますし、今回の内容で改めて考えさせられた。
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kashuma
その他
興味深い内容でした。経営手腕を外部に求める。マインドセットが大事。さすが、今をときめく経営者のお話でした。
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tama123
IT・WEB・エンジニア
とても楽しく勉強になりました。
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norinorichan
その他
「慮るな」、「(会議で)黙るな」、「抱え込むな」
良くも悪くも、公共セクター部門では、この逆が蔓延っているのが現状で、この3つが出てくる時には職場の雰囲気は険悪…という状況であることが少なくないと思います。
公務員としての勤務年数が残り少なくなったので、この言葉を肝に銘じるとともに、この3つができるようになるためには、普段の業務にいかに真剣に「チームとして」取り組んでいなければならないことを痛感しました。
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nahi_maru
その他
作業は面白くない→どうやった面白く行えるのかを考えながら業務を行っていきたいと思います。
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sumi-ken
金融・不動産 関連職
ヤマトの変革に注目しています。
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yanada1228
その他
企業の成長は従業員のマインドに依ること、マインドリセットの困難さと重要性を再確認できた。これからも大切だと考えていることは、繰り返し、かつブレずに発言し行動したいと思う。
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monta
営業
これは面白かった。ヤマトの人が規制緩和で過当競争が発生した話をしてたけど、やっぱり制度設計が重要な気がします。それにしても労働者の4割が最低賃金に張り付いてるっておかしいよね。企業はもっと集約を進めるべきだ。
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fujimurashouji
販売・サービス・事務
目が覚めましたありがとうございました
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teru_oga
経営・経営企画
様々な観点からの議論でした。国の立場と企業の立場で生産性を上げる意味が違い、構造改革が必要であることは共通している。最後は経営者次第であること、そして外部からの刺激が必要なことなど、ヒントになることがありました。
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osengi
経営・経営企画
日本は、労働人口の40%が最低賃金に張り付いている。という事実と、その原因は、本来退場するべき経営者が多いため、という見識がある。
自分も、日々生き残る為の業務改革、意識改革に必死で取り組まないといけない。
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touto
営業
3悪
重んじるな
黙るな
抱え込むな
をチームのルールとして入れたい
スカイマークの話しは定時運行率日本一がKGIだったと理解しました。
結果として定時運行率を1%上げると搭乗率が0.6%?上がる因果関係を知りたいです。
KGIに向かう中でトレードオフになるものもあったのではと思うが現場に日本一になる言葉がある事で解決できたのではと思う。
高い目標を掲げたい。
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sai-3448
人事・労務・法務
サービス業の方向性の議論を聞くことができ、大変参考になりました。
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makokichi
その他
パネラーから、改めて、経営者で違ってくるよね。と感じるディスカッションでした。
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ktr_812
営業
生産性をあげるポイントは各個人のマインド。賞賛するインセンティブ。
小さい組織からでも出来そう。
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kuta_41
IT・WEB・エンジニア
様々な見方があることがわかり、業務で生かせそうである。
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k_s__
営業
生産性を上げる目的を一人一人が理解し、行動するカルチャーを作る事こそが最も大切であり難しい事だと思う。
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akaoni_5
その他
・本来であれば倒産すべき企業が残っている事での弊害についての話が興味深かった。
・結局はマインドセットだが会社全体のマインドセットを高める、認識をすり合わせることの難しさ、地道さを感じた。
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mtobe
その他
ありがとうございました。
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kfujimu_0630
マーケティング
生産性を上がるために外部から経営者を入れるというのは本当にそう思った。現職には転職で入ったが、子供のサッカーと同じ、みんなボールに向かって一斉に進んでいくスタイル。大量生産と大量消費を背景に成長した昭和スタイル企業の負の遺産だと感じている。ただ、気づいている人は気づいていると思うので、少人数でも小さくても、変革していきたい。でないと10年後には会社はないと危機感を持っている。
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jhoshi
営業
知見として共有できました。
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takeya12
営業
・政治の決めた法律や規制緩和はその業界に大きな影響を与える
・過当競争は業界の問題。本来退場すべきプレーヤーを支援する法律などが障壁。適正なプライシングを阻む。本来価格が変わるのは当たり前である。
・社員のマインドを結束させるのは重要。それにはトップからの強いメッセージが重要。またしつこく伝えないと変わっていかない。
・生産性の改善にはR&D、ハードだけでなくソフト面での投資も有効である。
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takumi_1453
経営・経営企画
印刷業界二大大手企業にいますが松本さん本当に尊敬します。企業売却がもっと増えたほうが良いという意見は興味深い。中小企業の風景が変わるでしょうね。
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otobe711
その他
日本の中で生産性が低いといわれるサービス産業の生産性向上についての議論だが、製造業であってもサービス提供と考えると、価格も上げて、賃金も上げるためには、R&Dに投資してサービスの生産性を上げることが大事とのこと。
各企業での生産性をあげるためには、経営者が大事であり、働く人が面白いと思うことに自らとりくめるように会社の中を変えないといけない。それができない経営者は退場し、業界内の過当競争を廃止するように、政府の規制改革もしないと、日本は生き残れないとのことと理解した。
海外とくらべると、食事、ホテル代金、イベント代金どれをとっても日本は安い。それでもやっていけるのは、規制があるからで、世界と競争するには、厳しい競争に勝ち残れる企業以外の退場をうながすべきとのことと受け止めた。
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mj1207
経営・経営企画
ゾンビ企業が多く、プロの経営者がいないのはまさにそのとおりです。
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ilovetosucity3
メーカー技術・研究・開発
過当競争で、価格が上がらない・上げられない業界は淘汰されるべきプレーヤーが多い。なるほどそういう観点もありですね。高品質・多品種・短納期、素晴らしいことですが、なぜそれが価格に転嫁されないのか?
「働くこと」「自分の仕事」を自分自身が好きであること、生産性を上げたいと思えること。従業員のモチベーション・経営者のマインドセット・KPIを何に置くべきかを考えること。いずれも人に関わることが多いと皆さんが仰ったことが、嬉しかったです。
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sato_777
営業
イノベーションを起こす上で、必要なのはマインドセットである。”おもんばかるな、会議で黙るな、抱え込むな。”を意識する。大変勉強になりました。最後は気持ち。納得です。
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jun_iwashita_46
メーカー技術・研究・開発
改革を進めていく姿勢のある経営者人材を頭に据えることは大事だと思いました。
そして社員のマインドセットを入れ替えていくための努力など、リーダーシップとマネージメントの両輪を備えた経営体制を構築することが大事だと思いました。
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since20191227
コンサルタント
佐山氏の「人のマインドセットが何より大事」という意見については、稲盛和夫氏も「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」と言っていたなぁと思った。松本氏の「保証協会の廃止」論はなかなかドラスティックで驚いた。小倉昌男氏が従業員と役員会でコトバを変えていたというエピソードについては、二枚舌という悪い意味ではなく、お客様に一番近い従業員には、サービス優先の姿勢が大事ということだったのだと思rた。
生産性の低い現状を悲観することなく、コロナを機に働き方改革を推し進め、より少ない投入でより多い産出を行い、生産性をupしていきたい。
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ka_86890
経理・財務
・従業員だけでなく経営者もマインドセットが大切
・従業員の物心両面を豊かにする
・三悪(自分の頭で考える、議論する、抱え込まない)
が印象的でした。
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patachan
資材・購買・物流
なるほどそういうことですね。
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035132
IT・WEB・エンジニア
物流は、過当競争なんだな
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koichi0714
販売・サービス・事務
DX、プライシング、経営構造改革、色々ありますが、どのステージにおいても経営者視点で考えていくことが必要。そして、生産性が低いという事は上げる余地があるというポジティブなメッセージが刺さりました。
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amaetsu
営業
1番は気持ちということが印象に残った
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schnittke
営業
スカイマーク
定時性を上げたら、搭乗率が上がり、とも連れで利益も上がる。
定時性は、搭乗員、整備員、ランドクルーの三位一体でないと上がらない。
現場に適切な方向性を与え、そこから生まれる創意工夫の芽を摘まない。
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ozzee
人事・労務・法務
生産性をあげるには、マインドセットが重要。
低い企業が多いから、頑張ったところが抜け出す余地がある。
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makoto712
建設・土木 関連職
今回取り上げられている内容で、生産性を上げることは、
働くすべて人の課題であると思います。
生産性を上げることの優位性を理解して、
どれだけ実行できることかということが必要ではないかと考えます。
そのためにはどうするべきか。。立場と状況によって違いますが、
常に変えられる情報収集と心構えが必要だと感じた。
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taki2
建設・土木 関連職
日本では,経営能力の低い経営者でも経営できる要素(最低賃金が低い,補助金の支給等)を見直していく必要があると思った。それをした上で,M&Aを進め,強い会社をつくることを目指していく。
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ikui0724
営業
欧米に比べ生産性が低く、且つ今後も生産年齢人口が減っていく中で、生産性を上げていかないとサステナブルにはならない。
ビジネスは勝負。強いところは勝ち、弱いところは吸収される。それがスムーズにいく社会であれば良い。
個々の会社だけ見ると、日本はまだぬるま湯で頑張った企業が頭一つ抜けることができるので良いが、国際的な視点で見ると、規制緩和や既得権排除をしながら競争環境を作っていくこと、世界的にも強い企業を存続させることに繋がる。
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hiroyuki1981
金融・不動産 関連職
たくさんの企業による過当競争が国単位での生産性を阻害している点に大きな問題があると思う。
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shi_ss
専門職
・企業の存続という概念について、1企業として永続するという目標ではなく、部分を売却・吸収しながらよりよいサービスに展開していくという流れが本流になるべきと感じた。
・競争力のないプレーヤーが生き残り、価格競争に持ち込んで生き続けることについて適切な評価がなされるような制度にしていく。
・結果、賃金が上がりサービスを享受でき生産性があがるサイクルを作る。
・経営者のマインドで生産性は向上する。
・生産性改革・DX推進と経営改革は両軸。
・特に管理会計を変えることは経営改革でもハードルが高い。
※経営を変えようとするなら社内の管理会計体系を変える必要がある。
・三悪=慮る、発言しない、抱え込む
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oliveoil_77
金融・不動産 関連職
規制緩和はガバメント、企業努力は民間だが、結果責任は民間にしわ寄せされるので、一概に規制緩和が良いわけではない業界があるとのコメントはハッとさせられるものであった。
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sou_202004
メーカー技術・研究・開発
時代の先に読って、新しいサービスを創造していく、皆様に提供します。
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heko-san
金融・不動産 関連職
常にマーケット動向に注意を払い、変革リスクを積極的に取る姿勢が重要と感じた。
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sphsph
メーカー技術・研究・開発
自然に淘汰される。それで良いんでしょうね。
ただ完全に無くなるのではなくそれを上手く次が生産性を上げつつ繋いでいく。
日本にできないわけがない。
荒療治も必要と感じました。あくまで前向きに!!
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vegitaberu
人事・労務・法務
日本は、まだまだ、生産性が低く、だからこそ、チャンスが大きいという点に気づきがありました。
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