<p>朝7時からG1ベンチャーのボードミーティングだ。いよいよ7月18日-19日とG1ベンチャーが開催される。これで、サミット、グローバル(100%英語)、経営者会議(主に大企業の執行役員以上)に続く、4つ目のイベントだ。<br />
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ボードメンバーには、GREEの田中良和さん、ライフネットの岩瀬大輔さん、YJキャピタルの小澤隆生さん、コラーキャピタルの水野弘道さん、A.T. カーニーの梅澤さん等、錚々たる人々が名を連ねる。<br />
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ボード会議の間に、茂木健一郎さん等を送りだし、「G1ユース」に参加された高校生や大学生10人強に挨拶をした。</p>
<p>そして朝8時半から第4部分科会が始まった。分科会4-A「世界に突き抜ける日本のネット企業」YJキャピタル小澤COO、NHN Japan森川社長、DeNAの守安社長、GCP高宮パートナーだ。</p>
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<p>LINEは、簡単、シンプル、より速く、というスマホにおけるコミュニケーションに求められるものを鑑みると必然のアプリ。日本初のグローバルアプリとして全世界で1億ユーザーを突破(NAVERまとめやLINEで有名なNHN Japanの森川社長)。<br />
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今、日本のネット業界においてはネットバブル以来の盛り上がり。日本のネット産業は海外からの輸入モデルで始まったが、モバイルインターネット、特にソーシャルゲームでは初めて欧米に日本が先行し、海外から注目を浴びている。(DeNA守安社長)<br />
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分科会4-B「国際金融市場から見たアベノミクス」、日本総研の翁百合さん、ピムコの高野真さん、コラーの水野弘道さん、そしてJPモルガンのJesper Kollさんだ。
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<p>分科会4-C 「企業が公共で果たす役割~武雄市の図書館の事例から~」、CCC増田さん、武雄市・樋渡市長、モデレータがBCGの秋池玲子さんだ。<br />
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CCC増田さんのプレゼン始まりましたが初っ端から刺激的です(樋渡氏筆)。</p>
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<img title="2_2" alt="2_2" src="http://blog.globis.co.jp/photos/uncategorized/2013/02/19/2_2.jpg?q=75&fm=webp" border="0" style="margin: auto; display: block;" /><br />
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増田CCC社長と僕のセッション終了。秋山咲恵社長、品川女子学院の漆紫穂子校長、リクルートの冨塚優さん、セブン&アイの伊藤順朗さん、河野太郎・衆議院議員、古川康・佐賀県知事をはじめ、沢山の皆さんにお越し頂いた。増田さんも僕もストレートな物言いでみんな仰け反ってました(笑)。(樋渡さん執筆)<br />
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分科会4-D「行動宣言2:日本の発信力」ジャーナリストの生駒氏、 カフェ・カンパニー楠本社長、フライシュマン・ヒラードの田中氏、A.T. カーニー梅澤さん、内閣参事官加治慶光さん。<br />
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そして第5部全体会ワークショップ「G1サミットから始まるイニシアティブ-3」だ。参加した各界リーダーが選んだ、今、最も緊急に解決すべき問題ランキングを、セッション最中に速報!<br />
<a href="http://t.co/jB3uDS0I">http://t.co/jB3uDS0I</a><br />
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ワークショップでは、全部で15 のテーブルに分かれて討議した。政治のテーブルで、鈴木英敬三重県知事、伊原木隆太岡山県知事と。(平将明さん)</p>
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<img title="3_3" alt="3_3" src="http://blog.globis.co.jp/photos/uncategorized/2013/02/19/3_3.png?q=75&fm=webp" border="0" style="margin: auto; display: block;" /><br />
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「G1から日本を変えます。様々な『行動(イニシアティブ)』を同時多発的に起こそうと考えています。新たなプロジェクト『無名政治家発掘プロジェクト』を立ち上げることを画策中。仲間とともに、日本を変えます。一緒に頑張りましょう」(堀のツイートより)。<br />
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具体的に出てきたアイディアをリストアップし、僕がG1としてやることを発表して、ワークショップを終了した。様々なアイディアが生まれてとても有意義だった。<br />
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昼食は、「KIBOWランチ」だ。KIBOWから生まれた、4名の志士たちが自ら震災後に始めたことを熱く語った。山元町のGRA岩佐大輝さん、いわき市の鈴木賢治さん、仙台MAKOTOの竹井智宏さん、そして、吉里吉里国の芳賀正彦さんだ。<br />
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「吉里吉里国」津波で仕事をなくした猟師さんがきこりになりNPOをつくられました。今、40年前に植えられた木を切っている、40年前の先人の人がしてくれた恩を受けるのが林業だそうです。吉里吉里国も今植樹をしています。40年先への「恩送り」だそうです。いい言葉ですね(石黒不二代さん筆)<br />
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そして昼食が終わり次第、第6部 分科会だ。<br />
分科会6-Aは、「日本の宇宙開発~見果てぬ夢を叶える戦略とは」。JAXA川口淳一郎シニアフェロー、JAXA立川敬二理事長、鈴木寛議員<br />
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ロケットと飛行機との境が無くなる。「ロケットを持って衛星を打ち上げる」という発想から脱却する必要がある。かつて世界で第3位を争う、からアジアで第3を争うになってはいけない。宇宙開発の方向性のオプションは、1)軌道間輸送機、2)有翼帰還機、3)貨物機へのエンジン供給。(はやぶさプロジェクトの川口淳一郎さん)。</p>
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宇宙開発には、30年間のスパンが必要だが、10年間のスパンで5年間で実行している。短いスパンだと長期展望が生まれない。日本は米国の10分の1の予算。これでは、なかなか根付かない。有人宇宙ステーションに到達させるのに、現状ではロシアに打ち上げを頼っている。それでいいのか。日本も相応の能力があってもいいのではないか。現状、有人打ち上げノウハウは、米ロ中にしかない。(立川JAXA理事長)</p>
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分科会6-B 「日本の美と心~世界へ」画家の千住博さんと山種美術館の館長の山崎妙子さんのセッションだ。</p>
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分科会6-C 「福島で考えるエネルギーの未来」 池田信夫氏、河野太郎議員、澤昭裕氏。モデレーターが、グロービス経営大学院研究科長の田久保善彦だ。</p>
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「G1では4つの分科会が同時並行的に進んでいます。各セッションを回りながら、VIPや初めて来られる方が来訪する度に、お迎えにロビーに走って行きます。その間に、こうやって呟いています。ダボス会議と比べて、僕の呟きが少なくて恐縮です。主催者ですので、ご理解を。その代わりどんどんRTします」(堀筆)。</p>
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分科会6-D「行動宣言III 地方自治 自治体経営の現場から」。伊原木岡山県知事、湯崎広島県知事、鈴木三重県知事、古川佐賀県知事と、熊谷千葉市長、吉田横須賀市長、越大津市長、高島福岡市長、樋渡市長、仲川奈良市長が、共に行動宣言を発表した。</p>
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都道府県と市町村の縦串に、会場の経済人との横串が加わり中身の濃い議論となりました。後は行動あるのみ!(仲川奈良市長のツイートから)</p>
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第7部全体会「福島・東北の復興と日本の再創造」が始まった。パネリストは浜田昌良 復興副大臣 細野豪志 衆議院議員、程近智 アクセンチュア株式会社代表取締役社長、モデレーターが石倉洋子 慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科教授だ。</p>
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ネット中継しているから、ネットの向こうからも感想が返ってくる。僕は、即座にリプライする。<br />
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「感謝です。僕らが、体を張って、日本を良くします。“@junichisaito:タイムラインがG1サミットの話題が多い。グロービスは学校の枠を超えて社会全体を良くしようとしている感じがする。日本が日本を見つめ元気になってきている。リスペクト」。<br />
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セッション途中のG1ユースの高校生のプレゼンの最中。提案は、「G1桃の木」を始めたい。「福島を放射能の県から、桃の県へと変えたい。一生懸命に育てます」。いかん涙が出てきてしまった。素晴らしい! G1ユースは、軽井沢インターナショナルスクールの小林りんさんが担当した。<br />
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「学校で教えられるのは原発反対派の意見ばかり。賛成派も反体派も両方参加するシンポジウムを高校生主体で開催し、自分達で議論して判断する材料を欲しい」といった組にもハッとさせられました。20年後、30年後もここに住むであろう彼等が言うからこそ説得力を持つんだなと(小林りんさんのツイートより)。<br />
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次は、KIBOWのプレゼンだ。前回のKIBOWで優勝したチームの発表だ。「ひまわりの種を福島へ」。雇用対策、観光対策、風評対策が目的だ。<br />
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第8部全体会「国をつくる礎とは何か」櫻井よしこ氏、セイノー社長・田口 義隆氏、DEFTA PARTNERS グループ会長・アライアンス・フォーラム代表理事の原 丈人氏。西村康稔 内閣府副大臣。</p></div>
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「摩擦を起こす人が真の改革を生み出す。日本に誇りをもつ人を育成する教育が必要だ」(櫻井よしこさん)。<br />
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中国は、1)中華思想、2)共産党至上主義、3)軍事優先主義の国。その中で、平時における軍事力の活用を打ち出した。中国に対抗するために、米国を含む諸外国は、1)軍事力を整備する、2)価値観の闘いをする、方向で対処している。(櫻井よしこさん)。<br />
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中国が、攻撃用レーダーによる照準を合わせた。軍事衝突があってもおかしくなかった。国家とは、家族のようなもの。妻や子どもが危険にあった場合には、守るのが父親の役割。しっかりとした自主独立した精神で、毅然とした立場で対処する必要がある。中国の対外情報発信予算は、1兆円だ。日本の予算は、130億円。なにゆえに日本は、TPPに反対するのか。国を開かないと成長があり得ない。(櫻井よしこさん)<br />
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G1サミットは社会変革が出来る幅広い分野のリーダーが集まり具体的な議論がありアクションに繋がっていてとても刺激になる。櫻井よし子さん日本の歴史に触れながら日本国のあり方について語る。説得力がある(NHN森川さん)。</p></div>
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櫻井よしこさんから、「五箇条の御誓文」の解説を頂いた。改めて読むと、今にも当てはまることがよく分かる。<br />
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それから西村康稔副大臣のモデレーターで、パネルディスカッションへ。<br />
「全体会合でモデレーターを務め、桜井よしこさん、西濃運輸の田口社長、アライアンスフォーラムの原丈人さんとともに、世界の中で日本が果たすべき役割、日本の持つ強み・価値、日本の進むべき道などについて議論」(西村康稔副大臣がツイート)。</p></div>
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<p>全体会終了後に、猫魔スキー場のレストハウスにバスで移動した。これから、「福島Night」が開催される。乾杯の挨拶は、福島県選出の森雅子大臣だ。<br />
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北島選手登場! G1サミットが、最高潮へ!大盛り上がり!</p>
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<img title="6_3" alt="6_3" src="http://blog.globis.co.jp/photos/uncategorized/2013/02/19/6_3.jpg?q=75&fm=webp" border="0" style="margin: auto; display: block;" /><br />
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その後前原誠司さん、福山哲郎さんが登場し、最後の来客として、長島昭久さんが来られた。これにて、G1への来場者を全て無事に受け入れることができた。この瞬間に第5回G1サミットの成功を確信した。この瞬間から、僕の本当の意味での、G1サミットの楽しみが始まった。<br />
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<p>2013年2月18日<br>
一番町の自宅にて執筆<br>
堀義人