スタートアップで働く方にオススメの書籍5選

グロービスのアクセラレーションプログラム「G-STARTUP」の運営を行うグロービスベンチャーサポートチームがスタートアップで働く方にオススメの書籍を紹介します。

 

ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

推薦者:高原康次

起業家として、先行きの見えない中で、どのような行動をしていくべきかの明確な指針を与えてくれる一冊。本書では、2万社超を分析し、継続してけた違いの業績を出してきた7社のリーダーを選びます。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツとアップルのCEOであったジョン・スカリーの対比で類似企業のリーダーと比較した際の特色を抽出しており参考になります。世の中で言われる、運の良しあしが成功を左右するのか?という問題についても、定量的に記述するなど興味深い点が多いです。

著者:ジム・コリンズ、モートン・ハンセン :牧野洋 発行日:2012/9/20 価格:2420円 発行元:日経BP

 

起業の科学 スタートアップサイエンス

推薦者:山中礼二

事業アイデアを生み出し、検証し、事業を立ち上げ、それを規模化するまでのプロセスを、体系化し、わかりやすく図示した本です。著者(田所氏)は数多くの事業をインキュベートしてきた方です。これから事業を創出する方、そして自分がスタートアップの成長プロセスの中で、どこに位置しているかを客観的に理解したい方にも、お勧めです。

著者:田所雅之 発行日:2017/11/2 価格:2530円 発行元:日経BP

 

何がベンチャーを急成長させるのか

推薦者:山中礼二

イー・アクセス(後のワイモバイル)の創業チームメンバーである筆者が、急成長させる組織内のダイナミズムを冷静かつ客観的な筆致で描いています。結論として、組織内で様々な役割を果たす「滑業家」とも言うべき存在が重要であると提唱しています。

カリスマ経営者であるイー・アクセス創業者千本倖生氏のマネジメントについても、ニュートラルに説明しており興味深いものがあります。

スタートアップの経営メンバーとして働く全ての人にお勧めしたい一冊です。

著者:小林英夫 発行日:2017/8/29 価格:3300円 発行元:中央経済社

 

POWERS OF TWO 二人で一人の天才

推薦者:田村奈津紀

「すべての創造的活動はたった2人から生まれる」という言葉がありますが、この本は、世界の偉人とそのパートナーに焦点を当てた本です。偉業を成し遂げた人には実はそれを支えるパートナーが必ずいる。親友だったりライバルだったり兄弟だったり恋人だったり

ありとあらゆる形がありうるけれど天才は1人では生まれない。

創造のシンプルな本質は、人と人との間の関係性から生み出されるエネルギーなのだということを語っています。チームアップに悩む起業家にはパートナーを見つけて大事にすることの重要性を理解してもらえると思います。

著者:ジョシュア・ウルフ・シェンク 訳:矢羽野薫 発行日:2017/4/15 価格:2530円 発行元:英治出版

 

希望の国のエクソダス

推薦者:増渕翔

起業家の心は野心的であり、情熱的であり、その強さが印象的です。しかし、その起業家も一人の人間であり、常に強くいられるわけではありません。むしろ日頃の強さの反動で、落ちるときにはとことん底まで落ちることも少なくないでしょう。そんな起業家・起業家を志す人にお勧めするのは、技術的な書籍ではなく、その強くもあり脆くもある彼らの心を支える本です。

「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない。」

本書は、日本に絶望した中学生が、大人の社会から脱出(エクソダス)する小説です。少年(未来に希望を求める者)が世の中に抗い、自分たちの理想を追い求めていく姿は起業家と重なる部分があります。少年も起業家も最初はとても不器用な存在です。自分の理想と社会の現実とのギャップに苦しみ、悲しみ、怒るその心を力に変えていこうと思える一冊です。

著者:村上龍 発行日:2002/5/10 価格:792円 発行元:文春文庫

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