まとまった時間がとれる冬休み。グロービス経営大学院の教員がおすすめする、この冬じっくり読んで欲しい本を5冊ご紹介します。 ※2016年版はこちら>>
テクノロジーの進化によって必要になる能力を考える
人工知能が変える仕事の未来
推薦: 荒木博行
今やビジネス界のバズワードになった「人工知能」という言葉。
数十年後の世界を具体的にイメージしてみる
CRISPR 究極の遺伝子編集技術の発見
推薦:嶋田毅
「テクノロジー」という言葉を聞くとITを連想されるビジネスパ
AIよりももっとスゴい脳を意識してみる
続 メカ屋のための脳科学入門-記憶・学習/意識 編
推薦:鈴木健一
私たちに自由意志はあるのか――AIを触れば触るほどAIの可能性と限界を意識すると同時に、実
コトラーが提唱する最新マーケティング論を知る
コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則
推薦:溜田信
2010年に『マーケティング3.0』で論じたソーシャル・メディア時代への対応に関して、具体的な方法論を論じているのが本書です。その『3.0』では、生産主導のマーケティング(1.0)、顧客中心のマーケティング(2.0)、人間中心のマーケティング(3.0)の変化が論じられていました。今回の『4.0』では、人間中心のマーケティング(3.0)を前提として、深い人間理解に基づいたマーケティングの重要性と、それに向けての新たなフレームワークまで提案しています。『3.0』を読んでいない方も、この際『4.0』を読むことをおすすめします。
コミュニケーションの根幹である「言葉」を大切にする
日本語練習帳
推薦:岡重文
「行くべきだと思う」と「行くべきだと考える」。「思う」と「考える」は、どちらも使えます。一方で「故郷」は「思う」ものであって、「考える」ものではない。「段取り」は「考える」ものであるが「思う」ものではない――多くの場合、「思う」と「考える」はどちらを使っても問題はないが、どちらかしか使えない状況で、正しく言語選択ができるかが重要と説く本書。単語に敏感で、適切な言語選択ができることがコミュニケーションの根幹にあることを改めて認識させてくれる本です。「は」と「が」は、どう違うか、に興味がある方、ぜひ手にとってみてください。