VUCAの時代、常に新しいビジネスワードがアップデートされています。GWで時間がある時だからこそ、知ったつもりになっているビジネストレンドワードについて、詳しく知る機会を作ってみるのはいかがでしょうか?ということで本日は、「ビジネストレンドワードを知る」ための、最新セッションをピックアップしました。是非ご覧ください!
・「カーボンニュートラル」「ESG」
G1経営者会議2021 第6部分科会G「カーボンニュートラルで加速するESG投資」 (2021年11月23日開催/グロービス経営大学院 東京校)
環境・社会・ガバナンスを重視した経営を行う企業へ投資する「ESG投資」は、世界で3,000兆円(世界持続可能投資連合「GSIA」調査)とされ、環境関連の投資は、グローバル市場において大きな存在となっている。地球規模で温暖化問題が深刻化し、私たちの生活や企業活動に大きな影響を及ぼす危機に晒されている現代において、ESGの観点を考慮しない企業経営は、もはや長期的に成り立たない。ESGをコアビジネスに組み込み、成長戦略へと結びつけるために、企業経営者が押さえるべきことは何か。金融のプロフェッショナルや投資家、金融機関の立場から、ESG投資の世界的潮流、日本企業における課題と展望を議論する。
・「ウェルビーイング(Well-being)」
G1ベンチャー2021 第3部分科会O「GAFAMらに打ち克つための組織のWell-being」 (2021年6月13日開催/グロービス経営大学院 東京校)
コロナ禍は人々にライフスタイルや価値観の変化を迫り、企業経営においても働く人々や組織のWell-beingが急激に注目を集めるようになっている。人々の幸せや精神的な豊かさ、経営にまつわるすべてのステークホルダーと調和しようというWell-beingの概念を経営戦略にどのように組み込めば、企業価値は向上するのか。その実態を明らかにする。
・「サプライチェーン改革」
G1経営者会議2021 第4部分科会D「デジタルが促すサプライチェーン改革」 (2021年11月23日開催/グロービス経営大学院 東京校)
デジタル化は顧客への価値提供のあり方を大きく変え、日本企業にとっては千載一遇の大逆転のチャンスとなる可能性を秘めている。そのためには価値創造に加えて、サプライチェーンの大改革が必須となる。一方、2020年12月発表の経済産業省レポートでは、全体の9割以上の企業でDXが散発的な取り組みに留まっているか、もしくは未着手であり、本質的なDXに取り組む企業はごく一握りという実態が明らかになった。デジタルによりサプライチェーンのあり方はどう変わっていくのか。そして変革を推し進めるための鍵は何か。国際競争の中で、どのくらいの時間的猶予が残されているのか。先行企業での取り組みを起点に、デジタルが促すサプライチェーン改革の本質は何かについて討議する。
・「量子コンピュータ」
グロービス経営大学院 開学15周年記念セミナー 「量子コンピュータの最前線~量子コンピュータはビジネスにどのようなインパクトをもたらすのか~」 (2021年9月9日開催/Zoomオンライン)
将来、特定の問題においてスパコンを超える計算速度を誇る次世代のコンピュータとして期待され、世界中で注目を集める量子コンピュータ。ビジネス活用に向けた実証事例が徐々に出始めており、本格的な活用が現実味を帯び始めている。そのような中総合商社の住友商事では、量子コンピュータによる社会変革を目指す、「QXプロジェクト」(Quantum Transformation Project:クオンタム・トランスフォーメーション・プロジェクト)が発足。総合商社として、グローバルに様々な事業を有する強みを武器に、広範な量子コンピュータの適用を試み、産業の未来を創ろうとしている。そのQXプロジェクトで代表を務める寺部雅能氏に最先端の量子コンピュータやその実証事例、ビジネスへの影響などを聞く。量子コンピュータはビジネスにどのようなインパクトをもたらすのか。またビジネスだけでなく、我々の生活にもどんな変化をもたらすのか。
・「サーキュラーエコノミー」
G1経営者会議2021 第5部分科会G「消費者と組んだグリーン成長戦略」 (2021年11月23日開催/グロービス経営大学院 東京校)
政府はグリーン成長戦略で「温暖化への対応を経済成長の制約やコストとする時代は終わり、国際的にも、成長の機会と捉える時代に突入した」と明言した。企業にとっては、新たな顧客体験を創出して消費サイクルを再構築し、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)を実現することが新たな事業機会ともなる。よりオープンで、より密な消費者との関係はどうすれば構築することができるのか。グリーンを実現するビジネスモデルとはどのようなものなのか。そして、消費者との関係を再構築するビジネスモデルを作るために、ガバナンス・社内の変革をどのように進めていくべきなのか。これから時代の成長戦略はどうあるべきかを議論を通じて明らかにしていく。