G1サミット2017
第6部分科会A「人工知能時代の新たな社会デザインとは」
(2017年3月19日開催/北海道ルスツリゾート)
18世紀の産業革命によって黎明を迎えた資本主義は、テクノロジーの指数関数的な進化によって変容しつつある。コミュニケーション・エネルギー・輸送の形態が進化し、所有や富の概念すら変わりつつある時代において、交通や雇用、都市といったインフラもまた変化に直面している。人工知能とロボットが発達する未来、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く新たな社会をどのようにデザインするべきか。デザイン・バイオテクノロジー・人工知能の第一人者たちが描く未来の共同体。(肩書きは2017年3月19日登壇当時のもの)
<動画冒頭をテキストでご紹介>
中島氏: 基本的に今回のキーワードは「デザイン」ということで、できれば社会のデザインについて話したい。奥山さんはご存じのようにデザイナーですし、藤井さんも価値創造デザインというのを最近始められていて、私自身もデザインというのを結構やってきたつもりです。形のデザインではなく、広い意味のデザイン、社会自身をどうデザインするかということで、この前から聞いていると、特に日本のメーカーの人達は、AIでどういう製品を作るかは一生懸命考えているのですが、AIで自分達をどう変えるかという話はあまりしない。そういうことを話せればと思っています。
(会場スライドに表示されている)AIの地図なんですが、昨日も松尾が言っていたと思いますが、言いたいことはITとAIというのはそんなに区別がなく連続的なものということと、右の方に「Deep Learning」とありますが、これがAIの眼・・・(この続きは動画でご覧ください)