G1経営者会議2016
第6部分科会B「『テクノベート』と『知命社中』 ~いま求められる新しいリーダー像とは~」
IoT、ビッグデータ、クラウド、AI など技術進化による「テクノベート」は、様々な業界のビジネス常識を根底から書き換えようとしている。揺るぎない使命感や信念というぶれない軸をリーダーに提供する「知命社中」。指数関数的な変化に対応するインテリジェンスの獲得、一方ではぶれない軸の確立。このセッションでは、こうした複雑・不透明・不確実性が高まる中で、新時代のリーダー像とリーダーシップ開発の在り方を考える。(肩書きは2016年11月日登壇当時のもの)
<動画冒頭をテキストでご紹介>
鎌田: タイトルが「『テクノベート』と『知命社中』」ということで、何が始まるんだと分かりにくいところがおありかもしれませんので、「知命社中」についてだけ簡単にお話したいと思います。「知命」はご存じの方が多いかと思いますが、孔子の言葉で「命を知る」と。「五十にして」と当時はおっしゃったそうですが、今は年齢に関わらないでしょうね。自分の使命は何か、それを「社中」、コミュニティで考えていこうという役員向けプログラムがこの11月から始まりまして、この中にも知命社中プログラムにご参加の方がたくさんいらっしゃいます。
テクノベートというイノベーションの時代、今日もピボットの中で「回転軸」というキーワードがずっと流れていたと思いますが、リーダーはいかに自分の軸を持つのだろうか、考え方やあり方はどう変わっていくべきか、何を変えないで、何を変えていくのか、このあたりの議論ができればと考えています。
議論はいつものように、45分間パネリストの方のお話を頂戴し、残りの15分間で皆さんと対談・質疑という形で進めたいと思います。
まずは、例によって現状認識ですよね。先ほどご紹介のあった通り、4人の方々は全部違う業種です。企業の生業やインダストリーも全部違います。オーナー系の企業さんもあれば外資系の企業さんもあり、その幅広さがこのセッションのユニークネスかなと思っています。(この続きは動画でご覧ください)