グロービスやG1サミットが主催し、各界のビジネスリーダーが登壇する講演やカンファレンスでは、毎回様々な名言が生まれています。その中から特に読者の反響が大きかったものをピックアップしました。
リーダーは夢を語るな
京都大学アメリカンフットボール部 OB会長水野彌一氏
リーダーの言葉には重みが必要です。「必ず実現する」という気迫、信念、コミットメントが伴わなければ、誰もついてきません。「アメフトで京都大学が関西学院大学を打倒する」という、夢ではなく本気の目標を掲げたからこそ、本気のフォロワーがついてきたのです。
引用元>>組織を強くするリーダーシップ
漁場から逃げたらダメなんです
DMG森精機株式会社取締役社長 森 雅彦氏
ビジネスは釣りみたいなもの。良くなったり、悪くなったりの繰り返し。悪い時に漁場から逃げていてはいつまで経っても釣れません。進出した市場から絶対に逃げずに踏ん張ることが大切。そうすれば、景気が戻ってきた時には入れ食いができるという教えです。
引用元>>関西発・世界に突き抜けるビジネスの方法論
迷ったらおもしろいほうを選ぶ
ヤフー株式会社執行役員 ショッピングカンパニー長 小澤隆生氏
面白いほうは、もしかしたらリスクが高いかもしれない。世間から反発を受けるかもしれない。でも、安全で、波風が立たないとしても、ぜんぜん面白くなかったら、生きているのが楽しくない。だから、迷わず楽しいほうを選びたいという、ある意味達観した言葉です。
ちゃんと失敗しているか?
日本GE株式会社 代表取締役 GEキャピタル社長兼CEO 安渕 聖司氏
「リーンスタートアップ」を強力に奨励しているGEでは、世界中のトップ人材を集めて徹底的に発想を変えさせています。その時に問われるのは、「大胆な仮説でトライしているか?」と「ちゃんと失敗しているか?」の2つ。大胆な仮説は失敗することが多いもの、だからこそ失敗をシステムに組み込むことが成功を導くのです。
引用元>>大企業とベンチャーのアライアンス戦略
「ありがとうございます」「すみません」「はい」
慈眼寺 住職 塩沼 亮潤氏
1300年で達成したのは2人――。険しい山中を1日48km、年間およそ120日、9年の歳月をかけて1000日間歩き続ける「千日回峰行」を成し遂げた塩沼亮潤僧侶。その先に見えてきたものは、日常にある当たり前の言葉、感謝と尊敬の気持ちだったそう。