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MBA経営辞書「帰納法」

投稿日:2010/11/15更新日:2019/04/09

帰納法(induction)

ルールと観察事項から結論を導き出すのではなく、観察されるいくつかの事象の共通点に着目し、ルールあるいは無理なく言えそうな結論を導き出す論理展開。

例えば、「東京都民の平均収入は高い」「神奈川県民の平均収入は高い」「大阪府民の平均収入は高い」という観察事項から、「大都市圏の住民の平均収入は高い」というルール(一般論)が導かれる。また、「C社の技術資産はすばらしい」「C社の株価は非常に割安だ」「C社の創業社長は跡継ぎもなく、引退したがっている」という観察事項からは、「C社は買収・合併のターゲットになるだろう」という結論が導かれる。

演繹法とは逆の流れの思考方法が、帰納法になる。

また、帰納法から導き出される結論は、1つとは限らない。三段論法で、必然的に結論が出る演繹法とは異なり、帰納法で有意な結論を出すにはある程度の知識や想像力が必要とされる。

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