3月17日(木)朝起きて、KIBOWのプレスリリースの文章を書き始める。強いメッセージが必要だと思い、以下の通りに。
「私たちは(大震災に)ひるむことなく、かならず町を、そして日本を復興する」
“We will never be defeated. We will rebuild the town, rebuild Japan”
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やることは、3つ。基本的には、情報のハブになり、インターネット上で「共感の場」をつくり、世界と日本の援助できる人と援助が必要な人の「希望の架け橋」になることだ。詳細は、以下に貼付するプレスリリースを参照して欲しい。賛同者が続々と集まっている。
大震災にひるむことなく、報道に心を奪われることなく。日本のために、やり抜きたい。日本の底力を世界に見せつけたい。皆さん>やりましょう。
堀義人
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Press Release
日本の起業家らが集結し、
救援・復興支援プロジェクト「Project KIBOW」を始動
東北地方太平洋沖地震に際し、世界の声・支援を被災地に
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この度、東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
この未曾有の震災に際し、被災地の一刻も早い救援・復興を支援するため、このたび、日本の若手・中堅起業家やリーダーらが集結し、「Project KIBOW」と呼ぶ活動母体を結成しました。「KIBOW」は、日本語の「希望」と「Rainbow(虹)」の造語で、活動が世界と日本の人々の架け橋になるように、との思いが込められています。
救援・復興において重要となるのが、「情報のハブ」です。KIBOWの目的の一つが、多くの人に希望を与えつつ、さまざまな組織が協働するために必要な「情報のハブ」を作ることです。今回件のような緊急事態においては、諸組織及び人々が迅速に集まり、異なるコミュニティを代表し、協同で計画、約束、実行をすることが重要です。そのためには、分散型意思決定を行う社会ネットワークのスキルに熟達した人々で構成された「情報のハブ」をつくる必要があります。そのために、KIBOWのリーダーは、社会ネットワークやSNSに習熟した人々が担っています。
一方、海外との架け橋という点では、まだまだ日本は、脆弱と言わざるを得ません。徹底的な世界との虹、希望の架け橋になるために、英語での対応を意識して参ります。更に援助したい人、援助が必要な人の、「義援金の架け橋」にもなるべく、努力して参ります。
この活動は、被害の状況に応じ、時々に必要な行動を長期にわたり遂行するものですが、まず当面は、以下、3点に焦点をあて、「情報のハブ」としての役割を構築していきます。緊急の状況に対応し、創ったプロジェクトですので、また、日英両国語対応とするため、いずれの施策についても、可能な限り既存のプラットフォームを活用しています。
(1)「希望」に向けた情報のハブ
被災地の皆様、亡くなられたご家族を持つ皆様、今復興に従事している皆様、現在原発関係で奉仕している関係者、国民のサービスに携わっている行政の皆様、計画停電に協力をしている関東の皆様、物流などがままならず生産やビジネスができない企業の皆様、そして、国民の全てに「希望」を届けるコミュニケーションをし続けるとともに、具体的に今現場で起こっている事などの情報を提供し、さまざまな組織が協働するために必要な「情報のハブ」を作ります。具体的には、ツイッター@YoshitoHori、ブログ、http://www.facebook.com/#!/kibow.jpフェイスブック<等を有機的に組み合わせて使っていきます。
(2)世界との情報のハブ
日本の状況を逐次、世界の皆さまに届けます。http://www.facebook.com/#!/kibow.jp フェイスブック、http://blog.globis.co.jp/hori_english/ ブログ、ツイッター@KIBOWJP等です。一方全世界からの具体的な活動支援に関しても、この情報ネットワークを使って提供します。
(3)義援金の情報のハブ
世界からも国内においても、「義援金を送りたいのだが、どこに送っていいかわからない」という声を聞きます。そこで、海外に向けて義援金の窓口としての「義援金の架け橋」を創ります。現在世界には、日本の放射線による被害に対する危惧が広がっています。しかし、人が日本に来られずとも、情報、更には資金は日本に呼び込むことができます。義援金の窓口は、海外からも安心して提供いただけるよう、学校法人グロービス経営大学院とコラボレーションをして実施します。こちらは、PayPalなどの仕組みも使い、外国通貨でも振り込みを可能としています。
http://mba.globis.ac.jp/topics/detail-3919.html(日本語)
http://imba.globis.ac.jp/topics/detail-3927.html (英語)
「私たちは(大震災に)ひるむことなく、かならず町を、そして日本を復興する」
“We will never be defeated. We will rebuild the town, rebuild Japan”
の精神で参ります。
メディアの皆様におかれましては、このプロジェクトの始動、ならびに呼びかけにつき、是非、広く周知いただければ幸いです。
■Project KIBOW発起人(順不同)
堀 義人 グロービス経営大学院 学長/グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー
西川 潔 株式会社ネットエイジ 代表取締役 (ngi group 取締役ファウンダー)
小澤 隆生 公益社団法人 Civic Force 理事
三木谷 浩史 楽天株式会社 代表取締役会長兼社長
井上 英明 株式会社パーク・コーポレーション 代表取締役
梅澤 高明 A.T.カーニー株式会社 日本代表
佐藤 大吾 NPO法人チャリティ・プラットフォーム 代表理事/NPO法人ドットジェイピー 理事長
一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパン業務執行理事
湯本 優 一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパン代表理事
田島 麻衣子 国際連合世界食糧計画
■ご賛同者(2011年3月17日現在、敬称略、五十音順)
青井 浩 株式会社丸井グループ 代表取締役社長
浅尾 慶一郎 衆議院議員
荒川 正明 学習院大学 教授
伊井 哲朗 コモンズ投信株式会社 代表取締役 社長
井田 純一郎 サンヨー食品株式会社 代表取締役社長
一色 真司 株式会社代々木学園 代表取締役
岩倉 正和 西村あさひ法律事務所/一橋大学大学院国際企業戦略研究科 パートナー 弁護士/教授
岩瀬 大輔 ライフネット生命保険株式会社 代表取締役副社長
岡島 悦子 株式会社プロノバ 代表取締役社長
岡部 泉 株式会社太極舎 代表取締役社長
笠原 健治 株式会社ミクシィ 代表取締役社長
加治 慶光 内閣官房内閣広報室 国際広報戦略推進官
神野 吾郎 株式会社サーラコーポレーション 代表取締役社長
木内 博一 農事組合法人和郷園 代表理事
楠本 修二郎 カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長
久保利 英明 日比谷パーク法律事務所 代表弁護士/大宮法科大学院大学 教授
小嶋 隆 株式会社日能研関東 代表取締役
佐藤 裕久 株式会社バルニバービ 代表取締役
柴山 昌彦 衆議院議員
平 将明 衆議院議員
辰巳 琢郎 俳優
谷家 衛 あすかアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
為末 大 400m HURDLER /一般社団法人アスリートソサエティ 代表理事
冨高 辰一郎 パナソニック健康保険組合東京健康管理センター 精神科医
内藤 裕紀 株式会社ドリコム 代表取締役社長
丹羽多聞アンドリウ 株式会社 BS-TBS 編成部本部 事業部長兼統括プロデューサー
浜田 吉司 株式会社マスヤグループ本社 代表取締役社長
藤代 裕之 ジャーナリスト Japan Center of Education for Journalist (日本ジャーナリスト教育センター)
代表運営委員・プログラムディレクター
藤原 和博 東京学芸大学 客員教授、大阪府知事特別顧問、杉並区立和田中学校・前校長、元リクルート社フェロー
本庄 大介 株式会社伊藤園 代表取締役社長
程 近智 アクセンチュア株式会社 代表取締役社長
松本 泰幸 株式会社日本アグリマネジメント 代表取締役社長
宮城 治男 NPO法人 ETIC. 代表理事
三宅 伸吾 日本経済新聞社 編集委員 (証券部兼政治部 )
都 賢治 株式会社アルタス 代表取締役
森 俊子 ハーバード大学 教授 建築家 FAIA
森 浩生 森ビル株式会社 専務取締役
柳川 範之 東京大学 大学院経済学研究科・経済学部准教授
山田 長光 侘び数寄道家元
吉川 稔 株式会社リステアホールディングス 取締役副社長
渡辺 章博 GCAサヴィアングループ株式会社 代表取締役CEO
渡部 秀敏 ワタベウェディング株式会社 代表取締役社長
■Project KIBOW発起人からのメッセージ:
日本の東北地方で起こった悲惨な地震を受けて、私たち日本における起業家は、この危機への救援活動と復興を支援するために、「Project KIBOW」を立ち上げました。
私たちが伝えたいのは、「日本は諦めない、この危機に必ずや打ち勝つ」というメッセージです。日本は現在、復興への長い道のりだけでなく、恐怖と途方もなく不安定な状態に直面しています。しかしながら同時に、私たちは今、最も、「どのような状況におかれてもこの国は諦めることはない」と確信しています。そして、今ほど日本が世界中から注目されることはなく、また日本の努力が世界から支持されることもないということを、人々に知らせたいと思っています。だからこそ、フェイスブックのような世界的ネットワークを通じ、その利用者から日本にいる多くの人達に、日本に「希望」があるということを知らせてもらいたいのです。
「KIBOW」は日本語の「希望」と「Rainbow」の造語です。このプロジェクトが、世界と日本の人々の架け橋になるように、という思いを込め、綴りは「Rainbow」という単語の一部含むように変えています。
「私たちは(大震災に)ひるむことなく、かならず町を、そして日本を復興する」
“We will never be defeated. We will rebuild the town, rebuild Japan”
長い道のりとなりますが、ぜひ、私たちを見守っていていただければと思います。この惨事を日本の改革、改善につなげてみせます。そのために、ぜひ皆様のご支援を賜れれば幸いです。皆様の貢献が、悲しみに暮れる人々に安らぎを与えるのに大きな役割を果たすことを、私たちは信じています。
■ご参考(Project KIBOW組成の経緯):
Project KIBOWスタート(堀義人ブログ 起業家の風景/冒言)
■このリリースに関するお問い合わせ先:
一般の方 : http://www.facebook.com/#!/kibow.jp Facebook ページ
プレスの方 :
Project KIBOW事務局(グロービス内
E-mail: pr@globis.co.jp
(お願い:記事掲載の際は pr@globis.co.jp までご連絡ください)