菅義偉首相をお迎えして~第9回G1経営者会議まとめ

2020年11月23日(月)、グロービス経営大学院東京校にて「第9回G1経営者会議」を開催しました。「日本経済の中枢を担う経営者が集い、議論し、学び、行動するためのプラットフォームを作りたい」という思いから始まったG1経営者会議。9回目となる今年の統一テーマは「コロナを機に実現するDXとAIによる新次元経営」です。

リアル・オンライン合計約300名の参加者と共に、テクノベートから企業戦略、組織マネジメント、社会・文化まで多様なテーマで議論を交わした1日を写真で振り返ります。

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冒頭、僕が開会宣言をしました。今年のG1経営者会議は、G1史上初めて、光栄にも現職の総理大臣をお迎えすることとなりました。またコロナ禍の中、リアルでは検温や室内人数制限等の対策を万全にしたうえ、オンラインとのハイブリッド開催を実現し、セッション中の質問にLINEチャットを導入する等、ピンチをチャンスに変えるべく新たな試みにも挑んでいます。

第1部全体会「菅政権が作り出す力強い日本~政府が行うこと、民間に期待すること~」
菅義偉内閣総理大臣に基調講演をいただきました。新型コロナ対策、来年の東京オリ・パラ、米大統領選の結果を受けた外交、デジタル庁、環境問題など、政府の抱える直近の政治課題について幅広く語られました。

菅内閣総理大臣のご講演に続いて、慶應義塾大学名誉教授/東洋大学教授 竹中平蔵氏との対談です。
コロナ禍における経済政策等に関する議論を経て、「暮らしを守ることが責務、国民の不安をできるだけ解消する」と力強く締めくくられました。

第2部全体会は「コロナを機に実現するDXとAIによる新次元経営」
パネリストは、丸井グループの青井浩氏、Zホールディングス/ヤフーの川邊健太郎氏、富士通の時田隆仁氏。モデレーターは、サキコーポレーションの秋山咲恵氏です。川邊氏はZoomを通じてオンラインで参加、会場のスクリーンにも投影しています。

第3部分科会は「コロナを機に実現するDX~加速する働き方改革~」
パネリストは銚子丸の石田満氏、大和証券グループ本社の中田誠司氏、ディー・エヌ・エーの守安功氏、日本アイ・ビー・エムの山口明夫氏。モデレーターはワーク・ライフバランスの小室淑恵氏です。

第3部分科会「企業・メディア・行政が担う防災活動とは」
パネリストは茨城放送の阿部重典氏、セブン&アイ・ホールディングスの伊藤順朗氏、静岡銀行の柴田久氏、三重県知事の鈴木英敬氏。モデレーターはシンクタンク・ソフィアバンクの藤沢久美氏です。

ランチ特別セッションは「規制改革の現状と今後の展望」
冒頭20分は河野太郎規制改革担当大臣によるスピーチ。

その後15分で僕との対談&質疑応答を行いました。
「14000超あるハンコが必要な行政プロセスのうち83以外は撤廃することが決まった!ワンストップも法律改正します」
歯切れよく語る河野大臣に会場からも活発に質問が寄せられました。規制改革、期待しています!

第4部分科会Aは「アフターデジタル時代における経営イシューとしての“体験”」
パネリストは、ビービットの藤井保文氏、LINEの舛田淳氏、サントリーコミュニケーションズの室元隆志氏、モデレーターは丸井グループの青井浩氏です。

第4部分科会B「DXとAI時代のM&A戦略」
パネリストは第一生命ホールディングスの稲垣精二氏、Zホールディングス/ヤフーの小澤隆生氏、永沢総合法律事務所の永沢徹氏、モデレーターは、オイシックス・ラ・大地の髙島宏平氏です。

第4部分科会C「DXとAIによる新時代経営を牽引するリーダー育成」
パネリストは、丸紅の鹿島浩二氏、ジャパネットホールディングスの髙田旭人氏、オムロンの冨田雅彦氏、モデレーターはグロービスの西恵一郎です。

第4部分科会D「U40世代/Z世代が考える2050年までの人生観・職業観・ライフスタイルの変化」
パネリストはミラティブの赤川隼一氏、メルカリの小泉文明氏、READYFORの米良はるか氏。モデレーターは、A.T.カーニーの関灘茂氏です。U40世代/Z世代も着実にG1経営者会議に参加してきています。

第5部分科会A「DXとAI時代の5G戦略~技術の進化がコンテンツ、エンタメにもたらす価値」
パネリストはセガサミーホールディングスの里見治紀氏、ソニーの土川元氏、NTTドコモの森健一氏、日本電気の山田昭雄氏。モデレーターはNTTコミュニケーションズの栗山浩樹氏です。冒頭、5Gのもたらす未来についての動画紹介がありました。

第5部分科会B「DXとAIによるビジネスモデルの変化~新たな勝者の姿とは~」
パネリストは、日本電気の石井力氏、パナソニックの馬場渉氏、東京大学大学院教授の松尾豊氏。モデレーターは経営共創基盤の木村尚敬氏です。

分科会会場ではオンラインのパネリストはこのような形で参加です。

第5部分科会C「グローバル化×DX時代の組織・人事マネジメントのあり方」
パネリストは電通グループの石田茂氏、コーン・フェリー・ジャパンの滝波純一氏、グーグル・クラウド・ジャパンの平手智行氏。モデレーターはグロービスの林恭子です。

第5部分科会D「コロナ・DX/AIを超越する経営の持続性と普遍性を考える」
パネリストはユーグレナの出雲充氏、スリーエムジャパンの昆政彦氏、SDGパートナーズの田瀬和夫氏、臨済宗大本山妙心寺退蔵院の松山大耕氏。モデレーターはグロービス/知命社中の鎌田英治です。

第6部分科会Aは「DXとAI時代の製造業のデジタル戦略」
パネリストは、パナソニック/パナソニック スマートファクトリーソリューションズの青田広幸氏、MUJINの滝野一征氏、マツダの人見光夫氏、ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会の水上潔氏。モデレーターは東芝の島田太郎氏です。

第6部分科会Bは「DXとAI時代のサイバーセキュリティ~サイバー攻撃による信用失墜リスク~」
パネリストは日立物流の佐野直人氏、NTTコミュニケーションズの竹内文孝氏、Zホールディングスの中谷昇氏。モデレーターはデジタルハーツホールディングスの玉塚元一氏です。

第6部分科会Cは「コロナを機に実現するDistance Leadership ~ステークホルダーエンゲージメント」
パネリストは、マネーフォワードの辻庸介氏、富士通の福田譲氏、ラクスルの松本恭攝氏、パナソニックの山口有希子氏。モデレーターはフライシュマン・ヒラード・ジャパンの田中愼一氏です。

第6部分科会Dは「DX時代のデザイン×コミュニケーション」
パネリストは、ギークピクチュアズの小佐野保氏、博報堂/博報堂ケトルの嶋浩一郎氏、Takramの田川欣哉氏、newnの田中絢子氏。モデレーターはA.T.カーニー/CIC Japanの梅澤高明氏です。

第7部は、第7回G1・KIBOWソーシャルアワードの授賞式です。
今年度の受賞者は、社会事業家部門がユニ・チャームの高原豪久社長、社会起業家部門が東京レインボープライド共同代表理事の杉山文野氏、特別賞が元女子マラソン選手の有森裕子氏です。

今回のテーマは、ソーシャルインクルージョン。それぞれ中東の女性社会進出、LGBTQ、スペシャルオリンピックが受賞理由です。

第8部全体会は「ソーシャルインクルージョン:社会的断絶を阻止し社会的調和を生み出すために民間ができること」
パネリストは、G1・KIBOWソーシャルアワードの受賞者3名。モデレーターは、シンクタンク・ソフィアバンクの藤沢久美氏です。ソーシャルインクルージョンは、これからの日本に本当に重要だと改めて痛感しました。G1でも引き続き積極的に取り組んでいきます。

最後のクロージング・セッションです。ボードメンバーの皆さんからそれぞれコメントをいただきました。

通常年はこの後懇親会となりますが、今年はコロナ対策としてオンライン懇親会を、皆さんの帰宅後の夜9時から開始しました。ライゾマの斉藤さんとミラティブ赤川さんによる「DXとAIによる新時代エンタメ」のセッションを30分実施してから、ブレークアウトセッションへ突入し、10時まで。楽しかった!

今回のG1経営者会議は、コロナ対応を万全にして、菅総理をお迎えして、ハイブリッドでの開催となり、とても緊張感が高く且つ難易度が高いコンファレンスでした。

しっかりとやり切ったスタッフに感謝しています。またご協力頂いたボード、パネリスト、スポンサー、参加者の皆さんに感謝です!こちらは当日朝に会場準備をしたときのスタッフとの記念写真。

ちなみに、セッションの様子は一部を除き後日GLOBIS知見録で動画配信する予定です。ぜひご期待ください!

2020年11月26日
堀義人

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